宇宙の真ん中で愛智を学ぶー79「みかみくもの向こう」 | 「彩どり師の仕業」今様の巫女的生き方の心得指南いたします

お読みいただきありがとうございます。

人生の彩どり師・関みゆ紀です。







宇宙の真ん中で愛智を学ぶー78「もののけ姫と神殺し」より続いております。



今日は、晴れたり、曇ったり。

と思ったら、にわか雨が降ったり、突風が吹き荒れたり。

窓の外から観える風景は、おおわらわです。



ありとあらゆる「天候の型」を見せられています。



山陰三山と熊野三山。

出雲と熊野。







八咫烏に「調べぇ~~い」と言われて、

出雲と熊野を調べまくりました。

そのルーツや歴史を、本を読んだり、ネットで調べたり、

暗中模索しました。



その歴史やルーツも、様々な説があって、

何がどうなってるのか、何が真実なのかわからない。

では、今あるものの中で、八咫烏の「問い」の意図を探るしかない。



とにかく、
「祭り」って言われてる。

それを手掛かりにするしかありません。



出雲にも、熊野大社があります。

出雲国一宮 熊野大社として、

出雲大社と共に、大切に奉られてきました。



出雲大社と熊野大社との間には、

不思議な「祭り」があります。




毎年10月15日に行われる「鑚火祭」というのがあり、

出雲大社の宮司が11月23日の

「古伝新嘗祭」に使用する神聖な火を起こすため、

この燧臼と燧杵を受け取りに熊野大社を訪れます。



この授け渡す儀は「亀太夫神事」と呼ばれ、

出雲大社が納める餅の出来映えについて

熊野大社の下級神官である亀太夫が、


色が悪い、去年より小さい、形が悪いなどと

苦情を口やかましく言い立てる
という一風変わった神事らしい。



出雲が持ってきた餅に対して、

熊野が難癖付けるわけですから、

このご神事の様子から察すると、

出雲より、熊野の方が、力関係が上に映ります。



これ、ミクロでは、人と人の力関係を表わしているし、

マクロでは、国と国の力関係に似ていませんか?



祭り事(まつりごと)は、政(まつりごと)

支配する者は、支配される。

その繰り返しのパターンの記憶を、上書き保存しながら、

「神社」や「聖地」と呼ばれる場所は存在している、

ともいえそうです。



ここまで書いてきて浮かび上がったこと。



1.争いの火種
2.環境問題(神殺し)




八咫烏は、私に何を問い掛けてきたのか。

出雲と熊野を用いて、人間社会の今までの在り方と縮図、

その型出しを見せて、「問い」をしてきているのではないかと。



この二つに共通しているものは何か。

人間の欲です。



と言い換えてもいいのかも知れませんが、

人間の欲と向き合うこと、

我(が・われ)と向き合うこと、

ミクロとマクロの視点を持つこと、

身動きままならぬ今、やっておくことが重要な今なのではないかと。



あら、今、左側の背中のところ、ホッカイロ当てられた( ゚Д゚)

どうやら、そういうことみたいだね。



窓の外は、風に吹かれて、たくさんの雲が流れている。

おっ、山の稜線が見えてきた。

雲の向こうに、山がやっと見えてきました。







あ( ゚Д゚)

観えてきた。







みかみくもの向こう。



宇宙の真ん中で愛智を学ぶー80「原点(本質)を観よ」に続く。