こんにちは。和久田ミカです。
インストラクター養成講座2期のモカちゃんの記事をご紹介しますね。
アレルギー検査の際の血液採取。
子どもの血管は細いので取りにくいのと、
暴れると針の挿し直しになる為
毛布でぐるぐる巻きにされたり
2〜3人体制で押えられたりします。
(お母さんはあちらに…と離されて血液採取されることが多いです)
それもあってか「じゃあ血液取るよ」となった時に、我が子、シクシクと泣き出してしまいました。
(大泣きではなく静かに涙をこぼす系)
「そんなに痛くない。ちょっとだけ」
「すぐ終わるよ」
と、医師や看護師さんがなだめてくれるのですが、
ちょうど他のお子さんがギャン泣きしており
(何の注射かはわかんないけどね)
それが別室から丸聞こえ。
そのおかげで、
説得力まるで無し
…という状況でした。
ポロポロ涙をこぼし続ける我が子に、
「そっか、怖いんだね」
と、我が子の気持ちに共感したり代弁したりしながら肩を撫でていたら、
看護師さんから
「怖いって言われるとやりにくいわ」
なんて言われたりもしたけれど、
私がどんな親だと思われようと構わねぇ!
我が子の気持ちに寄り添えうぜぇ!
そんな心意気で看護師さんを軽くスルーしながら、ひたすら我が子の気持ちに共感し続けました。
そして、
耳が開いたな…
(和久田ミカさんの表現で、子どもの話を「聞く」と子どもの耳が開いて、親の声が届きやすいという意味です)
と感じたタイミングで、
「卵食べれるか食べれないか調べるために、この検査が必要なんだ」
「ママがついてるから一緒に頑張ろう」
と、伝えました。
そしたらですよ、
いざ採血の時の我が子…
暴れもせず
瞬きもせず(by紡木たく@マーガレット)
押え要員の人達も拍子抜け。
それとね、
看護師さんが
「動かないでー」と言う度に、
私が重ねて
「ピシッとマンだよー」と声を被せたんですよね。
(ピシッとマン=しまじろうに出てくる表現。動かない騒がないピシッとしとくという意味)
脳はNOを認識出来ないから
「動かないで」
と言われたら、
「動く」が強化されます。
だから、
「廊下を走るな」
と言われると走りたくなるし
「甘いものを食べるな」
と言われると食べたくなるし(それは私)
「絶対に見てはいけません」
と言われると見たくなっちゃって、見られたらもうここにはおれませぬって鶴は飛んでっちゃうんでスヨ。(by鶴の恩返し)
私がピシッとマンの声かけしていたら
最初は「動かないよー」連呼していた医師が「ピシッとマンだよー」って声かけを変えてくれて。
ちょっと嬉しかったです。
今回のことであらためて
「聞く」
ってハンパねぇ(トータルテンボス)
と思ったし、
ひたすら
聞いて
共感して
代弁することで、
子どもの耳が開く瞬間もわかりました。
これが頭ごなしに、
「アレルギー検査しなきゃいけないんだからガマンしなさい」
と言っていたら、こんなにすんなりにはいかなかったと思います。
「動かないで」と言うより
「ピシッとマン」の方が通じたし、
「◯◯しないで」より
「◯◯してほしい」の方が、具体的にどうすればよいか伝わるんだなぁ…というのも実感できました。
「聞く」も「ちょっとした声かけのコツ」も、もっとたくさんの人に伝えたい!…と、あらためて「子どものこころのコーチング」への思いが深まったモカなのでした。
お子さん、がんばったね!
おばちゃん、ちょっと もらい泣きだよ。うちの子もアレルギー体質だから。
お人柄が伝わります。
【お知らせ】

3月18日(土)に、子どものこころのコーチング協会の2周年パーティがあります。
パーティのテーマは「自分の枠を外す」ということ。
マツダミヒロさんもいらして、
「ママが自分らしい生き方を見つけ、最高の人生にする魔法の質問」
という講演をしてくださいます。
オーストラリアで講演・講座をします
・3月24日(金)講演会「聞くだけで変わる子育て」
・3月26日(日)「子どものタイプ別、ほめ方、叱り方」
ブリスベン・ゴールドコースト近郊の方がいらっしゃいましたら、おすすめいただけるとうれしです
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