こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。
小学校ってまだまだ、「生活習慣をつける」ことも大事な要素です。
勉強を教えるだけが学校ではないのですね。
今日は「子どものしつけで大事なこと」について、先生目線で書きます。
(私は1~4年生を担任することが多かったので、そのくらいのお子さんが対象だと思って読んでね)
学級崩壊する先生と、そうでない先生。
何がちがうと思いますか?
私見ですが、「しつけ」だと思います。
学級崩壊しているクラスって、ごみが落ちてたり、物がしまわれてなかったり、床もなんか汚れててきたない。
クラスのルールが機能していないのですね。
4月は小学校の先生にとって 勝負月となります。
くりかえし、くりかえし、クラスのルールを伝えていきます。
その時大事なのが、2つ。
いつも同じ言葉で伝える(ルールを明確にする)
みんなでいっしょにやる
たとえば、子どもたちに話をしたいとき。
「おへそを先生の方に向けてください」
そう言って、クラスが静かになるまで待ちます。
新任の先生は待てずに、
「静かに!話をしますよ!!」
と何度もよびかけてしまうのだけど、これはNG。
”静かになったら話しますよ”
というルールを徹底し、子どもたちの顔を見ながら ニコニコして待ちます。
こちらを向いてくれた子には にっこり微笑んで、心の中で
(ありがとう!)
と呼びかけながら 教壇にたって教室を見回すだけです。
これね、5月に入るころには 1~数分で静かになります。
1年生でも、です。
靴箱もそう。
学級崩壊しているクラスの靴箱は、とても乱雑です。
昇降口は 学校の玄関のようなもの。
教室移動などのときには、靴箱を見て
「〇〇さん、お靴見ておいで♡」
と、ぐちゃーっと入れている子に声をかけます。
キレイに入れたら「ありがとう」と伝えます。
それを根気よく、毎日続けます。
1カ月もたてば、みんな きれいに靴をいれられるようになります。
靴だけでなく、物についても落ちたり、ちがうところにおいてあったら
「戻しておいで。」「ありがとう」
と まめに声かけをしていきます。
そのために、物の住所(置き場)を みんなで共通理解しておきます。
お道具箱の整理整頓もそう。
「毎週金曜日は、帰りの会の前に 机の物を全部出してお片づけをします」
という仕組みを作っておきます。
お片づけ係が呼びかけて、「みんなで」「いっしょに」やります。
週に1回やれば、机の中でパンがかびているようなことは ありません。
「しつけ」というと、軍隊のような厳しいイメージがあるかもしれませんが、ちがいます。
ルールを明確にする
習慣化するまで、いっしょにやる
それだけです。
ご家庭だと、こんなふうにスムーズには進まないことも多いでしょう。
安心できる場だからこそ、
「いやだ!」「あとで!」
とお子さんが言うことも多いから。
そんなときは、
「いつならできる?」
「いっしょにやろうか?」
「ママと競争しない?」
お子さんに合った声かけを見つけることで、ゆっくり対処していきます。
完璧を求めずに。←ここ大事
子どものこころのコーチング協会インストラクターのゆきのさんの記事も参考にしてみて。
元保育士さんです。
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