〖勝率から勝算へパラダイムシフトが必要〗
FXで勝ち残るため、
私たち個人トレーダーには【勝算という概念】が必要あると、Fundalia（ファンダリア）では考えています。それには、ちょっとした発想の転換（パラダイムシフト）をしなければなりません。説明しますので、頭を柔軟にしてお読みください。
ほとんどの個人トレーダーは、相場を当てようとします。よって勝率という言葉が大好きです。しかし、勝率にこだわると一時的には勝つことはできるでしょう。しかし、生き残れない個人トレーダーで死屍累々になることは、これまでのデータから明らかです。個人トレーダーは、割に合わない勝負をさせられていると考えました。
ポイントは【勝率への固執】だと思います。FXで勝つための尺度を勝率に置いてFXトレードする方が大半でしょう。それが当たり前、それが常識、それ以外に何があるの？と思うのが普通ではないでしょうか。
個人トレーダーは、相場の中にあって極めて不利な条件（立場）でFXトレードへ参加を強いられています。資金・情報力・知識・経験・マンパワー・計算能力・アリゴリズム性能のどれをとっても、ヘッジファンドやより賢い投資家たちより劣っています。よって、短期的＆確率的なトレード手法はあまりに、不都合な世界になってしまいました。
言わば、足がとても遅いのに、競走で勝負しようとしてしまっているようなものです。
だからこそ、工夫をしなければなりません。発想の転換が求められると思います。
Fundalia（ファンダリア）では、これを「勝率から勝算へ尺度を変える」という方法があると考えました。
〖値動きの仕組みを知ることが死活的に重要〗
FXで値動きの仕組みを知ってFXトレード参加しているトレーダーは驚くほど少ないです。目先のトレードを確率的に当て続ければいい。多くのそう考えているうちは理解できません。理解するうえで【時系列】という言葉が重要になります。
経済指標が日々発表されます。見ている方は多いと思いますが、ほとんどのトレーダーは発表されたデータ（予想と結果）のみ見て、良し悪しを判断しています。大きな誤りです。
データを時系列で追うように見ると、経済の流れが見えるようになる
経済指標とは、データを時系列に見て判断しなければFXトレードで活用することはできません。直近データが、どのような状況で発表されたのか知らなければ、意味がないからです。為替相場は景気・金利・インフレ率・経済などの影響を受け、値動きするものですから、これらを知らなければ、値動きの仕組みはずっと理解できないままでしょう。
FXを始めてから、日が浅いトレーダーほどファンダメンタル分析を学ぶ価値があると思います。急速に発展している、AI（人工知能）やアルゴリズムに蹂躙されるトレード環境へいくのを避けた方が良いですから。
個人トレーダーの9割が消滅しますが、敗者の資金は誰の手に渡っているのでしょう？
そもそも、「勝てると思ってとったポジションがみるみる削られていく」、「誰かが見ていて、意図的にやっているのでは？」と陰謀だと思う事もあるでしょう。しかし、これは半分当たっています。
〖FXでは、勝算を追求する方が合理的〗
では、勝算とは何でしょうか？まず勝率とは「相場を当てる確率のこと」です（当てると勝てるは、別のことですが割愛します）。対して勝算とは「勝てる相場を探し当てること」です。相場を分析して予想するのですが、予想する対象が異なります。
実はFXにはイージーな相場があり、「1円以上利ザヤを簡単に抜くこと」ができます。マーケット参加者が、喰い付くような理由を見つけさえすれば良いからです。最近だと、長期金利が急上昇したことで、株式市場が大荒れ（急落）していました。次いで、長期金利が上がることで為替相場がどのように値動きするかも、予測可能です。
このとき、1円どころか5円を超える値動き（1-2ヵ月程度の期間）になることは、多々あります。
考え方として、
相場を当てにいくのではなく、勝つべくして勝てる相場を探しにいく。劇的にパラダイムシフトされた投資手法になります。このようにする事で、優位な条件でトレード参加できるようになりますし、何よりヘッジファンドなどと競合することが少なくなります（無くなりはしません）。
もし、これがスッと受け入れられるのであれば、勉強してみる価値があると思います。
本書で、ファンダメンタル分析を学ぶことで、この道へ方向転換できます（しっかり学ぶことを求めます）。
私どもFundalia（ファンダリア）は、「1日5分で～」というフレーズを嫌っています。1年くらいは覚悟して学べる（頭に汗をかくことを厭わない）、本当の投資家を目指したい方が読むことを前提に作ってあります。
〖詳しくはこちら〗
ファンダメンタルな投資の流儀8.2版（完全版） ＝FXを包括的に学ぶ＝
ファンダメンタルな投資の流儀8.2版（上巻） ＝分析手法を学ぶ＝
ファンダメンタルな投資の流儀8.2版（下巻） ＝投資手法を学ぶ＝
※完全版は上巻（分析方法）、下巻（投資手法）を合体したものです
3/10～3/12 まで ファンダメンタルな投資の流儀8.2版（上巻） ＝分析手法を学ぶ＝
〖参考記事〗
頻繁にブログへアップしていますが、私どもFundalia（ファンダリア）の考え方を理解するには、重要記事に目を通してもらうのが、手っ取り早いでしょう。いくつかlinkを張りますので、よくご覧になり、参考になさってください。
