タイトルについて思ったのですが子どもの話をきくのは、
「聞く」ではなく「聴く(傾聴する)」
の方が意図に合っているように思いますが、どうでしょうか?
なるほど。
他にも 同じように感じていらっしゃる方が いるかもしれませんね。
実は、意図的に「聞く」にしてあるんですね。
私は、いつも いつも 子どもの話を 真剣に聞く必要はない、と 考えています。
(あくまでも、私は・・・ですよ。)
たとえば、ぐずって ブレイクダンス状態で 床を転がっている子。
号泣して 暴れている子。
こんなとき、真剣に子どもの話を聞こうと思うと、とても 大変。
相手の感情に 飲み込まれるときが あります。
私は、半分 聞き流します。
「あ~、そうなのね~。
悲しいのね~。あ~、いやだったの~。そう~」
「聴く」ではなく、「聞く」ですね。
で、見守りつつ 放っておきます。
私が 何を言っても 耳に入らないですし、子どもが言っていることも 感情論になっていますから。
子どもが 自分で 自分の気持ちに折り合いをつけて、話し合える状態になったら「聴き」ます。
聞き方にも オンとオフが あって よいと、私は 思っています。
私の講座では、
「本当に”聴く”のは、一日5分間でいいですよ~」
と 言っています。
(ただし、5分間って 意外に 長いです

ちなみに「聴く」とは、単に 一生懸命 聴く、ということでは ありません。
一生懸命聞いても、子どもは「聴いてもらえなかった」と 感じることが 多々あると思います。
聴き方には、コツがあるんですね。
・聴いてもらえた!と 感じる相づち
・子どもの「気持ち」を聴く
・子どもから ふわ~っと 伝わってくるものを感じて 聴く
・子どもが 何を満たしてほしいのかを 感じながら 聴く
などなど。
これを 24時間やってたら、疲れます

普段は「ちょっとだけ聴く」か「聞く」で 十分。
で、表情や声のトーンを見ながら、「ここは聴いた方がいいぞ~」と思うときに、切り替えます。
この「ここぞ!」というときに 「聴く」ことができるのが 大事です。
結論はですね、子育ては「聴く」ときと「聞く」ときが あってよい、です。
だから、タイトルは 大きな意味での「聞く」という言葉を 使っています☆
というわけです
