たかが聞く、されど聞く、なんだな~ | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

昨日、ママcafe(子育てコーチング講座)のテーマは、「聞く」でした。

私は、「聞く」ことで 大切なのは、相手を受容する姿勢だと 思っています。

「受容」というのは、そのままを 受け入れること。

自分の価値観で ジャッジ(評価)したり、非難したりしないことです。

自分の考えは いったん わきに置いて、話を聞きます。


話を きちんと 聞いてもらえると、人は 安心し、心を開きます。

この 「心を開いた関係」を 作るために、「聞く」という さりげない日常の積み重ねが 大事なのねん。


私は、普段も なるべく 否定も肯定もせず 話を聞くようにしています。

たとえばね、

「お姑さんが 冷たいので、文句をつけた」

という 話が 出たとするじゃない。

否定すると

「冷たい態度だったからといって、文句をつけるのは どうかと思います」

肯定すると、

「そんないやな目に あったんだから、文句をつけて 当然ですよね」

受容すると、

「そうなんですね」「なるほど」または「文句をつけたんですね」

状況によっては「がんばってこられたんですね」という承認。

こんな感じ。


否定すると、「話を聞いてくれない」と 感じます。

肯定すると、心は開きますが、ジャッジ(評価)を することになります。


そして、「やっぱり お姑さんが悪い。自分は 被害者だ」という 意識を 強く感じるでしょう。

被害者意識を持ってしまうと、そこから 抜け出せなくなってしまいます。

相手が悪い!って 思ってたら、ラクでしょう?

でも、そう思ったところで、相手は 変わらないから、苦しみは ずっと 続くのね~。

で、ずっと グチを言って暮らす 人生になるのねん。


もちろん、そんな人生を選ぶことも ありですよ。

ありですけどね。


私のメールセミナーの メールコーチングに

「十年という月日 自分を守るために 気持ちに ふたをしてきた。

 前と違うのは、この先十年は、もうまっぴらだということ。」

と 強い決意を 書いてきてくださった方が いらっしゃいました。

私は、心の中で 拍手をしました!!!

相手を変えるのは すっごい大変だけど、自分が変わるのは 変わろうと思った日から できます。

完璧を目指さず、少しずつ 少しずつ、自分ができることを やっていくこと。


あ、最初の「聞く」から ずいぶん 話がそれてますね。

私が 言いたいのはね、「たかが”聞く”。されど”聞く”」ということ。

奥が深いですね~~ドキドキ