NHKあさいち「専業主婦で何が悪い」でうるうる(T_T) | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

今日の記事は長いよ(*^_^*)

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昨日、NHK「あさいち」で「専業主婦で何が悪い」特集がありました。

冒頭での「専業主婦は待機する仕事」「専業主婦がんばれ!」のコメントに 涙が出てしまいました。

専業主婦のとき、つらかったなあ。取材を受けてた人も言ってたけど、

「電気をつけたら電気代がかかる。トイレで水を流したら水道代がかかる。

 自分の心地よい空間を作るのがむずかしい。」

私は トイレットペーパーの消費量まで 口を出されましたからねん。

つらかったなあ。つらかった。

ただ「ありがとう」って感謝してもらえるだけで どんなに救われるか。

娘の世話に24時間追われているのに「三食昼寝付きでいいね」って言われて、言葉も出なかった。

あぁ、あんな頃もあって 今がある。

うんうん。あるある。
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という書きこみをフェイスブックでしたところ、たくさんコメントをいただきました。

みな、いろいろと 思うところがあるんだね。


専業主婦になったときに、自分の価値がぐっと下がったような感覚は、感じる人と 感じない人がいます。

私は 思いっきり 感じるタイプでした。

その根っこにあるのは、条件付きの自己肯定感です。

社会的に役に立っているから
生産的なことをしているから
感謝されているから
経済的に自立しているから

そんなふうに、「~があるから、私は私でいい」というのが、条件付きということ。

仕事を辞めて、報酬もなく、家事育児はやって当たり前。表立っての感謝もない。できてないところは 指摘される。自由に使えるお金もない。

自分って 生きてる価値があるのかな~って思っちゃうときがありました。

子どもの笑顔が救いでした。


なのでねん。

そういう状態の人に

専業主婦は立派な仕事
子育ては社会貢献
ワーキングマザーはもっと大変

なんて言っても あまり響かないのね。

だって、そういうところに 価値を見いだしていないから。

自分の中の無価値観と 向き合うしかないのです。


話は変わりますが・・・。

これね、3年前に まだ心屋仁之助さんが 無料でグループカウンセリングをされていた頃の写真です。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

ぢんさんが、著者デビューされた頃からの 大ファンで、出された本はほとんど持ってます。

このグループカウンセリングで とある相談をしたところ

「役に立たなくてもいい、って言ってみて」と言われました。

最初は、うまく言えなくてねえ。言おうとすると気持ち悪い。おえ~汗

何度か 自分に向けて 語りかけていくうちに、ふっと 楽になったことを思い出します。

当時は 「役に立たなくてはいけない!」という思いを固く握りしめていて、手を開く方法がわからなかった。

あの魔法の言葉に、ずいぶん救われました。

今だったら、すんなり「役に立たなくてもいい」って言えるんだけどね。踊りながら言えるよ(笑)

ずいぶん変わったなあ、私。って 思います。

(ぢんさんは 全然 変わってないですね。ぶれてないのがすごい)


というわけでね。

専業主婦がつらい、と思ったら ぢんさんの本を読むといいよ~(*^_^*)。