宇宙の真ん中で愛智を学ぶー151「中心は空(±0)」 | 「彩どり師の仕業」今様の巫女的生き方の心得指南いたします

お読みいただきありがとうございます。

人生の彩どり師・関みゆ紀です。







宇宙の真ん中で愛智を学ぶー150「三柱三界・無為の神」より続いております。



蟹座の満月が来たなぁ。

ここからまた新月へ向けて、

折り返しです。



心理学者の河合隼雄氏は、三柱の中の一柱が、

何の実態も持たない「無為の神」であることに着目、

この構造を「中空構造」と呼びました。

奈良 美代子氏(グロービス経営大学院研究員)の考察が興味深いです。



【古事記】日本に強力なリーダーが少ない理由は?(前編)
【古事記】日本に強力なリーダーが少ない理由は?(後編)



その中の一文を引用させていただくと、

【QUOTE】

中心が空であるということがプラスの方向に機能しているならば、

絶対的な価値は存在しないので、

新しいものや異質のものを受け入れやすく、

周辺の自律的な力や調整力、

そのバランスで成り立つことができます。

しかし、マイナスの方向にしか機能しない場合は、

求心力がないが故に周辺同士が依存的、癒着的になり、

放射的に影響力が及ばないが故に

全体の統制がとれずにまとまりがない

といったことがおきるという特徴があります。

特にマイナスの機能が優位なときは、

他の文化圏の人の目には「日本人特有のあいまいさだ」と映るのでしょう。

【UNQUOTE】



私はNHKの朝ドラと大河ドラマで世相を観ています。

今年の大河ドラマは「鎌倉殿の13人」です。

北条氏の「執権政治」の物語です。

このドラマの制作が決まったと聞いた時、

決定的なリーダーがいない「中空構造」を思い浮かべていたので、

なるほどなぁと思ったのでした。



絶対神って一神教のことだけど、

やっぱり、イエスの目の概念って

全体を通す目のことだろうなぁ。





宇宙の真ん中で愛智を学ぶー139「九芒星と蛇の目の謎を追え」



【QUOTE】

絶対神≒イエスの目とは、蛇の目と太陽であり、

俯瞰の目(アワの目)のことなのでは?と思っています。

以前書いた宇宙の真ん中で愛智を学ぶー65「アタシとワタシ」

とリンクしていて、







俯瞰している時の感覚って、

主観と客観の目が結びついた時に起こる

「これでいいのだ」の境地なんだと感じています。







それが、6と9の二つの山の重なりでもあるのだと思っています。

重なっているのなら、「差が無い」ということ。

「差取り」とは「悟り」のことだから。





【UNQUOTE】



「これでいいのだ」って、

「多様性」を認めたからこそ出てくるセリフです。

「これが宇宙の流れです」ってことだから。



月の節目の「前日」あやちゃんまきちゃん

「白麒麟」と「籠目」のシンクロは起こされていました。

彩どりMarcheオープンに経緯を書きましたけど、

白虎さんから、夏至の日ではなく、

夏至の前にネットマルシェをオープンさせてほしいって

言われたんですよね。

節目ではなく、太陽の前に出ろってことです。

陽が極まるその手前で動いてくださいって、ことですよね。

「太陽」と「月」の「節目」ではなく、その渦中ではなく、

ちょっとずらしてるんですよ。

これ、どうして目の前に提示されてるんだろうってずっと考えてたんですね。

今のところ思いついてるのが、

二元のどちらかに偏るなよ、

もしくは、偏っていることに氣が付きなさいよ、

ってことなのかなぁって。

ドツボやルツボにはまるとカオスだから。








「氣が付く」ことが、物の観方の解像度を上げ、

「中庸」「真ん中」に戻し、俯瞰する目に近付く。

で、その視点が、二者択一ではなく、

多様な選択肢を増やすことに繋がっています。

18歳で嫁入りの帯祭りを済ませたばかりの私としては、

二つ選択肢があり、その一つを選んだとしても、

それを選択したことによる効果と逆効果や影響へも

意識を心掛けることが、

「大人」の証だなと改めて認識した次第です。

中空構造がバラバラに作用しないために、

一人一人が自律と自立を自覚していることが大切なのだと。







東京の「三囲神社」から、

京都にある本家本元の「木島(このしま)神社」の御祭神、

天之御中主神へ跳躍する過程で、

木嶋坐天照御魂神社|蚕ノ社|三柱鳥居の謎に迫る!京都最古級の名神大社は浄化のパワースポットであった!

という記事が出てきました。







木島神社の三柱鳥居の由緒書きには、

「この神座は宇宙の中心であり四方から拝するように建立されている」

「景教の遺構との説もある」

と書いてあるらしいのです。

景教って、キリスト教で中国に最初に伝来したネストリウス派のことだそうで。

イエスの目に繋がってきたなぁ。

それにしても、三方でなく、四方って( ゚Д゚)

三方は、それぞれの鳥居からだとして、

四方とは、どのポジションなんだろう。







中心に入って、真上を見上げるか、

天空に上がって、真下を見下ろすか。







天之御中主神と繋がる天地人

舞台は地球

宇宙の真ん中で愛智(フィロソフィー)を学ぶ


に相応しいテーマであることに間違いはありません。



中心が空(±0)ならば、

宇宙は和多志たちに選択の自由を、委ねてるってことよね。



宇宙の真ん中で愛智を学ぶー152「ほんとの空」に続く






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