お読みいただきありがとうございます。
人生の彩どり師・関みゆ紀です。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー58「忍潮井の女神と男神」より続いております。
息栖神社は、茨城県神栖市にあります。
栖という文字は、鳥の巣という意味があります。
えぼしのとりが動くの「トリ」のすみかです。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー1「烏帽子の鳥が動く」
息栖神社の公式ホームページを開けると
三つ巴の神紋と「かみのいぶき」という言葉が目に飛び込んできます。
神栖神社は、地理的に観ても、
三位一体の「三つ巴」まさに「神の息吹」です。
神社を訪れると、自ずと近隣のおうちのお名前が氣になります。
神社って、勝手な関みゆ紀の見解で、
音で守護されていると思っております。
それに纏わる名前の方が、やはり近辺に住んでおられるんですね。
何らかの計らいであることもあるし、あやかることもあるし、
その土地(神社)と共に、歴史を担ってきた一族であることも多い。
息栖神社の場合は、「猿田」さんというお名前でした。
息栖神社の中にも、大黒さんとお猿さんがおられました。
猿田彦と言えば、邇邇芸命(ににぎのみこと)の
地上での先導役の「みちひらき」ですし、
水郷という場所に合わせてみると「水先案内人」の役割をする神です。
また、猿は、神猿(まさる)といい、
大山咋神(おおやまくいのかみ)の神の遣いです。
息栖神社の御祭神は、次の三柱です。
主神は、久那戸神(くなどのかみ)
岐神とも表されるそうで、路(みち)の神、井戸の神。
相殿に次の二柱
天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ)
住吉三神(すみよしさんしん)
天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ)とは、
国生みのイザナミとイザナギの間に生まれた神。
『古事記』では葦原中国の平定、すなわち国譲りさせる為、
天照大神と高御産巣日神(たかみむすびのかみ)により
(宇宙の真ん中で愛智を学ぶー52「高木神社の三角△結び」で出てきたお結びの神様ね)
出雲の大国主命のところに武甕槌神(たけみかづちのかみ)=鹿島神宮
と共に遣わされたのが、この天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ)だそうです。
米の船って、天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ)のことだったらしい。
だから、ノアの方舟のようなものが観えてた。
米の船って、光の船のこと。
神道の神様が乗っている船でもあり、
曼荼羅の中央に中大八葉院に表されていた、
仏道の仏様たちが乗っている船でもある。
七福神も宝船に乗ってるしね。
住吉三神とは、海から生まれ出でた神様です。
日本は神仏習合という和合と融合の精神で
異なるものを結び合わせ奉る文化が千年余り続いた国。
住吉三神は、神仏習合では、こんな風に考えられます。
・底筒之男神 ⇔ 薬師如来
・中筒之男神 ⇔ 阿弥陀如来
・上筒之男神 ⇔ 大日如来
天乃鳥船の「アマ」とは、
天津神が御座す(おわす)高天原を表わしています。
たかまがはら、たかあまはら、たかあまのはら、たかのあまはら、たかまのはら
母音が「ア」の行です。
五十音図でいうと、アワの道とは、天(アマ)の道です。
自分を表わす吾・我という文字は、アとも読むし、ワとも読めますよね。
だから、アワの道って、自分のことを指してるんですよね。
ourの道(和多志たちの道)ですね。
吾・我が、天乃鳥船に乗り、天の道を進んだら、
何を手に入れることができるのでしょうか。
鳥の目=十理の目 バードアイ
俯瞰の視点なんだと思うんですね。
アとは、主観の目を表わしていて、
ワとは、客観の目を表わしている。
アもワも、どちらも「吾・我」で、自分の目です。
アワの目は、俯瞰の目です。
主観も客観も備えた目。
すご~い!みゆちゃん、スサノオだったんだぁの目は、
主観でも客観の目でもなく、傍観の目です。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー58「忍潮井の女神と男神」
天の道、アマの道。
アマとは、海女、女です。
女性の道なんですよ。
宇宙は母系だという証かも知れない。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー31「七剣星と宝珠を手に入れた」
息栖神社とは、こういう場所。
「9割の普通の人に託される試練、役割、経験したことがないこと」
とメモしていたのは何だったのか。
その解釈は、読む方にお任せしたいと思います。
関という名前は、かんぬきの意があります。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー38「アヤとマキの暗号と型出し」
かんぬきは、漢字で閂で、横木を表わしています。
夫婦(めおと)は平らかなるもの。
平らかとは-(横木)ですよね。
この息栖神社で、和多志たち夫婦は、
氏名は使命の真の「関の道」第一歩を踏み出したワケです。
さあ、木にしがみ付き、巣ごもりしたままの女神たちよ。
関みゆ紀は、たった今、-(横木)を女神たちに放ちました。
自らに横木を装着して、白と黒の扉を一つにし、
酉になり、羽ばたいてください。
その過程(プロセス)が、
その視点で観たものが、
自らの宝となります。
朱雀の門が待っています。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー60「夏至に朱雀の門を開ける」に続く。
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