前回のブログでは、

ジストニア・アドバイザーとして

これからは活動していきたいと書きました。

 

病院を探すコツ。

生活習慣を見直すコツ。

症状を客観視するコツ。

 

そういうことを伝えていけたらいいな、と。

 

でも、

それは目に見える部分のアドバイス。

一方、心は目に見えない。

 

見える問題と見えない問題の繋がりが

自分にとっては

とても大事なテーマなのではないか?

 

前回のブログを書き終えて、

そう思いました。


 

 

 

過去を振り返ってみると、

運動機能の面で自分を責めることは

一度もなかったような。

 

歩くこと、

喋ること、

食べることなどが難しくても、

仕方がない。


ジストニアだから。


そう割り切ることができていたのかも。


でも、そのほかの面では

自分を責めて、責めて、責めまくりました。

 

精神面や認知面には、

異常はないと思っていたので。

 

だから自分に厳しくしてしまった。

 

いちいち悩むなんて弱い人間だ。


こんなことも考えられないなんて

ダメな人間だ、と。

 

 

 

今の治療院には、

2014年から通い始めました。

 

するとすぐに、

ジストニアだけでなく

心までもが解放されていくのを実感。

 

小学校時代からの友人にも

「心の面ですごく変化を感じる」

と言ってもらえたのを覚えています。

 

それでも、

脳がまだまだ働いていなかったからか、

先生の言葉を理解できていなかったみたい。

 

「全身は繋がっているんだから、

一箇所に問題があれば

全身にも問題が出るんだよ」

 

先生は、ことあるごとに

伝えてくれていたのですけどね。

とほほ。

 

 

なので、

以前よりは性格は明るくなったけれど

自分を責めることは

相変わらず多かったです。

 

 

 

 

昨年の2023年は、治療院に通い始めて

9年目に突入した年。

 

そして、これからの人生を

どう生きていこうか。


そんなことを考えるために、

過去の日記を振り返ることができた

貴重な1年間でした。

 

 

読み返してみると、

これまで先生が伝えてくれた言葉も

しっかり書き留めてありました。

 

 

「ストレスに弱いのも

考えることが苦手なのも

全て脳の問題だよ」

 

「ながまつさんの脳は、

一箇所に問題があるのではなく

脳全体が血行不良に陥っている」

 

 

そこでようやく気づきました。

 

 

運動機能に問題があれば

精神面にも

認知面にも

問題が出て当然なんだ!

 

 

とても時間がかかりました。

 

でも、今の脳になったからこそ

過去の自分と比較して

気づけたのかもしれませんね。


 

 

 

運動機能に問題があれば、心の機能にも問題がある。

体が過敏ならば、心まで過敏になる。

体が不安定ならば、心まで不安定になる。

 

 

両者は表裏一体。

 

切っても切り離せない関係であることを

ジストニアという病気を通して

伝えていきたい。

 

アドバイザーというよりも

ジストニア・ライターやエッセイスト的な

立ち位置の方が

近いのだろうか。

 

 

伝わることの難しさを身をもって感じています。

 

だからブログで何度も何度も、

あらゆる角度から

心と体の関係を伝えていくようにしたいです。

 

それによって

自分を責める人が少なくなってくれたら、

この上なく嬉しい。

 

もちろん、

生活習慣を見直したら

症状が安定したと言ってもらえることも、

やっぱり嬉しい。

 

 

肩書きは定まらないけれど、

今後の活動の方向性としては

そういう感じかなと、今のところ思っています。

 

 

それではこの辺で☺︎

今日もありがとうございました!

 

 

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