こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。
娘は、小学校のころ、愛犬バニラのことを、
「ずるい、ずるい」
と言っていました。
「赤ちゃんはきらい。気持ち悪い」
ときらいました。
娘が小学生4~5年生のころです。 突然、
「わかった!」
とひらめいたらしい。
「何もしないくせに、みんなから好かれてるから イヤなんだ」
幼稚園時代から、ずっと 人間関係に悩んで、気を使いまくって学校生活を送っている娘。
赤ちゃんのときから、仲間に入りたいのに、ひとりでいることを好む子だったからなあ。
託児所の先生にも、
「いつも一人でいて、なんだかねぇ…」
って言われたことあったなあ。
(娘は「先生は、いつもひいきの子ばかりと遊んでるから、入れてもらえない」と言ってたけど)
な~んて、昔のことを 思い出したりしました。
一般的に、「きらいな人」の要素はいくつかありますが、そのひとつが、
「自分にないものを 持っているように見える人」
です。
自分と同等か 格下だと思っている相手に対して、感じることが多いようです。
そしてね。
よく言われることですが、他人に対して
「ずるい」「いいなあ」「ほしい」「うらやましい」
と思っている要素は すでに自分の中にある、と 言われています。
持っているからこそ、反応するのです。
思い出すのは、学生時代の2人の友人のこと。
どちらも 陰で相手の悪口三昧。(私はそれを聞かされる立場)
おもしろいことに、二人とも
「あの人は、家族の自慢話ばかりで、イライラする」
と 同じことを 言っているのです。
つまり、どちらも 似た者同士だからこそ、嫌悪感が出るのですね。
家族のことが大好き(で、他の人に自慢したい)
という思いがいっしょ。
同じものを持っているからこそ、お互いに 反応しあいます。
自分の方が家族と仲がいいんだ!すばらしい家族なんだ!と思いたいから、
自分より格下だと思っている相手が張り合ってくる(と感じる)と、イライラします。
こんな例もあります。
以前、子どものこころのコーチング講座をしたときに 出た話。
「私は、母親とは 正反対。
母は、すごくルールを重んじるけど、私は ルールなんて破ればいいと思ってる」
一見、真逆に聞こえますが、実は似た者どうしです。
「ルール」というものを、すんごく 意識している点は同じ。
頭の上に、「ルール」というアンテナがたっているからこそ、反応しあうのです。
「ルールを守りなさい!」VS「ルールなんて守らない!」
ベクトルは反対だけど、なんか 二人とも似ていませんか?
似たもの同士は、磁石と鉄のようなもの。
一見、ちがうものに見えますが、磁石は鉄でできています。
鉄以外には くっつきません。
同じ要素を持っているからこそ、引き合うのです。
娘の話に戻ります。
娘は、「何かしないと 愛されない」存在なのでしょうか。
いえいえ、そんなことはありません。
パパとママは、いつも 娘の幸せを願っています。
私は 娘の喜ぶ顔が見たくて、夕ご飯の支度をするし、
夫は 娘のうれしそうな顔が見たくて、一生懸命 娘の興味を探ります。
昔、娘がよく言ってたなあ。
「わたし、パパとママに モテモテ」
そう。
あなたは なーんもしなくても 愛されているんです。
あなたが「愛されたい」と願うのは、
「愛されている」という原石が心にあるから。
その原石すらなかったら、「愛される」「好かれる」という概念は 生まれてこない
いつか思い出しますように。
あなたが 無条件に愛されているということを。

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