おはようございます
あきです
なんか今週に入ってからひどい鼻風邪をひいてしまい、そんな中、大阪遠征に行っていたりして身体がボロボロ…やっと回復して来ました!
すぐにブログをアップするつもりが滞りました🙏
さてさて
アーティゾン美術館にて
マリー・ローランサン 展の後
大好きなこの勝利の女神を愛でてから
お邪魔したのは
石橋財団コレクション選
まずは
野見山暁治
野見山暁治については過去2回ほど書いています
彼の本についてはコチラに
画家だから?画家なのに?文章が上手くて一気読み
そして、パリ留学中に感じた日本人画家と外国人画家の絵の違い雑感も印象深い一冊でした
かといって、彼の作品が分かりやすく
皆にウケが良いかというのとは別で笑
絵だけでもタイトル見ても全然わかりません…
この緑の絵は、青山一丁目の駅構内にあるステンドグラス作品「みんな友だち」の修作的作品とでもいうのでしょうか
振り返るな 2019
赤坂御苑の緑に感化された作品という
コチラが青山一丁目のステンドグラス作品
みんな友だち
ステンドグラス作品になった方が好きだな笑
タイトルも笑
そしていつも見慣れた、ただいま!作品たちに
会いに…
眠り エヴァ・ゴンザレス 1877頃
この様々な素材の白の表現と気持ちよさそうに寝ている姿
たまらなく好きな作品です
サーカスの舞台裏 ロートレック 1827頃
モノクロのロートレックの油彩画
珍しいですよね
ヴァイオリンを弾くヴラマンクの肖像 アンドレ・ドラン 1905
ヴラマンクの後ろの戸棚の壺が気になって仕方ない
絵なのかガラス扉の向こうにあるのか
双子 パウル・クレー 1930
双子ちゃんたち、ヒヨコみたい!
薔薇の少女 岡田三郎助 1901
和服の美女を描くイメージの三郎助
これは雰囲気が全然違います
去年、西美で見たラファエル・コランの作品みたい
国吉康雄 夢 1922年
どこか初期のシャガールに似ていませんか
アジア文化のコーナー
この日はコチラピカイチ!
遠目には隣の尾形光琳「孔雀立葵図屏風」だったのですが
近づいたら、断然こっち!
で、作家を見ると 酒井抱一
どうりで…好きなはずです
芥子藪柑子図 酒井抱一 19世紀
さてさて戻ります
自画像 青木繁 1903
青木繁の自画像は藝大卒業記念の作品が印象深いですが
コチラは少し後のもの
卒業記念の別格感とは別の別格感…なんだろう
私生活の変化なのか
何れにしても早逝が悔やまれる画家でした
ベルナール・ビュフェ アナベル夫人像 1960
野見山暁治のパリ時代の画家作品も並びました
あーこの時代にパリに居たのね〜
ビュフェ、この黒い線が好きではなかったのだけど、最近カッコいいなと思う
エルサレム ジョルジョ・ルオー 1953
ルオーらしい厚塗り
そしてお決まりのエメラルドグリーンで描くキリストのいる風景
晩期の作品?と思ったらやはりそうでしたね^ ^
野見山暁治の藝大時代の仲間の作品も
駒井哲郎
脇田和
今井俊満
タイトルが 「キリスト」
どこがキリストなのだろう
セミの羽化に見えてしまう
真ん中上方に浮かび上がるキリスト
つまり…復活?
私のこじつけかな笑
長谷川潔
町田市立国際版画美術館で知った版画家
自然の生命力を繊細な線で紡ぎ出す作品が好きなんです
そして藤田嗣治
横たわる女と猫
国立西洋美術館の藤田作品に似てますね
あちらが金ピカなら
コチラは燻し銀というところかしら
最後は藤田の大好きな作品で!
猫のいる静物
コターンの静物画に雰囲気が似ているんですよ
こんなの
木枠の上に乗せられた静物
一つ一つに宗教的意味があるとする説もあります
コターンは修道士として信仰を極め、聖人として崇められています
藤田も信者でしたね
でも猫ちゃんが飛ぶ鳥を追う姿が…一線を画します
可愛い😍
この日はこの後、静嘉堂@丸の内にお邪魔した
幸せなアートデーでした
さて
この風邪治して推し活の最終ラウンド!
頑張ります!
今日も皆様お健やかに♡