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人生の彩どり師・関みゆ紀です。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー75「千と北の暗号」より続いております。
本日は、新暦8月15日盂蘭盆会(うらぼんえ)、月遅れ盆です。
先祖と繋がり、過去を尊び、今に感謝する日です。
そして、終戦の日です。
過去から学び、過去を悼み、過去と未来を祀る(繋げる)日です。
8月12日の普天間さんとのやり取りです。
ここから先を書き進めていくに当たり、
真意と深意と神意をより意識してまいります。
ここで改めて氣を引き締めないと、
大丈夫か?私?
何を伝えたいか、自分でわかってるか?!
その問い掛けをしていかないと、本質から離れて行っちゃうので。
すみません。
間違っていたら、質して、進みますので。
千家さんと北島さんは、
ともに始祖を天穂日命(アメノホイノミコト)とし、
南北朝時代まで同じ氏族(出雲国造家)でした。
出雲さんです。
国造(くにのみやつこ)とは、
大和時代に、朝廷によって任じられた地方官の一つで、
7世紀初め頃から、大和朝廷は、以前からその地方に土着し
部民などを私有していた豪族を国造に任じたり、
朝廷から派遣したりして、支配権を確立していきました。
祭り事(まつりごと)は、政(まつりごと)ですね。
54代国造家の後継問題から、兄弟喧嘩が起こり、紛争が勃発、神事が中止になります。
その解決策として、当時の守護代が
神事・所領・役職などを等分する「和与状」を結ばせたそうです。
出雲さんは、千家さんと北島さんに分かれてしまいましたが、
変わり番こ・平等に祭祀職務を務めていました。
纏り縫い(まつり縫い)です。
布の端を折り返して、
裏の布と表の布を交互に針ですくって縫いつける。
裏と表を一つにして整える。
纏りとは、纏めるということ、一つにするということ。
しかし、それも幕末までのこととなります。
明治時代には、千家氏・北島氏ともに男爵として
遇され(=もてなされる)ましたが、
出雲大社自体は内務省神社局の傘下となり、
千家氏は出雲大社教(いずもおおやしろきょう)、
北島氏は出雲教(いずもきょう)と、
それぞれ宗教法人を主宰して分かれ、
出雲大社の宮司は千家氏が担うことになりました。
戦後は、出雲大社は神社本庁包括に属する別表神社となり、
宗教法人出雲大社教の宗祠として、宮司は千家氏が担っています。
天穂日命(アメノホイノミコト)は、このブログに登場しております。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー11「熊野の八咫烏が動く」
去年の暮れに、2月15日に和泉熊野神社へ行くと決めたので、
今年の1月3日に夫と近所の横浜熊野神社へご挨拶に行った時に、
撮影したものです。
なるほど 「千家さん」と「男爵」の文字が見えますね。
明治とは、日月治める。
太陽と月が統べること。
皮肉なことに、明治という時代(政府)が、
「まつり縫い」の形を変化させてしまいました。
出雲大社の宮司から外されてしまったわけですから、
これによる北島国造家の方の負荷は相当大変だったようですので。
また、「明治」は、「神仏習合」を「廃仏毀釈」によって、
「神仏分離」させてしまいました。
現況は、地元の方は、北島国造で結婚式を挙げることが多く、
県外の方は、千家国造=出雲大社で結婚式を挙げることが多い、
そんな図式になっているようです。
それぞれの国造家の格式を重んじての共存があるのでしょう。
その時の状況に合わせて、共存を目指してきたのが、
日本の「祭り」といえるのかも知れません。
「真意」は、「事実を受け取る」ですので、
このことについて、良いとか悪いとかの視点では書いていません。
八咫烏が、私に提示してきているのは、
これは、「型出し」ですよ。
では、何の型出しだと思いますか?
自分で考えてみてください。
だと思いますので。
アダムとイヴの息子、カインとアベルの話では、
兄のカインが弟のアベルを殺してしまいます。
人類最初の殺人であり、加害者と被害者です。
争いの火種は、身内が持っています。
このミクロが膨れ上がってマクロ(国家間の争い)になっています。
ミクロは、自分の身の内側のことでもあります。
時代が変わると、常識が変わってしまいます。
今までそうだったことが、通用しなくなる。
その時に起こる、葛藤や混乱。
そのことに翻弄されない為にも、
自身の火種、また、外側の火種を、
落ち着いて見つめる必要がある、
そう感じています。
自分が今投げ掛けているものの本質は何から来ているのか。
人というものは、そういう火種を持っている生き物だということ。
それを知っている、わかっている、ということが、
改めて重要な今なのだと思っています。
2013年は、伊勢神宮と出雲大社のダブル遷宮の年でした。
木花咲耶姫と磐長姫の伝言-30「三貴子」
この時に、伊勢と出雲の霊的な統合が行われたと言われています。
奇しくも、この2013年に私は出雲へ行き、
私の「分け御霊」の明子さんに出会っています。
木花咲耶姫と磐長姫の伝言-4「分け御霊」
女性性を問え。
出雲は、どこまでも、私に、
二つは一つ、一つは二つを、
目の前に提示してくるのです。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー77「はらえどのおおじの"戸"が違う」に続く。
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