宇宙の真ん中で愛智を学ぶー80「原点(本質)を観よ」 | 「彩どり師の仕業」今様の巫女的生き方の心得指南いたします

お読みいただきありがとうございます。

人生の彩どり師・関みゆ紀です。







宇宙の真ん中で愛智を学ぶー79「みかみくもの向こう」より続いております。



なぜ、まきちゃん「はらえどのおうじの"戸"が違う」ではなく、

「はらえどのおおじの"戸"が違う」と伝えてきたのか、疑問でした。

宇宙の真ん中で愛智を学ぶー77「はらえどのおおじの"戸"が違う」



「王子」は、「おうじ」と表記するのがセオリーですが、

「おおじ」という「音」の方で伝えてきているわけです。



「おおじ」は、「大路」で、

道・ルートも含めて観た上で、

戸=ゲートが違いますよと。

だから、「はらえどのおおじ」は、

熊野本宮大社の直近の禊場のことだけでなく、

熊野那智大社、熊野速玉大社にも、掛かっている。

熊野三山全体を観てみなさいよ、の意図が窺えます。







熊野本宮大社元宮は、大斎原(おおゆのはら)ですが、

熊野那智大社大元は、那智大瀧(飛瀧神社)

熊野速玉大社大元は、ゴトビキ岩(神倉神社)

だと言われています。

従って、元宮・大元の、この三点を直接結んでみる。







なるほど、「戸」も違うし、「おおじ」も違います。



こんな伝え方をするということは、

どこに、何に、視点を向けさせたいのか、の意図が感じられます。

原点(本質)を観よ、ということです。



原点とは、この三つの場所ですよね。

中州の
と、と、

自然が原点だと言っている。







もっとシンプルにすると、♀と♂が原点だと言っている。







異なるものと異なるものが、融合・和合・統合した時に、

よみがえり、再生は行われる、ということです。







それが、進化の法則なのだということ。

だから、時代が変わる時、困難が起きているということは、

異なるものと異なるものが、

融合・和合・統合のプロセスが起きているということ。



ということは、

陰と陽が物事の原点なんですと伝えてきている。

そこを観ておかないと、時代の波に翻弄される。

どっちかに偏ると、何が起きているか理解できないまま、

混沌の中で正氣を失い、自分の真ん中から外れていく。



宇宙の真ん中で愛智(フィロソフィー)を学ぶ。

宇宙の真ん中って、自分の真ん中です。

そこにいないと、「愛智」はわからない。



人類最初の男と女、アダムとイヴ。

これが、社会の最小単位。



創世記でいえば、

出雲は、カインとアベルの兄弟。

熊野は、アダムとイヴの男女。



人間社会の原点、「型出し」が目の前に現れました。



熊の「クマ」とは、「神」や「隅」を表し、

「隅」とは、隅っこ、端っこ。暗い場所。

熊野は、「神々のおわす奥まった地」という意味。



自然(アニミズム)が原点なら、

今、祀られている神々よりももっと前から、





宇宙の真ん中で愛智を学ぶー19「二羽の八咫烏は先導する」



その土地に存在していた、ということだと思います。



さて、宇宙の真ん中で愛智を学ぶー69「69」で、

なぜ、八咫烏は、あやちゃんに、カゴメカゴメを唄ったのでしょうか。



【QUOTE】

沖縄で伝わるカゴメカゴメは、

「後ろの正面 だ~~~ぁれ?」の後に、

鬼が唄うそうです。



ひーとり、ふーたり、さんにんの子、

やーぁと数えてひとふたり、あのひとさーぁ、


このひとさ☝!!







一人、二人、三人の子。

アマテラス、ツクヨミ、スサノオの三貴子?!

何を、誰を、指してる?

【UNQUOTE】



ここで、肝心なことを見落としていることに氣が付きました。

出雲大社に祀られているのは、

「大国主」だということと、

出雲の原点は、


「スサノオ」「クシナダヒメ」

須我神社にある
ということを。






宇宙の真ん中で愛智を学ぶー81「八雲立つ」に続く。