木花咲耶姫と磐長姫の伝言-91「水に流す」 | 「彩どり師の仕業」今様の巫女的生き方の心得指南いたします

お読みいただきありがとうございます。

人生の彩どり師・関みゆ紀です。







木花咲耶姫と磐長姫の伝言-90「大鳥居」より続いております。



2021年1月5日、緊急事態宣言の発令の二日前。

な~ぜ、そこまでして、チーム三五太郎が、

私を動かしたかったのかわかりましたよ。

年明けちゃったら、堂々と動きづらくなっちゃうからです。

いつでも行けると思っているところほど、行かないしね。

東京タワーに登ったことがある東京人がどれほどいることか。

近いほど行かないし、機会を逃すと行かないんだよね。



2020年12月29日に戻ります。

大鳥居駅から、穴守稲荷駅まで行き、

そこから徒歩で旧穴守稲荷大鳥居へ向かいましたが、

反対方向に向かってしまったり、私のポンコツっぷりが激しく、

10分程度で着くところが倍以上掛かる羽目に。

しかしながら、地道に徒歩でこの場へ向かうことに意味がありました。

弁天橋の向こう側に大鳥居が見えた時に、

この場へ来た意味がわかったような氣がしたのです。




この抜け感です。



海、湖、川、そこに建てられてる鳥居って、

エネルギーを逃す、ゲートの役割を果たしているのだということ。

鳥居という象徴的なものがあると、意識が集中しやすい。

そこに集まったものを水を通して流す。

エネルギーだから、霊的なものも全て含まれてますよ。

だから、お盆だとか、夜だとか、水場に近寄っちゃいけないんですよ。

色んなゲートと通じてるから。

水は、個体・液体・氣体、姿を変え、媒介するものだからね。



日本人の水に流すの意識を観たのです。



許す

許すは、緩める、でもあります。



であり、



放す

放すは、話す、でもあります。



なんですよ。


「水に流す」とは、過去のいざこざなどを、すべてなかったことにする。

という意味のことわざです。

捻じれて捩れた仲や関係性をリセットし、

再度新しくスタートすることです。

そして、多くは、
無条件で相手を許す場合に使う言葉です。



破壊再生です。



だから、2020年12月31日に

ホームページ・クローズのお知らせ

をアップしたんだね~。

今、意識が顕在化して、わかりましたよ。

言葉で音にしたので、意識が明確化しました。

アップした時は、よくわかっていないままやっておりました。



これから、もっともっと、価値観の転換が行われていきます。

だから、要らなくなったものは、ドンドン潔く手放していかないと、

循環が行われなくなるから。



海に囲まれた島国日本は、元々が、

風通し好くエネルギーが循環する、

恵まれた国だということですよ。



ところが、緊急事態宣言です。

緊急事態宣言って、閉じること、籠ること、だから、

その前にリリース(解放)させたかったんだよね、私に。

まだまだ、不要な固定観念を抱えて生きてるし。

チーム三五太郎の愛ですよ。

痛いことばっかりなんだけどね。



この大鳥居は、「空港入口」という空の玄関の入り口で、

この先は、短いトンネルに繋がっています。







弁天橋のって、繋ぎ目のことを言いますよね。

この場所は、この大鳥居は、

空と海と陸の弁(繋ぎ目・ゲート)だったんです。







この「大鳥居」は、旧・穴守稲荷神社の「一の鳥居」でした。

穴守稲荷神社は、戦前は、今の羽田空港内にありました。

昭和20年8月15日終戦後まもなく、

GHQは羽田空港拡張の為、48時間以内に、

穴守稲荷神社を含めた付近住民の強制退去を命じたんですね。



無茶ぶりだよね、48時間って。

二日間で、自分の住んでるところから出ていけ!なんですよ。

神様を移動させろ!なんですよ。

何が正義がわかったもんじゃない。

これが、戦争に負けた側の在り様です。



付近住民も含め、大混乱の中退去することになるのですが、

翌月の9月、地元崇敬者有志により、仮社殿を復興再建。

現在地(大田区羽田五丁目2番)に遷座することになります。

これも、終戦直後の状況から考えると、結構なスピードですよ。

日本人の矜持の成せる業だったんだと思います。

だから、この穴守稲荷神社という場所が、

どれほど地元住民と結び付いていたか、なんですよね。



ところが、大きな一の鳥居を動かそうとすると、

作業事故が起きたり、工事関係者が病気になったりした為、

この鳥居のみ羽田空港のだだっ広い駐車場に、

ポツンと赤い鳥居が聳え立つ、

異様な光景を残すこととなりました。



1999年に、更なる区画整理が持ち上がり、

地元住民の願いにより、無事に多摩川河口に移設され、現在に至ります。

ということは、移設された場所が

エネルギーが行き来するゲートとして適切だった、

ということなのでしょう。



そりゃあ、東京のエネルギーを行き来する弁の役割を果たしていた大鳥居だもの。

乱暴に扱ったら、乱暴な扱いが返ってくるよね。



日本って、海・湖・川に向かって鳥居が建てられるところが非常に多いですよね。

恐らく、日本独特の光景なんじゃないかな。

水場に向けて鳥居というゲートが建ってる光景。

エネルギーの出し入れポイントの弁の役目なんですよ。

鳥居って。

日本人の水に流すのマインドの証なんですよ。

だから、簡単に動かすとエネルギーの流れが変わるから大変なんですね。



私も、まきちゃんも、東京湾に面してる神社をずっと巡っていました。

不要なエネルギーを水に流す為でもあったのだと思います。

今じゃ、埋め立てでわからなくなっちゃってるけど、

昔の海岸線の位置に建っていた神社ばかりなんだもの。







木花咲耶姫と磐長姫の伝言-29「一弁」の天祖諏訪神社もそうです。

ここも弁天橋のふもとにあり、

東京湾(東)に向いています。

木花咲耶姫と磐長姫の伝言-77「高輪神社」も、

東京湾(九十九里浜)に向いています。



さあ、まだ時間はあるよ。

己の内の、何を水に流しますか?




木花咲耶姫と磐長姫の伝言-92「タイミング」に続く。



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