一石何鳥が動くー15「待つ理の仕事」 | 「彩どり師の仕業」今様の巫女的生き方の心得指南いたします

お読みいただきありがとうございます。

人生の彩どり師・関みゆ紀です。



一石何鳥が動くー14「猿と鹿が統べった」の続きです。



紫花さん弟・彰さんは、JR町田駅近くで

オステオパシー施術院ボディケアクリニカルを開院しており、

なるべくギリギリまでお話できるようにと、

その近くでランチをしておりました。



施術院の前に来ると、弟の彰さんのメッセージに氣が付きました。



「30分遅らせてほしいって、やだ、氣が付かなかったわ。

う~ん、みゆ紀さん、どうする?帰る?」




「いや、たぶん、この待つことって何かあるんだと思うから、

お茶でもして待ってようよ。」




日を変えろってこと?

どうも、そこではないらしい。



傘を差して歩き出すと、いつの間にか、

紫花さん藤井風さんの「祭り」の話をし出しました。



「藤井風さんの「祭り」の歌は、ああ、そうだよねって。

もう、それ、わかってるよねって人は、

バンバン出てきてる。」




「ああ、そうか、「待つ理」の時間なんだ。

待つコトワリ、待つに理があり、利がある。」


宇宙の真ん中で愛智を学ぶー82「待つ理・待つ利」




この30分の「間」が大切なのだと、

お互い瞬時に理解しました。

6年の隔たりがあって、違う「軌跡」を辿ったけれど、

同じ「奇跡」を観て「対シンクロリレー」してきたので、

「リテラシーの共時性」という、

説明しなくても理解し合う状態が起きているのがわかります。



リテラシーって、読み書き能力、

識字力が本来の意味なのですが、

物事を適切に理解や解釈する意味⇒

⇒「理解力・応用力」で使われています。



元々、書は、文字(形)と言葉(言霊)と触れ合う世界で、

それは、自分の内側(和多志)とダイレクトに通じている世界。

紫花さんは、筆と墨で簡潔に表現することで、

私はというと、2年間ビッチリ見えないチームとの禅問答で

リテラシーを鍛え上げられておりました。



温かいお茶とコーヒーでブレイクタイムを取った後、

いざ、オステオパシー施術院ボディケアシステムへ。



会ってわかったのが、彰さんは「待つ理」の仕事をする人。

凪の状態に還る「点(天)に触れる人」だということ。

なるほど、紫花さん彰さんが、

「対」となって転生している理由がわかった氣がしました。



人間には、自然治癒力がありますが、

日常生活では、思考と理屈で何とかしようとする働きが多いので、

「間」を取る時間を無視(スルー)して過ごしている。

荒波の状態にず~っと身を置いている感じですかね。

だから、体があるべき本来のポジションに戻る暇(いとま・意と間)が無い。



現代社会の価値観は、「経済」が圧倒的な優位性を持っています。

簡単にいうと、「稼ぐ人が偉い、稼ぐ人が正義」

「稼ぐ人」になることが魂の本質ではなくて、

そのプロセスの氣付きや悟りが魂の糧なのですが、

自ずと、また、自ずから、

「稼ぐ」というベルトコンベアーに乗っているので、

その動きを止めることに罪悪感を抱き、

凪の時間から遠ざかっていきます。



眠る・睡眠という凪の時間ですら、

休めず、止まれない、という悪循環が続きます。



凪の時間には、心と体と魂を一致させた、「和多志」という

「S・A・G・A サガ」に一番繋がることができるのですが。

宇宙の真ん中で愛智を学ぶー162「S・A・G・A サガ~♪」



能の世界観も、凪の時間と繋がっている氣がします。

それが、私のプロセスからの実感です。



令和4年4月4日、この日は、

一日中雨が止むことなく寒の戻りが起きており、

体も強張りがちな状態でもありました。



「施術は、触ることもありますが、

ほとんど触らないし、痛いこともないんです。

ズレてる部分に「てあて」してるだけなんです。

人は本来元に戻ろうとする働きがあるから、

体のあるべき位置に戻っていくんですね。

寝れば戻るんですけど、寝てない人多いんですよ。

睡眠の質があまりよくない。

だから、寝かしてしまう時もあります。

ちょっと受けてみますか?」




検知・感知して、ズレてるポイントにアクセス(認識)してる感じなのかな。

自力でできることの限界を、他力を借りることで、

体を本来の状態に戻そうとする働き

自然治癒の流れを促していく。



「自然」が相手なのですから、

「待つ力」が必要な仕事なのだということがわかりました。

施術者のパワーでどうこうしようとしてないのだということです。

自力と他力のバランスで施術している。







だからね、「待つ理」の仕事なんですよ。

自分の今を信頼して待つ仕事をしているということが、

相手(被施術者)の今を信頼して待つに繋がってるんだなって。

そうでないと、凪の状態が起こりやしないもんねぇ。

治してやろう・癒してやろう、なんて、

エゴ(思い通り)の状態が入っちゃったら、

自然治癒とは真逆の方向に行くからね。



この凪の時間、待つ理の仕事は、

まきちゃんのクリアリングやヒーリング、

もりまりのヨガストレッチも同じです。



数分間、立ったまま、私も施術していただきました。

その後、紫花さんの施術も見学させていただきました。



同じ空間にいる者へも伝播していく感覚がありました。

この空間に流れる凪の時間(リラックス)を共有することになるので、

効果が波及していく、という感じですかね。

氣功で離れている動物が崩れ落ちて寝てしまうシーンを

テレビで見たことがありますが、それに似てる感じなのかなぁ。



さて、ここからが本題です。

なぜ、私がここまで、「田中姉弟」のことを語ろうとしているのか。

それは、あやちゃんが受け取ったこのメッセージに繋がっていて、

宇宙の真ん中で愛智を学ぶー170「弁才天ふたたび」







紫花さんが受け取っている

「空海さんからのメッセージ」

繋がっているからなんですよ。

もう、そりゃあ、絶妙な「神芝居」で。



一石何鳥が動くー16「光の十字またよみがえらんと」に続く。







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