こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。
Eテレでも紹介された、タイプ別診断のワークショップは、あと8名です!
さて。
今日のテーマは「担任の先生」。
あたり、はずれ、
って言葉は、現職のときを思い出して 胸がチクチクするのだけど、わかりやすいように そう書きました。
そろそろ、井戸端会議でも そんな話が出てくるころですよね。
だいぶ前ですが、定期テストも近いのに 娘が休みだした時期がありまして。
こりゃ、どうしたもんかと思って 先生に相談に行きました。
結論からすると、安心しました!
子どもの様子は かんばしくないけど、心が軽くなりました。
やっぱり、対人援助職はコミュニケーションが肝だなあ、とつくづく思いましたですよ。
で、何が安心感につながったのか、を考えてみると こんな感じ。
まず、現状の確認。
何があって、どういう状況で、今何を感じてて、何が問題なのか。
まずは、バーッと保護者に(←私)にしゃべらせる。
言いたいことはいろいろあれども、まずは たまっているものを出させて、整理していく。
話に耳を傾けるときには、
「そうなんですね」
「そりゃ、心配になりますよね」
そうやって、共感的に聞く。
まちがっても、
「お母さんの育て方に問題が…」
なんて言わない。
(言う先生はいないと思うけど、昔はよく職員室でそういう話題になってたなあと思い出す)
子どもの様子を、肯定的に具体的に話す。
それを聞くことで、
「この先生は、日ごろから気にかけてくれている」
と感じる。
(単に「がんばってますよ!」という抽象的な話だと、逆に不信感になるので、具体例を!)
事実をベースに対策を話し合う。
そこで、根性論や独りよがりな説得をしない。
たとえば、学校に行かないことが不安なのに
「学校に行かないのも才能!」とかね。
あるある。
良かれと思って言ってるのはわかるけど、独りよがりだよね。
信頼を失ってしまう。
娘の状態や気持ちは、すぐに変えられるもんでもない。
だから、「変えられること」「対処できること」「改善できること」を中心に話し合う。
「娘さんが、がんばって学校に来ればいい話だ」
みたいな根性論を持ち出す先生は、ややこしくなる。
何ができないのか、よりも、何ならできるのか
を 考え、お互いにすり合わせていく。
今 動かせないことを 動かそうとすると、エネルギーを使う割に 何も変わらなかったりする。
完璧主義の人は、↑これをやりがち。
克服してこそ、成果を得られるイメージがあるのでしょう。
でも、小さな一歩かもしれないけど、今できることを考えた方が 結果的に 動きが出ることも多い。
短期的視点、長期的視点において、選択肢を示す。
これがダメなら、こういう方法もあるよ。
と 提案していく。
今すぐできること。そのあとやっていくこと、
長期的に考えておくこと、留意点についても整理する。
いろいろ書いたけど、先生だけじゃないよね。
仕事で、こういった話し合いができると、相手から信頼も得られるし、相談した側は安心感を持てる。
で。
コーチングでも 基本的な考え方や コミュニケーションの取り方は同じなんですよね。
コーチングって、対話スキルです。
特に、目的を持った話し合いをしたいときには、とてもいいツールだと思います。
天然でできちゃう人もいるけど、私は 学んで世界が変わりました。
教員だったときに、これ知りたかったなあと いつも思います。
だから、いろんな人に伝えたいんだよね。
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