こんにちは。和久田ミカです。
最近、肌寒いですね(T_T)
長袖がきらいで 半袖を着続けているからもあるのですが…。
今朝は、ちょこっと暖房をつけてしまいました。
さて。
うまくいかない理由って、なんだと思いますか?
たとえば、
「営業成績が上がらないんです」
そんなご相談をいただいたとします。
一般的なビジネスコーチングですと、くわしくお話を伺い、
改善点を考えたり、同僚の強みを引き出したり、自分の役割を確認したり、と 多角的に物事を見ていきます。
そうすることで、自分一人では考え付かなかった視点を見つけるのです。
でも、ただ「行動すればよくなる」というコーチングだと、いきづまることがあります。
「行動」にしか焦点が当たっておらず、他の部分へ考えが及ばないからです。
やもすれば、
「いつやりますか?やったら私に連絡してくださいね!わかりましたか?ちゃんとやってね!」
という雰囲気が漂います。
最短最速で 成果を上げたい人には いいんだけどね。
自分と対話をして すり合わせていきたい人には、重荷になるかもしれません。
もちろん、行動を強化すれば、変化が起きます。
ただ、限界があるのです。
「外側」にある行動だけでなく、自分の「中」に目を向けていくこと。
そこに、問題の根っこが見つかることがあります。
お金がない
仕事がうまくいかない
家庭の居心地が悪い
よーーーくお話を伺っていくと、
お金を汚いものだと感じていたり、
仕事で成功すると 責任が重くなると思っていたり、
家庭とは 不仲であるものだ、という思い込みを持っていたり…
そんなふうに、自分自身が ブレーキをかけている場合がよくあります。
うまくいかないことで、自分を守ったり、自分の信念が正しい証拠を探したりしているのですね。
無意識なのですけど。
そうそう、娘が昔、
「お金持ちって、いじわるだよねー」
って言うので、
「なんでそう思ったの?」
と聞いてみたら、
「昔話に出てくるお金持ちは、だいたい意地悪!」
と教えてくれて、なるほどーと思ったことがあるなあ。
確かに、寓話や教訓話からの すりこみって、たくさんあるかも。
私たちの脳は、いろんな情報から 勝手にいろんな意味付けをして、それを真実だと思い込んでしまうのです。
なのでね。
努力が報われないのは 行動が足りないせいだ、とか
私は生まれつき 不幸の星の元に生まれた、とか
そんなふうに決めつけずに、
自分にとっての「当たり前」が現実になっているだけだとわかると、人生が変わります。
わたしもずっと
「自分の中の当たり前」
に対して、「それ、本当?」と 問いかけるようにしています。
「私は本当はどうしたい?」
「違和感はない?」
そうやって、ていねいに対話していくことを 心がけていこうと思っています。
でね。
そうやって 自分の内面を見つめてきて思うのは、人生は最善のことしか起きていない、ということ。
前にも書きましたが、「自分らしく」しか生きられないということ。
(*すべてではないですよ。理不尽なだけの出来事もあります)
根っこを ひも解くためには、少し時間やプロセスがかかることがあります。
でも、自分の中のブレーキがわかったときは、驚きとともに、さわやかな風が吹き抜けます。
人生は、ずっと その連続かな、なんて思います。
自分の中の謎解き。
だから人生はおもしろいです。
おばあちゃんになるのも、ちょっと楽しみ
謎解きが終わった私は、どんななんでしょう?
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