今日の記事は長いよ(*^_^*)
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昨日、NHK「あさいち」で「専業主婦で何が悪い」特集がありました。
冒頭での「専業主婦は待機する仕事」「専業主婦がんばれ!」のコメントに 涙が出てしまいました。
専業主婦のとき、つらかったなあ。取材を受けてた人も言ってたけど、
「電気をつけたら電気代がかかる。トイレで水を流したら水道代がかかる。
自分の心地よい空間を作るのがむずかしい。」
私は トイレットペーパーの消費量まで 口を出されましたからねん。
つらかったなあ。つらかった。
ただ「ありがとう」って感謝してもらえるだけで どんなに救われるか。
娘の世話に24時間追われているのに「三食昼寝付きでいいね」って言われて、言葉も出なかった。
あぁ、あんな頃もあって 今がある。
うんうん。あるある。
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という書きこみをフェイスブックでしたところ、たくさんコメントをいただきました。
みな、いろいろと 思うところがあるんだね。
専業主婦になったときに、自分の価値がぐっと下がったような感覚は、感じる人と 感じない人がいます。
私は 思いっきり 感じるタイプでした。
その根っこにあるのは、条件付きの自己肯定感です。
社会的に役に立っているから
生産的なことをしているから
感謝されているから
経済的に自立しているから
そんなふうに、「~があるから、私は私でいい」というのが、条件付きということ。
仕事を辞めて、報酬もなく、家事育児はやって当たり前。表立っての感謝もない。できてないところは 指摘される。自由に使えるお金もない。
自分って 生きてる価値があるのかな~って思っちゃうときがありました。
子どもの笑顔が救いでした。
なのでねん。
そういう状態の人に
専業主婦は立派な仕事
子育ては社会貢献
ワーキングマザーはもっと大変
なんて言っても あまり響かないのね。
だって、そういうところに 価値を見いだしていないから。
自分の中の無価値観と 向き合うしかないのです。
話は変わりますが・・・。
これね、3年前に まだ心屋仁之助さんが 無料でグループカウンセリングをされていた頃の写真です。

ぢんさんが、著者デビューされた頃からの 大ファンで、出された本はほとんど持ってます。
このグループカウンセリングで とある相談をしたところ
「役に立たなくてもいい、って言ってみて」と言われました。
最初は、うまく言えなくてねえ。言おうとすると気持ち悪い。おえ~

何度か 自分に向けて 語りかけていくうちに、ふっと 楽になったことを思い出します。
当時は 「役に立たなくてはいけない!」という思いを固く握りしめていて、手を開く方法がわからなかった。
あの魔法の言葉に、ずいぶん救われました。
今だったら、すんなり「役に立たなくてもいい」って言えるんだけどね。踊りながら言えるよ(笑)
ずいぶん変わったなあ、私。って 思います。
(ぢんさんは 全然 変わってないですね。ぶれてないのがすごい)
というわけでね。
専業主婦がつらい、と思ったら ぢんさんの本を読むといいよ~(*^_^*)。