学級崩壊するクラス、しないクラスのちがい | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。

 

小学校ってまだまだ、「生活習慣をつける」ことも大事な要素です。

 

勉強を教えるだけが学校ではないのですね。

 

今日は「子どものしつけで大事なこと」について、先生目線で書きます。

 

(私は1~4年生を担任することが多かったので、そのくらいのお子さんが対象だと思って読んでね)

 

 

学級崩壊する先生と、そうでない先生。

 

何がちがうと思いますか?

 

私見ですが、「しつけ」だと思います。

 

学級崩壊しているクラスって、ごみが落ちてたり、物がしまわれてなかったり、床もなんか汚れててきたない。

 

クラスのルールが機能していないのですね。

 

 

4月は小学校の先生にとって 勝負月となります。

 

くりかえし、くりかえし、クラスのルールを伝えていきます。

 

 

その時大事なのが、2つ。

 

●いつも同じ言葉で伝える(ルールを明確にする)

 

●みんなでいっしょにやる

 

 

たとえば、子どもたちに話をしたいとき。

 

「おへそを先生の方に向けてください」

 

そう言って、クラスが静かになるまで待ちます。

 

新任の先生は待てずに、

 

「静かに!話をしますよ!!」

 

と何度もよびかけてしまうのだけど、これはNG。

 

 

”静かになったら話しますよ”

 

というルールを徹底し、子どもたちの顔を見ながら ニコニコして待ちます。

 

こちらを向いてくれた子には にっこり微笑んで、心の中で

 

(ありがとう!)

 

と呼びかけながら 教壇にたって教室を見回すだけです。

 

 

これね、5月に入るころには 1~数分で静かになります。

 

1年生でも、です。

 

 

靴箱もそう。

 

学級崩壊しているクラスの靴箱は、とても乱雑です。

 

昇降口は 学校の玄関のようなもの。

 

教室移動などのときには、靴箱を見て

 

「〇〇さん、お靴見ておいで♡」

 

と、ぐちゃーっと入れている子に声をかけます。

 

キレイに入れたら「ありがとう」と伝えます。

 

 

それを根気よく、毎日続けます。

 

1カ月もたてば、みんな きれいに靴をいれられるようになります。

 

靴だけでなく、物についても落ちたり、ちがうところにおいてあったら

 

「戻しておいで。」「ありがとう」

 

と まめに声かけをしていきます。

 

そのために、物の住所(置き場)を みんなで共通理解しておきます。

 

 

お道具箱の整理整頓もそう。

 

「毎週金曜日は、帰りの会の前に 机の物を全部出してお片づけをします」

 

という仕組みを作っておきます。

 

お片づけ係が呼びかけて、「みんなで」「いっしょに」やります。

 

週に1回やれば、机の中でパンがかびているようなことは ありません。

 

「宿題をがんばる前髪パッツンの女の子」の写真[モデル:ゆうき]

 

「しつけ」というと、軍隊のような厳しいイメージがあるかもしれませんが、ちがいます。

 

ルールを明確にする

 

習慣化するまで、いっしょにやる

 

それだけです。

 

 

ご家庭だと、こんなふうにスムーズには進まないことも多いでしょう。

 

安心できる場だからこそ、

 

「いやだ!」「あとで!」

 

とお子さんが言うことも多いから。

 

 

そんなときは、

 

「いつならできる?」

 

「いっしょにやろうか?」

 

「ママと競争しない?」

 

お子さんに合った声かけを見つけることで、ゆっくり対処していきます。

 

完璧を求めずに。←ここ大事

 

 

子どものこころのコーチング協会インストラクターのゆきのさんの記事も参考にしてみて。

 

元保育士さんです。

 

 

 

 

●無料メルマガ 「ママを楽にする魔法の言葉」はこちら

 

●フェイスブックはこちら(フォローでフィード購読してね^_^)

 

●インスタグラムはこちら(水曜日12時半~インスタLIVE)

 

●今後の募集予定はこちら

 

 よろしかったら、フォローしてねん。

 

こころのコーチング講座・オンライン体験講座(1500円!)はこちら↓

 

 


 募集中・募集予定の講座