昨日、娘が怒りながら帰ってきました。
「また、男子にまちがえられた!!!」
娘の名前は、どちらかというと男子の方が多いので、よく間違えらえるのです。
「だから、ずっと5時間目、泣いてたんだ。」
ええええええええ( ゚Д゚)!!
私はよく、「和久井さん」とか「和田さん」とか「ばくだんさん?」なんて呼ばれるけど、ぜんぜんこだわりがなくて、
訂正するのもめんどうだから、
「はーい」
って返事しちゃうタイプ。
娘の繊細さが、よく理解できないことが たびたびあります。
「そっか。それは嫌だったね。
男子にまちがえられたことで、どんなところが嫌だったの?」
と聞いてみました。
「先生、まちがえても ニヤニヤしながら笑ってて、いやだったの。」
そっか。
相手の人が ばかにしているように 見えたのね。
本当は、感情は選択できるのです。
感情自体は 出てきてしまうものだから 変えられないのだけど、
そこにくっついている 考え方を選ぶことができる、という方が 正しいかな。
たとえばね。
「先生がにやにや笑った」
という事実に対して、どんな考え方を選択するか、です。
・ニヤニヤ笑って、ばかにした
・ニヤニヤ笑っていて、反省がない
・自分が失敗したことを 隠したくて、ついニヤニヤしてしまった
どれを選択するのも自由です。
娘の場合は、「ばかにした」を選んだのですね。
で、この「ばかにした」を選ぶにも 理由があります。
娘の中にある「マイルール」です。
今回は、
「人にいやな思いをさせたら、謝るべきだ」
というルールかな、たぶん。
ろくに謝らず、にやにやして「あ~、そうなんだ」て済ませることは、娘にはありえないことだったのでしょう。
このマイルールがゆるむと、考え方も変わり、感情も変わるのですが、
まだ10歳なのでね、
「先生は、悪気はなかったのかもしれないよ」
とだけ 伝えておきました。
娘は、もちろん 納得しませんでしたが…(*^_^*)
大人になるにつれ、そのうち わかるときが来るといいな~と思っています。
で。
感情ですが、できれば 心が穏やかになるような 選択ができると楽ですよね。
わざわざ
「私はひどい目にあった」
「私は被害者だ」
「あの人はこうするべきなのに!」
「あの人は常識的でない!」
と考えて、心が乱されるのは 自分への負担が大きくなります。
怒りや悲しみによって、体に痛みが出てくることもあります。
それからね。
感情には「世界をどう見ているのか」が関わってきます。
こころのコーチング講座の上級(旧:中級)でも お伝えしていきますが、
「自分がどんな世界に住んでいるのか」
で、変わってきます。
だから、私の大好きなパンダ師匠の
「どうせ 愛されてるし」
っていう言葉は、最強だと思うのですよね。
「私は愛されている」
という世界に住んでいたら、周りの人の言動や態度が 違って見えてきます。
理不尽なことで 怒られたとしても、
「あらー、機嫌が悪いわね~。なんかいやなことでもあったのかしら」
で済んじゃうかもしれない。
感情は 選べるのです。
だから、自分をいろんな視点から眺める方法を知っておくと、さらにストレスレスになります。
春からは たくさん講座を開いていきますので、近くに参りましたら、ぜひいらしてくださいね(*^_^*)
お知らせは、3月に行おうと思っています

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