朝日新聞掲載 「さくらさんの家族観 支えに」(2018年1月15日朝刊) | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 

HahaCoLabo(ハハコラボ)

母娘関係研究所 

加藤なほ です。

《プロフィールはこちら》 

 

 

 

9月上旬、これまでに2度お世話になっている朝日新聞さんにお声かけいただき、取材協力をさせていただきました記事が、今週月曜掲載されましたsmile

 

 

内容は、ちびまる子ちゃんの作者である

”さくらももこさんの家族観”

についてまとめるというものでした。

 

 

読まれた方はいらっしゃいますか?

 

 

小学1年生の頃、わたしはまるちゃんにどハマりしました。

 

 

いろんなおもちゃ(大きなトランプとかまだ実家にあるはず!)を買ってもらったし、週末の夜6時が楽しみで楽しみで仕方なく、おどるポンポコリンのカセットを買ってもらい、家でよく歌っていました。

 

 

漫画(コミック本というのでしょうか)を禁止されていた我が家では、漫画のまるちゃんを買うことができず、こっそりと祖母に頼んでなぜか5巻と6巻?を買い、机の引き出しの奥にしまって何度も何度も母に隠れて読んでいた記憶があります。

 

 

 

 

 

余談ですが、わたしは ”りぼん” 派だったのだけど、付録だけ触らせてもらい漫画は母に取り上げられていたのです。

 

こっそりと読むのが大変だったことをこの記事を書きながら思い出した!!

 

 

アニメもなかなか見せてもらえず、セーラームーンがもう、見たくて見たくてたまらなかったな〜!!

 

(土曜7時は日本昔ばなしを見る家でした!今となっては日本昔ばなしをみたくなるくらいだし、いい番組だと思うからから、まぁよかったのかなって思うけれど、当時は会話についていけないし悲しかった、嫌だった。

おぼっちゃまくん、クレヨンしんちゃんは下品すぎてとんでもない!みたいな家だったよ〜)

 

 

 

 

 

このお話をいただいたとき、さくらさんがなくなった後、Twitterでたくさん回ったというさくらさんの言葉を知りました。

 

 

それが、

新聞にも掲載されている、

 

”血が繋がっているから”という事だけで愛情まで自動的に成立するかというと、全くそんな事はない 

 

という言葉なのかな。

 

 

励まされていた方が、追悼の意を込めてたくさんシェア(リツイートというのでしょうか)されていたそうです。

 

 

 

さくらさんがそのようなことをエッセイに書かれているとは知らなかったわたしは、びっくりしました。

 

 

まるちゃんといえば、日本の平和な家庭の象徴みたいな印象があったし、アミを書いているさくらさんが家族のことで悩んでるなんて思わなかったから。

 

 
 

 

「あぁ、悩んでいる渦中にこの言葉に出会いたかった。

大好きだったまるちゃんの作者であるももこさんの言葉だから、わたしはきっと少なからず救われただろうなぁ」

 

って思いました。

 

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記者さんからいただいた新聞記事をじっくりと読ませていただいて、わたしが印象的だと感じたところをシェアさせていくださいsmile

 

 

 

(前略)

 

「”血が繋がっているから”という事だけで愛情まで自動的に成立するかというと、全くそんな事はない」と書き、血縁よりも、相手を自分がどう感じるかを大切にしていると説明した。

 

両親や姉のことは、「血のつながり以前の基本的な想い」として「好き」だともつづった。

 

 

 

わたしはここに心を打たれました。

 

 

わたしは、

”家族だからこそ努力いる”

と思っています。

 

 

努力と書くとなんだか重苦しいイメージがするけれど、親子も上司部下も恋人もそうだと思うのですが、何もしないでいい関係を築くって、逆に難しいのではないかな?と思います。

 

 

さくらさんの言葉ではないけれど、

自分はどう思っているのかをまず大切にした上で、相手の思いも大切にすることで人間関係の構築はうまくいくと思うし、

 

毒親育ちの人の中には我慢強い人、言いたいことが言えない人、自分の気持ちがわからない人が多いけれど、自分の気持ちをないがしろにすると不平や不満がたまって、自己犠牲にもなるし、自分にとっての害悪となりますよね。

 

 

”血が繋がっているから”

という理由で、

何もしないとか感情のままで接していればいい、好き勝手してもいい だなんてことで、いい関係というのはつくっていけるものではないと思うですが、それもまた、家族だからこその難しさもあるのだとも思っています。

  

 

 

先月名古屋で開催したオープンカウンセリングでは、普段やらせていただいているおはなし会やセッション、マンツーマンコンサルとは違って、わたしの言葉を出させていただく時間が多かったので、

 

「子どもとの関係は、こう築いていくといいのではないかな?」

「こうすると、毒親と思われると思うよ」

というわたしの想いや考えを話させていただきましたが、

 

いますぐにできなくても、その ”姿勢を持つこと” が大切なのだと思うし、その姿勢を持つには自分に余裕を持つことが必要で、余裕を持つためには自分の状態をちゃんとつかんで行こう という、最初にやったワークの意図と絡めてお話しさせていただきました。

 

 

 

 

 

いつも自分との関係が一番。

 

 

自分が本当はどう思っているのかをまず感じてあげることだと、わたしは思います。

 

 

 

自分との関係が変わると、世の中との付き合い方、世界は、ガラッと変わるし、

「あぁわたしは、愛されていたんだ。

世界は本当に優しいね」

ということがわかるのです

 

   

そのとき自分の中から

"毒親"

という言葉が昇華されているでしょう

 

 

それが本当の解毒、

それが本当の卒業。

 

 

 

 

 

さくらさんの

"血のつながり以前の基本的な思いとして好き"

という部分、すごく好きだなぁ。

 

 

どこを基本的もしているか

で全然違うものね。

 

 

A きっと、好きなんだろう

だけれど、今は親とうまくいかない、今はキライ

あの時のあれが許せない!

けれどきっと本音は…

でもでもでも、ムカつく!!

 

と本音を見ようとしているのか、その上で悶々してどうにもならないと感じているのか、

 

 

B 大っ嫌い、許せない

死んでほしい!!

 

と過去の出来事を今にもってきて、自分の感情に振り回されているのを人のせいとしているのか、

 

進みは歴然。

 

 

最初はね、Bから入る人もいると思う。

 

 

それでいい、Bの気持ちが湧いて来たことは大切なことだから。

 

 

でも、Bだとつらいんだ。

 

 

だから、BからAへとまず持っていく。

 

 

それが、おはなし会だったりといった、気持ちを吐き出すとプロセス。

 

 

その後、落ち着いてきたらじっくり自分と向き合っていったらいいよsmile

 

 

 

 

気持ちを吐き出す

というのは、

 

わたしのように、

本人に直接ぶちかます

ということではありません。

 

 

手紙でもぶちかます人がいるよ。

 

 

その手紙、ぶちかましで効果は薄いよ

という人もいるよ。

 

 

直接とか間接とかの問題じゃなくて、

どんな本音(根底)からそれをはなしているか、書いているか

が大事なんです。

 

もちろん生徒さんがそういう状態だったら悪化するから生徒さんのために止めます!

冷静に穏やかにフラットに伝えられる人はそれでOKですsmileそれがベストです!

 

 

 

安心安全に、そのブラックな思いを自分でしっかりと肯定することがまず大切。

 

 

そこからしか本音は見えてこないから。

 

 

でも、それがなかなか難しいから、こうしていろんなブログを読んだりしてヒントを得ようとしているんだよね。

 

 

わたしもそうだった。

 

 

 

 

 

わたしは、怒りと殺意に支配されのまれ、我を失ったナウシカの王蟲みたいだった。

 

 

それは、自分を悪化させていった。

 

 

だから、はなして、肯定して、次なる道順を実際に通った人(わたし)が開催することに意義があるのでは と思って、こうしておはなし会を続けています

 

 

少し冷静になった方に、より自分を生きるためのステップへと、スムーズに進んでもらうためにね。

 

 

 

 

 

もものかんづめ、ちょっと前売り切れてると聞きましたが、わたしも読んでみたいと思いますsmile

 

 

 

 

 

 

 

 

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代表 加藤なほ