4月8日 FX 本日の相場見通し&論点 ~パウエルFRB議長発言 | Fundalia since 2007

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トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

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Fundalia(ファンダリア)一同

 

ぜひ、「FX・為替 値動き要因/ファンダメンタル変化」を中心にご覧になってください。

 

パウエルFRB議長のIMFでの講演に注目 いつもと違う発言が期待できる

 

ファンダメンタル投資の技術を、ブログで公開しています。まだ書き始めなので記事数は少ないですが、最終的に90本ほどになる予定(厳密には未定)です。本格的な内容になりますから、興味ある方は読み進めてみてください。テクニカル分析だけがFXではありません!

 

 

【記事メニュー】

1.FX・為替 値動き要因/ファンダメンタル変化

2.FX 本日の相場見通し/予想

3.FX 本日の主な予定/経済指標

4.FX 今週の相場観・見通し

5.FXトレードに関係する米国市場概況(pickup)
 

 

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 FX・為替 値動き要因/ファンダメンタル変化要因

 

● RBAは2024年まで利上げせずと示唆

●  IMFが世界経済見通しを上方修正

● イエレン財務長官の最低法人税案

● 暗号資産の時価総額2兆ドルを突破

● トルコの金融政策

● OPECは徐々に原油増産。原油価格への影響

● バイデン大統領は2兆ドルに及ぶインフラ投資を宣言

● フランスが学校閉鎖も含むロックダウンへ

● ファンドのブロック取引の影響(システムリスクになる可能性)

● 米国の景気と金融政策のギャップ

● 米経済対策の効果&ワクチン接種による経済正常化

● ECBによる債権購入強化

● 非常に悪い米住宅指標

● トルコリラ暴落

● 日本銀行が金融政策を転換

● ノルウェー中銀が2021年後半に利上げを示唆

● テーパリングの思惑は一時後退

● 欧州で英国製ワクチンの接種中止が相次ぐ

● ECBは債券購入を強化

● 長期金利が相場を主導

● ユーロ圏では預金利回り引き下げを検討

● 米国で短期的にインフレ高騰の可能性

● バブル景気への懸念・思惑・期待

● ECBは弱いインフレ率の長期化を示唆

 

 

 FX 本日の相場見通し/予想

 

 

昨日は、FOMC議事録が注目され、低金利はしばらく続くことが再確認されました。とはいえ、米ファンダメンタルは急速に改善しており、この表現に変化が起こる時期は早期化しそうです。今後の論点になるでしょう。

 

今日は、G20財務相&中央銀行総裁会議、IMF会合、要人発言がメーンテーマになります。それも踏相場観は、概ねリスク選好が続きそうです。

 

米ファンドのアルケゴズがおこなった不自然なブロック取引の影響がリスク要因となっています。金融機関に巨額損失との報道も出始めており、まだ全貌が見えないためリスク要因となったままです。今のところマーケットは静観の構えですが、混乱を引き起こす可能性は残っています。

 

米国では、経済対策で国民に撒かれたマネーが、マーケットへ入ってき始める頃です。異様に強い相場になりえるので注意しましょう。マネーの動きは、重要なファンダメンタル要因です。

イエレン氏が提案した法人税の下限を決める国際協調要請は、2021年の相場観を揺るがす動きになる可能性があります。中期的な変化になりますが注視していくべきでしょう。増減税は重要なファンダメンタル要因です。

 

 

 

 

 

 FX  本日の主な予定/経済指標


<国内>
○08:50  2月国際収支速報
        経常収支(予想:季節調整前1兆9660億円の黒字/季節調整済1兆187億円の黒字)
        貿易収支(予想:4718億円の黒字)
○08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○14:00  3月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯、予想:35.5)
○15:00  3月景気ウオッチャー調査(予想:現状判断指数45.0/先行き判断指数51.8)

<海外>
○08:01  3月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格(予想:55)
○10:00  4月NBNZ企業信頼感
○15:00  2月独製造業新規受注(予想:前月比1.2%/前年同月比5.3%)
○15:45  2月仏貿易収支
○15:45  2月仏経常収支
○17:30   3月英建設業購買担当者景気指数(PMI、予想:54.6)
○18:00  2月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.6%/前年比1.4%)
○20:00  3月メキシコ消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.83%)
○20:30  欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(3月11日分)
○21:30  前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:68.0万件/365.0万人)
○24:00  ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
○9日01:00  パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、国際通貨基金(IMF)・世界銀行春季会合のセミナーに参加
○9日03:00  カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
○20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(最終日)
○IMF・世界銀行春季会合(テレビ会議、9日まで)


 

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。

 

 

 

 FX 今週の相場観&見通し

 

 

ぜひ、1週間のスケジュールをよく把握してからFXトレードしましょう。相場を見通すうえで週間スケジュールは重要です。為替相場には取引量の押し・引きがあり、それもチャートの動きに影響するからです。

 

 

 FXトレードに関係する米国市場概況(pickup)

 

〔米株式〕

7日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発。終値は前営業日比16.02ドル高の33446.26ドルとなった。新型コロナウイルスのワクチン普及による米経済再開への期待や、米金融緩和の長期化観測を背景に買いが入った。半面、ダウ平均は史上最高値圏にあるだけに、利益確定の売りなどが出て下げに転じる場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅続落し、同9.54ポイント安の13688.84で取引を終えた。

 

〔米長期金利〕

7日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落。表面利率1.125%の10年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は安い)1.67%で終えた。注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「経済は改善しているものの、FRBの目標には程遠い」「先行きはなお極めて不確実」「支援策の引き揚げを検討できるほど状況が改善するまではしばらく時間がかかる」との見解が示されたが、市場では「新味に乏しい内容で、持ち高調整の売りが出た」との指摘があった。

 

〔米原油先物〕

7日のニューヨーク原油先物相場は続伸した。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)で5月限の終値は前営業日比0.44ドル安の1バレル=59.77ドルとなった。
米エネルギー情報局(EIA)の在庫統計の発表を控え、利益確定の売りに押される場面もあったが、世界経済の早期回復に伴うエネルギー需要拡大期待を背景に底堅い動きとなった。EIAの在庫統計は、原油在庫が352.2万バレルの取り崩し、予想以上に減少した一方で、ガソリンは404.4万バレルの積み増し、予想以上に増加した。強弱まちまちの結果に反応は限られた。

 

 

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