共感性の高い人が、フリーランスに向いていないわけ | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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こんにちは。和久田ミカです。

 

先日、オンラインブログ講座で 質問ライブを行いました。

 

(クローズドなので、受講者さんのみです)

 

たくさんのご参加をありがとうございました。

 

 

今回は、カウンセラーやコーチに向けた集客講座でしたが、

 

「お客様目線になること」

 

という話を何度もしました。

 

 

どうしても自分のこだわりから、フリーランスになりたては

 

「私はこう思います!」

「私は〇〇したいんです!」

「私は〇〇ができます!!」

 

という 自分目線になってしまうのだけど、同時に

 

「お客様は 何に悩んでいて、どうなりたいのだろう?」

 

というところを 見ていかないと、どうしても 独りよがりなサービスになってしまうのです。

 

 

んでね。

 

もともと、カウンセラーやコーチは 集客に向いてない人が多いんです。

 

なぜかというと、共感性が高い人が多いから。

 

相手の痛みを 自分の痛みとして、感じてしまう人が多いから。

 

 

私も、共感性が発動して、今でも 講座の値段を あまり上げられません。

 

(高いと思ってる人もいると思うけど)。

 

 

講座の値段って、

 

「3時間の講座をやったから、3千円儲かればいいでしょう?」

 

なんて 思う人もいるみたいだけど、ちょい、待て!

 

時給計算をしては いかん。

 

 

「仕入れ」額を入れないで 受講料を決めてはダメ。

 

仕入れとは

 

●これまで 勉強してきた受講料、交通費。書籍代。などなど。

 

 ええ、私、これだけで マンションが買えます。

 

●テキストを作る時間、話す内容を考える時間。

 

 人に来てもらえる講座を作るためには かなりの時間がかかります。

 

●その他、会議室代、交通費、事務所代、士業の人への報酬などなど、なんやら、たくさんの経費

 

 

そういった 金額、時間は「仕入れ」みたいなもんです。

 

前払いで いろいろ支払ってる。

 

フリーランスになったことがない人は、そういった「仕入れ額」を考慮しないので、

 

「なにそれ、安っっ!!!」

 

という よくわからん値段をつけてしまうのです。

 

 

まだ駆け出しのころは それでいいと思う。

 

実績を積まないといけないもんね。

 

でも、実績が出てきたら 少しずつ 値段を上げていこうね。

 

疲弊してしまうから。

 

 

 

といわけで、それなりに 受講料をいただかないと、仕事にはならないのですよね。

 

仕入れ額(勉強代+事前の労働時間+会議室代など)  + 利益=  受講料

 

お金がほしいだけなら、パートに出た方がよっぽど楽ですよ。

 

 

起業するんだったら、算数ができないとね!

 

数学はいらない、算数で十分。+-×÷

 

Free-PhotosによるPixabayからの画像

 

とはいえ、私も ほんの10年ぐらい前前では ふつーの主婦だったわけで。

 

そのときに

 

「勉強したいけど お金がない。ああ…」

 

と 悲しくなった感覚を覚えているから、つい

 

「私が損をしない程度の受講料にしよう」

 

と 低く設定し、疲弊してしまう…

 

ということを 繰り返しています。

 

 

35万円のコーチングセッションの講座もやっていますが、これも私としては

 

「安い…、この値段でやってはダメな内容だ…」

 

と思いつつ、すこーしずつ値上げをしながら、5期まで続けています。

 

かなり丁寧に マンツーマン指導まで入れちゃってるから、労働時間がハンパない。

 

(これからも、すこーしずつ受講料を上げていきますね)

 

 

協会もそうですな。

 

いっぱい稼いできて、ちょっとだけもらう。

 

売り上げのほとんどは 協会へ。

 

ちゃんと給料をもらったら 守銭奴だと思われそうで、いまだにもらえない。

 

まあ、しょうがないですな。

 

「やる」と決めたことなので、今後 私がいなくても ちゃんとビジネスになる団体に育てていきます。

 

 

 

見ての通り、わたくし

 

「フリーランスに向いてない人選手権」

 

があったら 出たいぐらいに、お金儲けが 苦手なのです。

 

じゃあ、どうしたらいいか?

 

ですが、私の場合は「感じる」→「考える」に切り替えることにしています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

<感じる>

 

・こんなに高い受講料だと、受講生さんが大変だよね

 

・守銭奴だと思われたらいやだなあ

 

 

<考える>

 

・この受講料でも「ぜひ受けたい」と思ってもらえるためには、どうしたらいい?

 

・この講座のメリットを、どのように伝えたら いいだろう?

 

・お客様が抱えている悩みは何だろう?私ができることは?

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

それが 考えつかないから困ってる!!!!!

 

とか言われそうだけど、私は こういうのを お金を出して、いろんな人に聞きに行ったから 今があるんだよね。

 

マーケティングなんて学んだことなくて、自分の中に答えがないから、すでに うまくいっている人たちに

 

「どうしたらいいですか?」

 

と聞きに行って、いろんな視点を得てきました。

 

 

今もそう、協会の経営なんて まったくわからないから、いろんな人に知恵を借りに行ってる。

 

人との出会いは 大きかった。

 

お金は 使うべきところに、ちゃんと使う。ちゃんと払う。

 

んで、教えてもらったこと全部 やってみて、その上で 取捨選択して、自分のやり方にしていく。

 

 

なので、言い直すね。

 

共感性の高い人が フリーランスに向いてない、

 

というよりは、

 

自分の頭で考えない、

 

教えてもらってもやらない、

 

人は フリーランスに向いてない

 

んだと思う。

 

いつものごとく、辛口ごめん。

 

 

「共感力」の高い人は損をしがち

こんな記事も見つけたよ。

 

読んでみて。

 

 

 

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