こんにちは。和久田ミカです。
よく「ありのままの自分で」「自分らしく」生きていきたい、という言葉を目にします。
でも、見方を変えれば みんな「自分らしく」生きているんです。
今日は、そんな話。
クライアントのMさんからいただいたメールを、承諾を得て紹介します。
継続セッションを受けて、いつも周りの人が 私をどう扱うかを、ものすごく見ているのだとわかりました。
たとえば、カフェやレストランに行ったときに、どこの席に通されるのかが気になります。
奥の方の席を案内されたら、すごく落ち込んで、私の服装が悪いのか、それとも態度が悪いのか、と一人反省会が始まります。
洋服屋さんでもそうです。
店員さんが私に何号サイズを勧めるかで、気分が変わります。
ウソでも、お世辞でもいいから、9号サイズを出してきてほしい。
大きめのサイズを勧められると、ブルーになって、私はそんなに太っているのかと怒りがわいてきます。
9号サイズは、ブランドによっては着られないことも事実なのですが…。(中略)
私は「認めてもらいたい」という世界に住んでいるのだと思います。
みんなに「認めてもらいたい」「一目置かれたい」。
だけど、そう思えばそう思うほど、
「認めてもらえない」「一目置かれない」
という状況がやってきました。
でも、やっとわかりました。
私は、いろんな状況を 勝手に意味づけして、
「ほら、わたしなんてどうせ…」
と思いたがっているのだということが、わかりました!
状況がやってきた、のではなく、私がそう意味付けしていたんです。
別に、カフェで理想の席に案内してもらえなければ、
「あちらの席に座りたいです」
と言えばいいし、
洋服屋さんで9号を出されなくても、自分を卑下しなくていいのですよね。
私に気を使って、サイズ違いの服を持ってくる店員さんがいたら、それこそおかしいですよね、よく考えたら。
そんな当たり前のことに、気づきませんでした。
これが、ミカさんが上級講座で言ってた「アンテナ」「世界観」なのだとやっと理解できました。
私は、「どうせ私なんて」という世界にも住んでいます。
そこには「認めてもらえるかなー」とまわりを見張るアンテナがはえています。
だからこそ、いろんなことに対して
「認めてもらえるかどうか」
をキャッチしようとし、でも、どうせ私なんてという世界が
「ほーら、認めてくれない」
と判断する。
結局、私は私らしく生きているのだと思いました。
「どうせ私なんて」という私にふさわしい生き方、ものの見方をしているのだと思いました。
ミカさんが、
「アンテナや世界観は、それに気づくだけで変化していく」
というようなことを言ってました。
私もちがう世界へお引越しできますよね?(後略)
”結局、私は私らしく生きている”
ほんと、そうですよね!なるほどー!!と思いました。
みんな、自分が信じている世界の中で、物事を意味付けし、「私らしく」生きている。
たとえばMさんの場合は、「どうせ私なんて!」という私らしさの中で生きている。
人生は、自分に投げかけた質問の答えしか返ってきません。
「私なんて、誰にも認めてもらえない存在ですよね?」
と自分に問えば、
「そうですね、だから 大切に扱われないんですよ。
あの店員さんもあなたをバカにしています」
という答えが返ってくる。
そんな感じ。
問いを逆にしても同じこと。
「私って、みんなに認めてもらえる存在ですよね?」
「いいえ、あの人も、あの人も、あなたをバカにしています」
同じ答えが返ってくるはずです。
認めてもらえない、と思っているからこそ、確認したがるわけなので。
もし、
アンテナが下がった
ちがう世界へお引越しした
ならば、自分の中に 何の反応も起きなくなるはずです。
カフェで好みの席を案内されなくても、店員さんが大きめのサイズを出してきても、気にならない。
いちいち心が反応しない。
認めてもらえるとか、もらえないとか、そんなのどうでもいいから。
他の言い方をするならば、
「あなたが(私に)どうしてくれるのか」
ではなく、
「私はどうしたいのか」「私はどうしてほしいのか」
と私に意識が向いている状態になる、とも言えるかもしれません。
Mさん、ありがとうございます
おっしゃるとおり、自分のアンテナや住んでいる世界に気づけば、少しずつ 変わっていきます。
ムリに何かしなくてもね。
ゆっくりと 理想の世界へお引越ししていきましょう。
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