人の”受信機”のちがい★優位感覚 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

実家に行ったら、妹が来ていました。

妹は 優位感覚が、”視覚系”&”触覚系”です。

私と真反対。受信機の違い、とでも 言いましょうか。
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普段は 仲がいいのですが、ちょっとした感覚のズレで イライラします。

今日もね~、お互いイライラしましたむかっ

妹は 触覚系も強いので、思ったことを 思ったまま、ぽんぽん口に出します。

私は 言語感覚系なので、言葉が とても気になります。


ことの発端は、じいじが 聞いていた クラシックな歌。

「この歌、変だよね~。気持ち悪いガーン。」

と 妹が 言ったのを聞いて、娘も 「変。気持ち悪い~」と 言い出したこと。

娘、歌を聞いても いつもなら そんなこと言わないんですが、おばの影響は 大きいようです汗


妹は、人が 好んでいるものを、ちゃかしたり、けなしたりする癖があります。

単に「自分は好きではない」というのなら 気にならないんだけど、言葉が 感覚的なの。そこがきになる

「気持ち悪い」「変」この2つの言葉は、代表格。


で、「その”変”とか”気持ち悪い”とか 気になるんだけど…」と 言ったところ、妹 激怒。

「何!?なんで そんな風に 制限するわけ!?言っちゃいけないわけ!?

私の言葉を ”否定””禁止”と 捉えたんですね。


思い起こすと、同じことで 小学生の頃から けんかしてたっけ。

今は大人なので 大人の対応、大人の対応…。

「言っちゃいけないと 思ったのね。

そうではなくて、言葉は 子どもにとって 大きな影響を与えるものだなあと 思うの。

この歌を 変だ、と 意味づけしてしまうことが いやだなあと 思ったの。」

おお、私も 大人になったなあキラキラ☆

自分の言いたいことを おだやかに 伝えられるなんて、コーチングのおかげかしら。おほほほ。

でも、妹の怒りは おさまらず…汗

結局、きまず~い雰囲気が 流れましたがーん


あ、思い出しました。

私が こうやって 論理的に(?)説明を始めること自体、むかつくんだった、この妹。

何を えらそ~に、と 何度言われたことか…忘れてた。


ここは、感覚の違いとして 捉えようと 思いました。

妹と 私は、感覚の受信機が違う( 優位感覚が違う )んですね。

そう思ったら 楽になり、5分後には、ふつーの会話に戻りました。

けんかしても すぐに 仲直りできるのが きょうだいですね。


あ~。優位感覚を 学んでおいて よかった。

優位感覚を知っておくと、いい意味での あきらめが 出てきます。

心のエネルギーの浪費が 減って いい感じですよ~。