キングオージャー 第50話 | 無気力20代の平凡な日常

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ダグデドと相対する全人類。

 

「お前たちは、何なんだ!?」

 

 

「俺は媚びねえ、諂わねえ......誰が相手になろうと、意地とドタマでぶっちぎる......それがンコソパ総長、ヤンマ・ガストだ!!」

 

 

「我が名はイシャバーナの女王、ヒメノ・ラン!ただ我がままに、我が道を往く!散ることを知らぬ花、その気高きを知るが良い!」

 

 

「民とは、命なり......民のためには、泥に塗れて手を汚す......それが、豊穣の王殿様!カグラギ・ディボウスキ!!」

 

 

 

「法とは、王を穿つ鉾......法とは、民を守る盾。なればこそ、ゴッカンは不動なり!地が裂け、天が降ろうとも!このリタ・カニスカは揺るがない!」

 

 

「俺は、ジェラミー・イドモナラク・ネ・ブラシエリ......人、バグナラク、全てを統べて、世界の定めを定める狭間の王様だ!その有様を、永久に語り継ぐといい!」

 

 

「恐怖しろ......そして慄け!一切の情け容赦なく、一木一草悉く!貴様を討ち滅ぼす者の名は!ギラ・ハスティー!そして!!」

 

 

「「「「「「王様戦隊!!キングオージャー!!」」」」」」

 

 

「俺様達が!世界を支配する!!」

 

 

『HATCH IT!』

 

『GUYS GO!』

 

『COME AND KICK IT!』

 

『QUA GOD!』

 

『TONE BOY!』

 

『POP IT ON!』

 

「「「「「「王鎧武装!!」」」」」」

 

 

6人で王様戦隊に変身!

 

 

オージャカリバーが輝く......

 

 

「不死身を斬る力か、面白いねえ!」

 

 

 

VS宇蟲王!

 

 

ンコソパ陣は永遠の命の代用物を作成中......

 

「何か、流れ来てるっぽいすよ!でもこっちができなきゃ、どうしよーもないすよ!」

 

「うるせーな!てめーが作ってみろよ永遠の命!」

 

「できましぇん......」

 

 

 

コフキに飴が差し出される......

 

 

「ありがとうございます......あああああ!?シュゴッドソウルは、命と魂の結晶です!その技術で、器を作って、ンコソパの通信技術で、命と」

 

「短く!」

 

「シュゴッドソウルで、器を作る!」

 

「......やったるわコラァ!」

 

「「「「しゃあああ!」」」」

 

 

コフキに知恵を与えたのは.......

 

「......ありがとうございます。」

 

 

 

カメジムがコフキらを襲撃!

 

 

スパイダークモノスが寸前で阻止する。

 

 

「向こうはよいのですか!?」

 

「彼らを、信じているからね......!」

 

「バカバカしい!信頼なぞ、裏切りの前座!全てを混沌のるつぼに陥れ、私はそれをあざ笑う!虫けらは、我が愉悦の餌食となれえ!」

 

 

「......お前さんには、お仕置きじゃ足りないな!だが、トドメは相応しい相手に譲るとしよう!」

 

 

クモノスがカメジムを蹴り飛ばした先には

 

「いくつもの恨み......この剣に込める!跪け!!」

 

 

オオクワガタオージャーがカメジムに連続攻撃!

 

 

更に奈落の王がカメジムを追撃!

(まだいてくれた?)

 

 

「死の国で、永遠に殺してやろう!下等生物!」

 

デズナラクがハーカバーカへ、最後の五道化を道連れにしていく......

 

 

タランチュラアビスはその後を追いかけるが

 

「......お前は、まだ早い。」

 

 

 

ついにカメジムも死の世界へ......

 

 

「静かにしろ......」

 

虚飾の宰相もまた、自分が命を弄んできたという事実に怯えながら、かつての仲間たちと永遠に過ごすことになった......

 

 

 

ハチの炎、パピヨンの弓、クモノスの糸でダグデドを追い詰める。

 

更にクワガタオージャーが上空から吹っ飛ばす!

 

「俺様が何様か、忘れるほどオツムがお粒なのか!?」

 

「ボッチの王様だろ、スカポンタヌキ!!」

 

 

「......俺様は、宇蟲王!ダグデド・ドゥジャルダン!」

 

 

宇蟲王は自らを巨大成虫化!

 

 

「ヤンマ!どうしよう!?究極最強のすげえキングオージャー呼ばなきゃ!」

 

「超絶怒涛究極完全体キングオージャー!」

 

「そう!それそれ!」

 

 

コフキ達が「器の準備ができた」と知らせに来る。

 

「でも、中身がねえ!」

 

「よくやった!ギリギリセーフだ!」

 

 

 

「「「「だから中身ねーんすよ!」」」」

 

 

「あったんだ!永遠の命はずっと、側にあった......」

 

 

(「果てなき連なりの先で、命は永遠に繋がっていく......」)

 

 

「永遠の命に代わるもの......それは、無限に連なる小さき命!

民ども!聞け!貴様らの命、俺様に寄越せ!」

 

 

 

「......王を、信じて!!」

 

「「「「「我ら民、王に命を預ける!!」」」」」

 

「オージャカリバーを掲げてください!」

 

 

「いけえーーーキングオージャー!!」

 

 

チキューの全ての命がキングオージャーへ!!

 

 

究極完全になったキングオージャーはダグデドの部屋に到着......

 

 

「星はお手玉、命は駒!宇宙を遊び、万物を弄ぶ......恐れ、敬い、平伏して、従い、崇め、奉れ!!」

 

 

宇蟲王と最終決戦!

 

 

「この宇宙は、俺様のものだああああ!」

 

 

究極キングオージャーすらも圧倒する宇蟲王......?

 

 

「たかだか狭いこの部屋が、貴様の限界だ!見るがいい!魂を紡ぎ、意思を受け継ぎ、小さき命が繋がって、新たに生み出す巨大な力!お粒ごときが!」

 

 

「「「「「「出しゃばるな!!!」」」」」」

 

 

キングオージャーが自ら起動し、ダグデドを攻撃!?

 

「クワゴン、みんな......分かった、行こう!」

 

 

機体そのものが燃え上がり、ダグデドごと部屋を粉砕した.......

 

 

空間の外へ投げ出される宇蟲王。

 

 

裸の宇蟲王ダグデドは地上へ堕ちる。

 

「悲鳴を上げろ......!」

 

 

「ふざけ、る、な......」

 

 

6本の剣が宇蟲王に届き、ついに頭部の核を破壊した!

 

 

そして、王たちは民の前へ帰っていく......

 

 

「......よっしゃあああああ!」

 

 

抱き合う民と王たち。

 

 

 

シュゴッド達は、創造主である宇蟲王を運命を共にすることを選んだ......

 

 

「クワゴン......」

 

「辛気くせえ顔すんなタコメンチ......ゴッドクワガタのシュゴッドソウルは、『ここ』にあんだろうが?」

 

 

ヤンマの手には空になったシュゴッドソウルが!?

 

「あいつらに託された......シュゴッドはただの機械だ、命と魂がありゃ、機体は復元できる......俺が、必ずやる。」

 

「......頼む。」

 

 

 

 

それから先の物語を、少し話そう。

 

 

平和になったチキューは、本当の意味で1つになろうとしていた。

 

 

「我々は、6王国の国境を無くし、種族の垣根を超える。民が王とで、王が民となる、新しい国の建国を宣言する......この新たな国の名は、各国の頭文字を取って......『シュンイトゴバ』!!」

 

「え?何?」

 

「シュンイドバゴ!」

 

 

「リタも馴染んでないじゃない。醜い名前......」

 

「そもそもシュが頭文字ってのが気に食わねえ。」

 

 

 

「7文字ですから。私はちょうど真ん中をいただく......」

 

「謙虚なフリして!実は真ん中が一番偉いって思ってるだろ!?」

 

「ハテ?」

 

 

 

「そこは狭間に貰おう。『ンシュバトイゴ』でどうかな?」

 

「中央は絶対中立の場所だ!『ンシュゴバトイ』!」

 

「もう、大イシャバーナでいいじゃない......」

 

 

「しゃあ!いっちょ裁判で決めるか!」

 

「決闘裁判を行う!全員剣を取れ!」

 

「ちょっと待って!何でそーなるの!?」

 

 

 

大きな改革は、何とも間抜けな理由でご破算になった。

 

だが不思議と、この騒動を責める者は少なかった。

 

 

「ギラ様、笑っておられませんか?」

 

「ごめんごめん。何だか、これでよかった気がするから。」

 

「同感です。」

 

 

「ふふ......リタ、髪掴んじゃダメ!」

 

 

 

 

みんな、気づいていたんだろう。

 

 

各国にパソコンの講義をするンコソパ。

 

「コレヲコウシテコウスレバ、デキル!」

 

「お前完璧じゃねーか!」

 

 

無理に一つになる必要はない。

 

姿かたち、心。一つとして同じものは、ない。

 

 

交わらないから、面白い。

 

 

ンコソパの喧嘩を止めるシオカラ。

 

「これより、ゴッカン式簡易裁判を開廷する......判決は......どっちもどっち!」

 

 

 

好きなところは受け入れて、嫌いなところはそっとしておく。

 

 

イシャバーナでおにぎり祭り。

 

 

「やはり皆さん、おにぎり一つとっても、お美しい!」

 

「イシャバーナ国民は、常に美しくあることを忘れない......」

 

 

セバスが隠れて食べているところを、クレオメイド長が阻止。

 

「......おひとつ、いかが?」

 

 

違う者同士、共に生きればいい。

 

 

ゴッカンで囚人たちを診るエレガンス。

 

「心身共に健康そのもの。ただ、身体を動かさないと毒ですことよ?」

 

「心穏やかなみなさーん?働いて、くれるかなー?」

 

「「「「はーい。」」」」

 

 

 

そしてこの夫婦も。

 

「そろそろ休憩なさってくださいなー。はいはい、座ってくださーい。ブランド茶でーす。」

 

「ありがとう......あっつ!けど、美味しい......」

 

 

「ラクレス様、笑顔が増えましたわ。」

 

「君といると、悲しむ方が難しいよ。」

 

「もう!罪な男!」

 

 

「おいそこ!イチャイチャするな!」

 

 

 

手を繋ぎ、力を合わせるのは、いざというときだけでいい。

 

 

おっと?残念ながら、その時が来てしまったようだ。

 

 

「続きは、また今度。留守を頼むよ、今度のは、手こずりそうだ。」

 

 

「ジェラミー......どうか、お気をつけて......」

 

 

 

 

だが、安心してほしい。

 

君が俺の話を聞いてるってことは、王様戦隊が、チキューを守り抜いたってことだ。

 

 

 

 

「よーし、軽くぶっ飛ばすぞー。」

 

「私のお気に入りは、何一つ渡さない。」

 

「宴の手配は、既に済んでおりますよー!」

 

「よし!秒で裁く!」

 

 

 

これを聞いている君に、お願いがある。

 

 

物語の続きを、君に作って欲しい。

 

宇宙の星々が繋がり、星座となって、物語を生むように......

 

 

 

命を繋いで物語を紡ぎ......

 

『TONE BOY!』

 

『COME AND KICK IT!』

 

『POP IT ON!』

 

『HATCH IT!』

 

『GUYS GO!』

 

『QUA GOD!』

 

 

「王様戦隊!キングオージャー!......痛!もう!」

 

「「「「「俺様(私)が!世界を支配する!」」」」」

 

 

「王鎧武装!」

 

 

めでたし、めでたしを決して諦めない、永遠に続く物語を、君に託す...... とさ。

 

 

ーーーーー

 

終わったか。。w

 

 

また数日後に総括するか。。