子どもの強み・弱み★きょうだい順位 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

先日、テレビを見ていたら、きょうだい関係によって 性格が決まる、という特集をしていました。

教師をしているときも、一番上の子と 末っ子は 性格がちがうように 感じました。

あらためて 考えてみると、傾向がありますよね~。

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私は、三人姉妹の 一番上です。

期待を大きくかけられていたので、人の 期待にこたえなくては と 思う気持ちが、いまだに 残っています。

下に2人も 妹がいたので、我慢することが多く、人に甘えるのが 下手です。

また、私は そう思わないのですが、人の世話をすることが好きだと よく言われます。


で、ですね。

こういうテレビの特集があったあとは、こんな質問が来ます。

「うちの一番上の子は、がまんをしていることが 多いです。

 がまんをさせないで 育てたいのですが、どうしたらよいのか わかりません」

結論から言うとですね。

一番上の子は、多かれ 少なかれ がまんをして育つのだと思います。

だから、問題を解決する必要は ないかもしれません。

解決できないですもん。


なので、「がまんをナッシング」にするのは ムリ、ムリ。

「がまんをして育つ」ことを前提に 何ができるか、を 考えた方が いいかも。

「がまんする」って 弱みにもなるけど、強みにもなるでしょう?

強みを生かすためには どうしたらよいか、弱みになるのは どのようなときか。

親ができることは 何なのか? できないことは 何なのか?


そんなふうに 考えていったほうが 現実的な気がします。

それにね、親が 子どもの課題を 解決してあげなくても、子ども自身が 自分の力で乗り越えていくはず。

私も がまんしすぎ、甘えベタ、人の期待に応える、という私の弱みと、日々 付き合っています。

それが 強みに変わるときも 知っています。

自分を知る大切さって、そういうことかな と思ってます。


きょうだいに関する性格形成については、勇気づけママの原田綾子さんが 興味深い記事を書いていらっしゃいましたよ。

アメーバ【きょうだい順位】がんばりやさんの第一子

アメーバ【きょうだい順位】味方になってほしい第二子

アメーバ【きょういだい順位】平等に敏感な中間子

綾子さんも 「あくまでも傾向」であること、を おっしゃっていますが、それを 踏まえて 子どもを理解する手立てにすると いいかもしれませんネ!