寒くなったといっても
師走、という言葉がピンとこないくらい
あたたかな日が続いています
今朝、ザァーという音に目覚めました
窓の外が白くぼやけているほどの雨が降っています
ベランダ越しに見える道路では
まるで川のように流れる水が見えます
水の流れの中に落ちた枯葉やごみが見えます
雨のしぶきを身体に感じながら
心が静かに、穏やかになっていきました
あら
たった今、雨の音がやんだと思ったら
窓の外がうっすらと明るくなっています
心と同じですね
だから
泣きたいときには涙を止めないで
寒くなったといっても
師走、という言葉がピンとこないくらい
あたたかな日が続いています
今朝、ザァーという音に目覚めました
窓の外が白くぼやけているほどの雨が降っています
ベランダ越しに見える道路では
まるで川のように流れる水が見えます
水の流れの中に落ちた枯葉やごみが見えます
雨のしぶきを身体に感じながら
心が静かに、穏やかになっていきました
あら
たった今、雨の音がやんだと思ったら
窓の外がうっすらと明るくなっています
心と同じですね
だから
泣きたいときには涙を止めないで
子供のころは数字が嫌いでした
単に算数→数学が苦手だったから嫌いだった
のが真実ですが
そのころは
「ニュアンスのない世界はロマンがない」
などと屁理屈を言っていた気がします
今も数字は苦手ですが
この本の数字には胸を衝かれました
しみじみと生きることに思いを馳せました
内田八州成さんがワークショップを再開されます
うれしい情報でしたので
みなさまにもお知らせしたくなりました
体調をくずされ休養されていましたが
WSをするくらい快復されたのですね
ご自分の道を探求されたいとGNJを離れたのが
昨年の秋でした
私は八州成さんのWSが好きでした
教わることも多くありましたから
GNJの仲間として一緒にできなくなることが
寂しかったですが
これが人生
オープンセンスでは他にも興味深いWSがたくさんあります
クリスティン・プライスを呼んでくださっているのも
ここです
詳しくは↓
http://www.opensense.jp/education/workshop/list_all_current.php
センサリー・アウェアネスのWSについて書いたので
家族コンスレレーションのWSについても
書いておきたいと思います
スティーブ・ビナイ・ガンサー氏によるWSの
2日目だけに参加しました
昨年に続いて2度目でした
コンステレーションのワークは
クライエントの今の問題を受けたファシリテーター(スティーブ)が
立てる家族をクライエントに提案します
クライアントは参加者の中から
家族の代役を指名し、クライエントの感じるそれぞれの位置に配置し
コンステレーションを立てます
クライエント自身の代役も立てます
そこからファシリテーターが
それぞれの代役に「今-ここの感じ」を聞きながら
ワークを進めていきます
ゲシュタルト療法と同じなのは
今-ここに起きていることを解釈しない、ということ
起きている事実をしっかり見る、ということ
その上で
命の継承、生命体としてつながりを持った存在である家族の
流れを阻害している問題を明らかにし
修正していくのがワークの焦点です
たとえば
タブー視されてきた人の存在に挨拶をする
語られなかった人の存在を明るみに出して居場所を与える
誰にも聴いてもらえなかった無念に敬意を表する
私が家族コンステレーションから得たことは
あらゆる存在は
例外なく尊重するに値するし
尊重されることが必要なのだ、ということです
このワークに参加するごとに
次元の違うところで魂が揺さぶられる経験をします
時に微かに、時に激しく
それは、とても不思議な感じもしながら
とても自然な感覚でもあります
言葉で表現するのが難しいのですが
私の中にすべてがある
そんな深さと拡がりが自然に内に起きるのです
その時は気づきませんが
こうして振り返っていると
生命の存在への畏敬の念が湧いてきます
そのようなワークですから
ワークがクライエントにどのように作用するのかは
1~2年かかることもあるのだとヘリンガーは言いました
ここで起きたことが真実であり
真実が重要なのであって
急いで解釈や評価をすることは
真実を再び歪めてしまうのですね
ゲシュタルティストのスティーブのファシリテーションは
静かで、急がず、とても安心感があります
ゲシュタルト療法の気づき
センザリー・アウェアネスの気づき
家族コンステレーションの示唆する生命存在の法則
すべてがひとつところに向かっているように感じます・・・
京都の禅寺で開催された
ジュディス・ウィーバー博士のワークショップに
参加してきました。
センサリー・アウェアネスとは
直訳すれば「微細な気づき」という意味です
今-ここ にある自分と
ゆっくり、じっくり、一緒に過ごしました
ゲシュタルト療法を実践している私にとっては
馴染みのある時間のようでもありながら
もっと繊細な、奥深い感覚に気づく
深い味わいと新鮮な体験をした3日間でした
自分がどのように感じ、どのように存在しているのか
ジュディスの静かな問いかけに促されながら
気づき 味わい 感じ 気づき 確かめ 感じ
ただ、そうしているだけの時間が
驚くほど濃密な時間になるのでした
私の身体は(私自身は)
初日のワークが終わるころには
すっかり自然のリズムに帰っているようでした
考えることもなく、ただ自然に
活動の時間
食べる時間
身づくろいの時間
休息の時間
眠る時間
一日という単位で
数時間という単位で
数分という単位で
その時、その時に行っているコンタクトとひきこもりのサイクルの
身体が自然に反応しているリズムに気づきました
考えに迷うこともなく
考えに縛られることもなく
考えに悩むこともなく
それは例えてみたら野生動物のようでもあります
もっとも、このことを意識したのは帰宅してからでしたけれど
ゲシュタルト療法の創始者の一人
フリッツ・パールズは
センサリー・アウェアネスを創始したシャーロット・セルバーに
熱心に学んだそうですが合点がいきました
プロセスを邪魔しない
プロセスを信頼する
その実感が大きく広がりました
ジュディスに
主催スタッフのひとりひとりに
共にいてくれた参加者のひとりひとりに
ありがとう
秋の草花が風に揺れています
猛暑から一転、冷え込みましたが
暖かな秋です
気候の奇妙さに驚きながら
同じときはひとつとしてない、常に新しいとき・・
変化の過程が生きるということなのを実感します
日々変化するさまざまな出来事に
どのように向き合い、どのように考え、どのように行動するのか
先日Aさんがおっしゃいました
「いろいろな本を読んで、なるほど、そうしてみよう、と
思うたびに、やってみようとしてきたのですが
かえって自分が苦しくなるんだなぁと気がついてきました
誰かの考えややり方が、たとえすばらしくても
自分には合わないことがあるのですね
自分らしくなりたい、自分でいいと思えるようになりたい
その思いが強くなりました」
私たちは誰でも自分自身でありたいのですね
それは自分と深くつながっていくこと・・・
ゲシュタルト療法はそのことを私に教えてくれました
小さな子どもたちは親のことを丸ごと受け止めます
どんな時も、どんな場面も、
いいとか、悪いとか、そのことさえひっくるめて丸ごとです
それは愛してもらいたいから
子どもたちの心がまだ発達途上で
未成熟であることを思えば
これは無償の愛と呼んでもいいのではないか、とふと思いました
なぜでしょう?
子どもたちは無条件に親を愛しているからですね
その人が母親である、というだけで
その人が父親である、というだけで
子どもたちは愛しているのです
完璧な人間なんてどこにもいないのです
私たちは不完全だからこそ成長していかれるのですね
親は少しでも立派に育てようするあまり
自分に欠けている部分を子どもには見せまい、と
頑張ってしまうことがあります
「こうありたい」という姿ばかりを見せようとしてしまいます
子どもの前で完璧な親であろうとするのではなくて
失敗したら、やり直せばいい
うまくいかなかったら、謝ればいい
そして、そこから又始めればいい
小さな子どもたちはどんな時も丸ごと受け止めます
親が完璧であろうとしなければ
「人間は完璧じゃなくてもいいんだ」
「こうやって、悩んで、考えていけばいいんだ」
小さな子どもたちは安心して受け止めるでしょう
そして
大人たちは、例外なく小さな子どもだったのです
あなたの中には、小さな子どもたちの持つ
素直で、正直な、あるがままを受け入れている
愛の芽が今もあるのです
不完全な自分、あるがままの自分に水と光をあげましょう
オーストラリアのゲシュタルティスト
スティーブ・ビナイ・ガンザー氏が今年も来日します
家族コンステレーションは
ドイツ人セラピストのバート・ヘリンガーが提唱したもので
現在の問題を個人の心理的問題と捉えるのではなく
家族の中に生じている問題としてみていきます
私たちの最小単位の社会は家族ですが
言ってみれば家族は人間関係の原型なのですね
ヘリンガーはそこに明らかな原則を見出しています
その原則が無視されたとき歪みが生じ
歪みを支える役割を誰かが担うことでバランスを保とうとします
それが現在の問題(症状)であるならば
その歪みに焦点をあてることで
本来の健全な方向にバランスは回復していくのですね
私は昨年、この家族コンズテレーションに出会って
新たな視点と感銘を受けました
次の日程でワークショップがあります
日本カウンセラー学院とGNJの共同開催のため
参加対象が限られていますが
対象者で関心のある方はぜひお問い合わせください
★10月2日(土)、3日(日) 10:00~17:00 通訳あり
会場:東京都神田
定員:25名(先着順)
参加費:40,000円
参加対象:日本カウンセラー学院在校生、卒業生、GNJ会員
★お問い合わせ
日本カウンセラー学院 03-5296-7709