アドベンチャー・ヘブン | 無気力20代の平凡な日常

無気力20代の平凡な日常

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前:VSダイゴーグ

後:VSデズナラク

 

 

・シュゴッダムのコーカサスカブト城。


「晴れの戴冠式だってのに、浮かない顔だなあ?」

「僕が、王様なんだなって......」


白い語り手:ジェラミーは新国王ギラに尋ねる。


「お前さん、王様になって何がしたいんだい?」

「え?」


そうしている内に、リタ裁判官とドゥーガ隊長が呼びに来る。

「いつまでぼーっとしている?始まるぞ。」

「参りましょう、ギラ様......」





シュゴッダム新国王:ギラの戴冠式。
ヒメノら他国の王も駆けつける。


「まさか、この私を外で待たせようなんてね?」

「ギラ殿のご希望です。民の前で王と認められなければ、意味がないと......」


「嫌なら帰りゃいい。てめえらそんなにギラが好きか?やっぱアレが目当てか?」
(総長が黒髪!?)


一度は取り合いになったゴッドクワガタ......



神官らの先導でギラが入場。


その時、どこからか鈴の音が!?


ーーーおいでおいでと声がする。

ーーーハーカバーカへ、いらっしゃい......


ーーー死人になれば、皆が友

ーーー寂しい楽しい、死の国へ......


巫女服の女性......


「私は、死の国ハーカバーカへの案内人......名を『デボニカ』......」


「デボニカ!本物だ!久しぶり!」


ギラやコガネたちはデボニカを知っている......?


「顔見知りか?」

「昔、養護園で一緒だった!僕より年上なのに、いっつもグータラしてて......うわー、懐かしい......」


「(余計なことを......) ......ギラ様には、ご先祖へのあいさつの為、5王国の王と共に......

死の国へとお越しいただきます。」
(ジェラミー即位前だから他には4国。。w)


「んなもんがホントにあんならなあ?」

半信半疑のヤンマたちの前でデボニカがランプを掲げると、魂のクジラが出現!?




デボニカの歌と共にハーカバーカへ。

ギラに探りを入れるヒメノ。

「ねえ、ホントにただの幼馴染?」

「うん。でも、何年か前に急にいなくなっちゃって......あれ、なんでだよ?誕生日のケーキも用意してたのに。ずっと心配してたんだよ?」



デボニカは誕生日パーティーには現れず、ケーキもネズミのエサになってしまったが......



「(うるさい......) 宵の太陽、暁の月、生はなく、死が息づく......」


シュゴッダム国王が即位の時に開く、死の国の扉......


ーーーハーカバーカへ、いらっしゃい

ーーー片道切符を、持たせましょう......



死者の世界。

「ようこそ、死の国ハーカバーカへ!」



「データの作りもんにしちゃ、よくできてんなあ?」


いつの間にか、ヒメノとカグラギがいなくなっているが......


更にデボニカがどこかへ走り去るのと入れ替わりに、今まで倒して来た怪ジームの影が出現!?


オージャカリバーでどうにか倒していく。


ーーー聳える壁は打ち砕き、敗れを知らず敵は無し。

「創世の剣にして、救世の英傑......我が名は......」

「!伏せろ!」



巨大な衝撃波が影たちを一掃!?

「シュゴッダム国王:ライニオール・ハスティー......」


豪華な衣装の男......


彼がギラ、ラクレス兄弟の先祖......?



「2000年前にチキューを救った、初代国王様......生きてたんですか!?」

「ここは死の国だよ?ギラ・ハスティー......」


ライニオールに跪くデボニカ。

「我が王......」


「ついて来なさい。歴代のシュゴッダム王には、チキューの真実の歴史を伝えることになっている......」


ライニオールにギラ、デボニカが従う。


「おもしれえ。」

ヤンマたちも後を追おうとするが、直前で扉が消えてしまった?


「......帰るか?」


「早えよ!帰るったって......どっからだよ?」





ライニオールの玉座の間?

「ギラ......君がシュゴッダムの国王に相応しいか、彼女に見定めてもらっていた。彼女の家は、代々私に仕えてきたんだよ?」


「?養護園のグータラねーちゃんですよ?」


「止めろ!私は、使命としてアンタの側にいただけ!ねえちゃんでも友達でも何でもない!」

デボニカは「ギラには王様を辞めてもらう」と宣言!?


「え!?何で!?」


いつの間にか、側にはオージャクラウンが......





一人でハーカバーカを彷徨うカグラギ。


「ラクレス殿!いたらお返事を!ラクレス殿!?」
(この人この時点で全部知ってたわけだよな。。w)



そのうち、カグラギの目の前の景色は燃え盛るタキタテ城に!?


ーーー久しぶりじゃのお。カグラギ?


「嫌なものを......」





過去のンコソパのペタ城?らしき光景。

「帰りたいのに出口がない!嵌められた気がする!」

「だろうな。閉じ込められたんだよ。ぜってえ仕組み暴いて、出口こじ開けてやる。」




ヤンマを手伝おうとするリタだが、こちらも情景が過去のゴッカンに!?




「ねえギラ。あんた自分が王様できるなんで思ってないでしょ?」


「でも、僕がやるしか......」


「やらなくていいの!ライニオール様が生き返って、シュゴッダムの王様になる!」


「でも......」

「でもじゃない!言うこと聞け!」



「......ギラ。」

ライニオールは人類が破滅していく光景を見せる......


「チキューはこれまで、人類が滅亡してもおかしくない、大災厄に何度も襲われてきた......そして、君が王になった今年......人類が滅亡する、大災厄が訪れる......君は優しい......しかし、戦乱の世において、優しさは......人を救えない。だが、私なら救える。私は一度、世界を救っている。」
(正確には2年後?)



ギラは思わず目を伏せてしまうが......

「そうやって目を逸らしてる間に、皆死ぬんだよ......? 迷っている時点で、あなたに王の資格はない......覚悟を決めなさい!もういい......」


ーーーおいでおいでと声がする

ーーーハーカバーカへいらっしゃい

ーーー死人が踊り闇光る

ーーー地から天へと砂時計


ーーー辛いは幸い いたくてたのし

ーーー表は裏で あべこべ


ーーーおいでおいでと声がする

ーーーハーカバーカへ いらっしゃい


「我が介錯に身を委ねよ!」


歌の途中で、ライニオールはデボニカの体を操ろうとする!?


ギラが寸でのところで止めに入る。

「何してるの!?」


「......私は魂だけの存在だ。現世と死の国を結ぶデボニカの存在がなければ、蘇ることはできない......」


「だって......それって!デボニカが死ぬ、ってことじゃないんですか!?」

「それが私の使命なんだから、別にいいでしょ!?」


「......それでいいわけ、ないだろ!?」


ギラはデボニカの手を取って逃げ出す!


「どこへ行こうが......死の国は行き止まりだ。」




ヒメノの前に二人の男女が。

「パパ......ママ......会いたかったよ......」


「ああ......ごめんな......もう帰さない......」


ヒメノは父の言葉に感じ取ったものが......




火に包まれたタキタテ城。

「裏切り者......よくも私の首を奪ってくれた......」

玉座に座るは先代王イロキ......


「王殿......あなたが国中の食料を、トウフの命を独占した!
あなたが、民を裏切ったのです!」


「手を汚してまで玉座を手にし、何が言いたい?」

「民と国!そして平和!」


カグラギの言葉に高笑いするイロキ。


「はっはっはっは!裏切り者は誰からの裏切りにも怯える定め!
いずれお前は......自ら民を、裏切る......」





悪夢に苛まれるリタに、気合を入れて戻すヤンマ。

「何か見たのか?」

「......私は数多を裁いてきた......ゴッカンで死んだ者は、きっと私を呪う......」


「へえ。冷酷な裁判長殿は、お化けが怖えのか?見えねえもん気にしてねえで、見えてるもんと向き合ったらどうだ?」



「......私には、義務がある......」

「そうか......」


覚悟を決めたリタに再び闇たちが集まる!?


更にヤンマの腰には白い糸が......





デボニカの秘密。

「私が20歳になったら、ライニオール様の、魂の器になる準備をする......そういう決まりだった......」

「だから誕生日に......そんな決まりナシ!帰ろう!」


「皆の幸せの為なんだよ!お願いだから、邪魔しないでよ!私はこれでいい......これが、私の望み......」


ギラはデボニカをからかって昔のように話そうとする。

「ウソだー!前より弱くなってるな!だってあの日、ケーキ楽しみにしてたろ!」

「そんなことない!あんな、『甘ったるい』ケーキ......」


なぜ彼女が味を知っているのか......



「......ありがとう、デボニカ......」




再びライニオールの元へ呼ばれる2人。

「デボニカ、覚悟は?」

「我が王......とうにできております。」



そんな状況でも、ギラはライニオールの儀式を行わせまいとする......


「い、いい加減にしろ!?」




糸を手繰り寄せ、パソコンに繋ぐヤンマ。

「ここだ!よっしゃキタコラアアアア!」

画面にはシオカラが!


「ヤンマ君!どこっすかそこ!」

「シオカラ!ウソ発見器使え!いいからやれ!」

シオカラはウソ発見器を装着し


「ケンカ最強、ヤンマくーん!」


倒れたシオカラがハーカバーカへ!?


「開いたー!」

「あ!し、閉めんな!!そっから帰るために呼んだんだこのスカポンタヌキ!!!」


「!ご、ごめ~~~~ん!?」




カグラギの背後を取ったイロキ。

「......どなたかに頼まれましたかな?」


「いかにも......」


「昔からあなたは、人に取り入るのが上手かったしかし!
所詮それまで!私は、懐に入り、仕留める男!!ゆえに、トウフの王殿なのです!」

「......真っ黒に染まったのお......」

黒い塊になって消えていくイロキ......





両親を抱きしめるヒメノ。

「パパ、ママ......私は、お別れが言いたくて来たの......
さよならのない別れは、美しくないから......」


「ずっと一緒にここにいよう、ヒメノ......」


「私のお気に入りは、イシャバーナにあるの。私の欲しいものは
まだまだたくさんチキューにある......またね、バイバイ。」


そしてそれを見ていたセバス。

「お迎えに上がりました、ヒメノ様......」

「遅い......」





悪夢にうなされるリタ。


ーーーリタ。

「ちゃんと、聞いて?」


周りを飛ぶ魂の声......


ーーーありがとう、裁判長......


モルフォーニャがリタを立ち上がらせる。


「死んだ人には、そこそこ人気みたいですねー?」




現世ではイシャバーナとンコソパのチームが、シオカラたちの蘇生準備。


「行くぜー!せーの!」


電撃で起き上がるセバスら4人。






ライニオールがギラに説く。


「ギラ......たった一人の犠牲で、人類が救われるのだ。生きている限り、人には明るい未来がある。愛する者を得て、家族を持つ幸せがある......それを君が奪おうとしているんだよ?」


「......めでたいな。あなたの生きた時代は、そうだったのか......
生きることは、地獄だ。未来、幸せ、それを当たり前に手にできるのは、あなたのように強い人だけだ......理不尽は、容赦なく襲い掛かってくる......痛みと悲しみを背負わされる......その地獄を作ったのは始まりの王、他でもないあなただ!生かすために犠牲を強いる......あなたがそれを繰り返すなら、僕が2000年の歴史ごとぶっ壊してやる!」



「......力なく、思慮もなく、ただ哀れ......やはりチキューを救う王は、私だけだ!」


ギラを吹っ飛ばすライニオール!

「止めてよギラ!私はみんなのために生きてきたんだよ!?」

「デボニカ......またケーキ、作るから......誕生日、やり直そう?」



「ケーキ!?そんなくだらないこと、どうでもいいよ!」

「くだらなくなんかない!地獄みたいな世界で、小さくても幸せを見出す......だから僕たちは、生きていけるんだ!小さな幸せこそ守る、そんな王様に、俺様はなる!!」


ギラVSライニオール。


「民あっての王!誰が王かは、民が決める!選べデボニカ!
始祖の王か、邪悪の王と共に地獄を生きるか!」


ギラはクワガタオージャーに王鎧武装!


「英雄の戦を......知るが良い。」


殺し殺され幾星霜
那由多の屍を積上げて
骸に出しても我が魂......

「始祖の王ライニオール、ここにあり......」

ライニオールは亡者たちの力で王骸武装!


クワガタオージャーVS邪悪クワガタオージャー。


初代王の剣に圧されそうになるも、どうにか食らいつくギラ。

デボニカはオージャクラウンを投げ渡す!

「我が王!」

王冠が渡った先は......


「......王を裏切るのか?」

「私は生きたい!ケーキ食べたい!私の王は、ギラだ!」


デボニカは誕生日の日、一度だけ戻って来てケーキを一口食べていた......



「ただ生きたいか。力なき反逆に、何の意味がある?」


「それは貴様のことよ!孤独の王は王にあらず!思い知れ!
王でありながら、王たるを捨て結束する!」


ーーー我ら、王様戦隊!

「今より貴様を、捻り潰す!」


それぞれの決着をつけたカグラギ達が到着!

「私を欺くには、やり口がいささか時代遅れでしたな?」

「死罪だ......もう死んでいるか?」

「パパとママは、死を望むようなことは言わない......私の思い出を汚さないでいただける?醜い死にぞこない?」

「てめえぶちのめしゃ帰れそうだな?」


そしてこの男も

「何しに来た?」

「蜘蛛の糸ってのは古来より、地獄に繋がってるのさ。王を歓迎する場に、狭間の王が仲間外れはいただけない!」

王様戦隊キングオージャーvsライニオール


「懐かしき姿だ......」



増援の影バグナラク達もコンビネーションで倒していく。


そしてクモノスの糸でライニオールを捕らえたところへ、クモノス、トンボ、パピヨン、カマキリ、ハチと追撃!



「2000年重ねた歴史が背負えず、英雄の責務が担えるか?
未来を救う唯一の道を、打ち砕かせてなるものか!」


ライニオールの衝撃波を全員で跳ね返す。


「俺様は邪悪の王!死をあざ笑い、英雄を足蹴にし、悪しき道こそ行く!そこをどけ!!」

「「「「「「道を開けろ!!」」」」」」

6人の同時攻撃でライニオールを追い詰めた!



「その道の先で、必ず民を救え......!」

「約束する。新たな歴史を担う王として......」



ジェラミーの糸に捉まってハーカバーカを脱出......


もちろんデボニカも一緒。


「ギラ......シュゴッダムの王は常に一人......」

ーーーラクレス・ハスティーは、生きている......
(知ってたのか。。)


「勝負をつけたら、また来るがいい......その時、このチキューの全てを話そう......」





ハーカバーカから帰還した王たち。

ギラの戴冠式。

「王が帰って来た喜びに、国民たちは沸き立ち、戴冠式は盛大に行われた......」



「よ!元指名手配犯!」

「しかし、子供のお遊戯会に見えなくも......」

「王冠、私が貰っちゃおうかしら。」

「王位簒奪の重罪だ......奪うなら今だぞ。」



ギラの元へ、ドゥーガ隊長より改めてオージャクラウンが......


そして祝いのトランペットと花火。


全世界の民たちが熱狂する。


「この先に何があるかは知れず......それでも、進むしかないのだ。彼の信じる、王道を......」



使命を背負った巫女を、ケーキを楽しむ一人の少女に戻したように......

「幸せ~~......」





その後のハーカバーカ。


何かを感じ取るライニオール。


「死の国にまでも、やって来るか......!聳える壁は打ち砕き、
敗れを知らず敵は無し!創世の剣にして、救世の英傑......
我が名は初代シュゴッダム国王:ライニオール・ハスティー!
今こそ、2000年の借りを返す!」


しかし、敵わず一瞬で消し去られてしまう......


「あー、つまんねーの......」

宇蟲王ダグデドが、ハーカバーカの玉座を蹂躙していた......



ーーーーーー

(毎年そんなに見てないけど)前年に比べればシリアス一色のキングオ夏映画。。


本編後に見るとどうしても設定に食い違いがあったり、もっと見たかったシーンなんかも出て来るなw



ギラの成長物語としては良かったんじゃないかと。。
(ってかラクレス様就任時は神の怒り直後だし、ライニオール帝の言葉を聞きに行く余裕あったんかなw? )




ヤンマ君は本編中でも関係者出てこなかったけど、映画でも変わらず。。
パソコンの師匠(ギンちゃん?)一回ぐらい会ってほしかったなw

ヒメノ様の両親は偽物じゃなさそうだけど、ライニオール様に操られてた?
何かヒメノ様だけ特別に試された印象。。w


カグラギ殿は37話へ繋がる通りw
リアルタイムで映画館行ってたらまた印象変わったのかなw


リタ様は裁判官らしい試練。。
もうちょっと、TV版でも裁判長らしいシーンが見たかったと思ってしまった。。w

ジェラミーは6人目の通例?で出番少なく。。
ブンブン以降もそうなるのかな。。


シリアスなキングオが見たい人にはお勧め。
だけどギラとデボニカの孤児院の様子とか、各王様たちの個人エピ、ライニオール様の時代の様子とか
もっと知りたくなってしまう。。w
第二部以降?そっちの話をやってくれてたらと思わざるを得ないw


VSドンブラ前にこっちを消化したけど、ハーカバーカが舞台なこと以外は特に繋がりなさそうかなw






おまけ

側近たちがハーカバーカに来るのについたウソ

シオカラ「ケンカ一番、ヤンマくーん!」

セバス「ヒメノ様は......BUSUでございます!」

モルフォーニャ「働くって......さいこー......」

クロダ「我こそは!トウフの王!」