新入学準備!幼稚園卒の方がいいの?ひらがなは? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。

市町村によっては、1月は未就学児検診が行われる時期ですね。

 

新入学に向けての準備も本腰になります。
 

特に初めてのお子さんだと、いろいろ心配ですよね。

 

共稼ぎのおうちだと、名前つけや準備物を用意する時間が大変。

 

 

元小学校の教師だったので、私が感じた「入学式までに準備しておくこと」をお伝えします。


1年生は2回担任していますが、あくまでも私の基準なので、その辺はお含みおきください。

 

 

 

 

準備をするのは、

 

「自分の名前」が読めて、書けること(ひらがな)

 

これだけです。

 

ロッカーや靴箱などは、文字で書いてあるから。

 

あとはなんとでもなります。

 



よくある質問も書いておきますね。

 

●ひらがなの読み書き

●落ち着きがない

●幼稚園と保育園で学力の差は?

 

の3点です。

 

 

●ひらがなの読み書きはできた方がいいですか?

 

 

いいえ、お子さんの名前だけで十分です。

 

お母さんが教えると癖字になるんです、教えないでください

 

…と私は思っていました。

 

 

この辺は先生によって 意見が分かれるよね。

 

家庭で ひらがなの読み書きを教えておいてほしい、と思っている先生もいます。

 

 

んで。

 

4月は、家や幼稚園でいろいろ教わってきた子と、そうでない子で 差ができます。

 

これね、気にしないでいいから。

 

1学期終わったあたりで 学力はだいたい同じになります。

 

 

 

●うちの子は落ち着きがないので心配です

 

 

大丈夫、5月ぐらいには落ち着いてきます。

 

遅い子でも、4年生ぐらいには落ち着いてきます。

 

長い目で見てね。

 

お母さんのしつけのせいじゃないからね、もともとそういう子なの。

 

 

おおらかな先生にあたるといいいねえ。

 

もし、厳しい先生にあたったときは 言われたことは、右から左に受け流して、お子さんの味方でいてあげてください。

 

学校で叱られ、家庭で怒られてたら、居場所がなくなっちゃう。

 

いいのよ、先生のお小言は 

 

「すみませ~ん」「家でもよく言い聞かせます~」

 

と、とりあえず言っておいて、家庭では楽しく過ごしてください。

 

 

お子さんが

 

「今日も先生に怒られたー!」

 

とグチってきたら、

 

「そうなんだねえ、何があったの?」

 

と、ただただ

 

「そうなんだね~」「そうだったんだね~」

 

と肯定も否定もしないで聞くのがおすすめです。

 

初級講座でも学びます)。

 

 

先生を悪者にする必要もないからね(*'ω'*)

それはそれで、先生とお子さんの間の信頼関係が崩れて、お互いにつらい状況になります。

 

愚痴を言ってても、結構、先生のことは好きだったりするから。

 

 

 

●幼稚園と保育園で学力に差が出る、というのは本当ですか?

 

 

あるわけない(笑)

 

あるとしても、それは個人差。

保育園、幼稚園、小学校の先生たち、誰に聞いても「ない」と言ってました。

 

 

以前、幼稚園方が学力が高いという調査がありましたね。

 

「2010年度全国学力・学習状況調査」で、「幼稚園出身の子の方が、平均正答率が数%高かった」という報告がされています。

 

当時「所得の差ではないか?」などとも言われました。

 

 

その後、内田伸子教授が 4か国の3~5歳児の調査を続けたところ、こんな結果が出ています。


「経済格差よりも親子の関わり方が重要」

 

親子のふれあいを大切にし、いっしょに

 

●絵本を読む

●工作遊びをする

 

など楽しい時間をも過ごしている「共有型しつけ」の家庭では、学力が高くなる傾向にあり、

 

反対に

 

●「子どもをしつけるのは親の役目。

 悪いことをしたら罰を与えるのは当然だ」

 

と考える「強制型しつけ」の家庭の子は、学力が低くなる傾向にあったそうです。

 

 

大事なのは、お母さんが敏感になりすぎないということ。

 

楽しめるときには、いっしょに楽しんじゃうということ。

 

 

先生の方針もいろいろだけど、

 

「うちはこうなんですよ~」

「長い目で見ていきます」

 

でいい。

 

 

そんなことを思いますですよ。

 

先生からの評価ではなく、お子さんの幸せに意識を向けていきましょ。

 

 

あ、ちなみにですね、最初から 宿題はでないから大丈夫。

 

出たとしても、「塗り絵」とか「なぞる」とか、そんなもんです。

 

鉛筆の使い方に慣れたり、筆圧をかけられるよう練習したりすることが目的です。

 

もうちょっとすると、音読の宿題、ドリル、と 増えていきますが あまり神経質にならず。

 

 

ちなみに、大きな声では言えませんが、うちの娘は音読の宿題はやったことないです。

 

「読みたくない」「先生の命令は聞きたくない」

 

ということで、頑として動かず。

 

6年間、スタンプだけ押してました。

 

そんでも、生きていくのに なんも問題起きてないです(笑)

 

 

まあ、私も宿題、勉強 あんまりやらなかったから、DNAなんでしょう。

 

そんな私も、大人になったら勉強大好きになりました。

 

人は、いくらでも変わる。

 

「こうでなければ 大変なことになる」

て たいてい杞憂だから。

 

ゆっくり小学生になっていこう。
 

 

内田伸子教授の研究結果の詳細はこちらを見てね

 

 

 

 

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