こんにちは。和久田ミカです。
こちらの記事に、フェイスブックで コメントをいただきました。
先日、クライアントさん達と話していて、
日本の教育が団体行動のためにワガママを抑えることをするので、
心に寄り添うということをできなくなってしまうという話になりました。
いい子は沢山出来上がるけれど、生きにくい人が量産されてしまう日本の社会。
アプローチは違えど、みんなで変えていきたいですね。
上田佳穂さんから。
(↑今日もカウンセリングに伺ってました。彼女のセッションも余計な同情がなくて心地いい)
ほんとそうですよね。
私は教師だったから よけいに感じますが、
「”わたし”より、”みんな”を 優先すること」
が当たり前になってしまい、子どもたちが自分の心に寄り添うことが できにくくなっていきます。
先生自身も、「学校」という狭い世界にいると、自分自身に寄り添うより 「全体への奉仕」に目が向きがちになります。
クラスをまとめるのは、ベテランの先生の方がうまいけど、人気があるのは新人の先生。
まだ 学校のルールに染まっていなくて、心に寄り添うことができるからです。
少しずつ、自分と仲よくなることが 学校教育にも 取り入れられていくといいな。
インストラクター2期生のれいこちゃんのフェイスブックには こんな書き込みが。
次女が、昨日今日と登校しぶり(*_*)
わしの出勤時間に、一緒に行く。
遅刻の電話を受けてくれた、教頭先生が、待っていたかのように、来てくださった。
「いやね、さっきおねえちゃんに、ちょっと聞いたんです。
△△君に嫌な事言われたんだって?」
コックリと頷く次女。
「辛かったね。 気付いてあげられなくて、悪かったね。」
そう言って、次女を抱きしめてくれた。
担任の先生にも、伝えてくださるとのこと。
次女は、教頭先生と、一緒に中に歩いて行った。
教頭先生のご対応に、感動しました。
受け止めて貰えた感が、じわじわと、湧いてきて。
よかった
よかった。
教頭先生には、感謝感謝であります(T_T)
学校の中を、歩いている間も、
「こわい。こわい。…」
と、つぶやいていた次女。
魔法の言葉、教えたんだけど、断固拒否してた(笑)
「チョーウケるんですけど‼️」
読んでて、涙出る。
ベテランでも、こんな先生いるんだなあ(ノД`)・゜・。
前回の記事で「共感はいらない」って書いたけど、
”共感しない=拒否・無関心”
ではないよ。
「あなたが つらい思いをしていることを 受け止めましたよ」
という スタンスで 話を聞くこと。
でも、そこに
「かわいそう」とか
「そんなの大したことはない」とか
そういうジャッジはいらない、というだけ。
自分を受け入れられない、という人は、「受け止めてもらった経験が少ない」ということも多いです。
教育現場で、子どもたちが たくさん受け止めてもらえる経験ができたら、
「いい子」
は育たないかもしれないけど、自分となかよくなる子は増えると思うなあ。
保育士・教員研修も 受け付けておりますので、ぜひぜひ ご用命くださいませ。
あ、広島での初級講座(9月18日)の募集は、来週水曜日ごろ行います。
ぜひぜひ、来てねん。