”家族間連鎖”
という言葉があります。
わたし自身
母とのことや生きづらさについて猛烈に悩んでいたとき、これをとても恐れていました。
だから、
子どもを持つことが怖くて、結婚していないときから悩んでいましたが、
今思うと、
本当に見えない未来のことを憂いてばかりで、”今” にいること皆無すぎる人生だったな〜…と思います。
かつて悩んでいたとき
母と祖母の関係を自分なりにですが研究し(研究って変だけど…)、
「母の未完了のもの、母のトラウマが
わたしに垂れ流されてるんじゃん！！
まじで連鎖やん」
と気付いてはイラついていました。
そして、
自分も母や祖母に似た言動行動を取っていると気付いたときには
もう、もう、もう！！！
何度自分にうんざりしたでしょう…
(余談ですが、わたしの歩き方が内股でおかしいのは、小学2年のとき、家族で旅行で揃って歩いていた母と祖母の後ろ姿を見て、「何！この二人、ちょーガニ股！！最悪！！似たら困る！」と超絶がっかりして気をつけ始めたから。ガニ股ではなくても歩き方ホントおかしくて、困ってる！)
無意識に抑圧している何か
いわゆる
”ブラック”
とでもいいましょうか、
人であればそんな闇の面を潜在意識の中にもっているからもっていない人などいないとわたしは思っているし、
それを感じさせない人は、
無意識に気づいていないか
抑圧しているか
理性がはたらいているか
だとわたしは思っています。
ほら、
よくあるじゃない？
「あんな子だとは思わなかったのだけど…」
「いい子でしたよ、びっくり！」
「殺すつもりはなかった…」
「たまに怖い側面があった」
という事件後の話とか。
無意識の中に潜めていたものが何かの刺激に反射して出てしまったんだなぁ…
と思いながら、世間のいわゆる ”暗い” ニュースをわたしは見ます。
わたし自身も
母に対してかつて殺意という感情を持っていたことがあるので、
「何かの拍子に包丁でもとってしまったらヤバイ…」
と思っていて、
「まじで自分がヤバイ…
ちょっとやばいわ…」
とはいえ、
人はそもそも やさしさ を必ず持っている と信じているので、
やさしさ も ここまで書いた闇 も
二極とも持っているのが
小さくて大きい、 大きくて小さい、
わたしたち人間という存在
だとわたしはとらえています。
物事全て
表と裏があるから。
家族間の悩みはつまるところ、
お互いがお互いの本当の気持ち、本音を分かり合えなかったというすれ違いから起きているとわたしはとらえています。
もちろん、細かく見ていけば違う要素もあるかもしれませんが、
かなり大きくとらえてみると
ここだなと思います。
大切なことというのはとてもシンプルなもので、
互いが互いを理解しようとする気持ちや
やさしさを持った上でコミュニケーションをとることで解消されるものです。
やさしさは全ての人が持っているものだから。
わたしはそう思う。
母からでも娘からでもいいのです、
気づいた方から自分を生き始めていくこと。
やさしさを出すには、自分が満たされている必要があるし、自分が満たされていなければ人に優しくなんてできない、自己犠牲になる。
自分の心に素直に生きていれば、
わたしたちはご機嫌になれる。
ご機嫌なときは、わたしたちは自然と優しくあれるから。
だから、
日々自分の内側に耳を傾けていくことは、
自分にとっても周りにとっても大切だなと思うのです。
今のあなたのご機嫌は何点？
その理由は何ですか？
ノートに1ヶ月ほど書き続けてみましょう。
自分が見えてきます。
少しずつ
自分と仲よくしはじめていきましょう。
相手のご機嫌ではなく、
自分のご機嫌をうかがうことからスタートしましょう。
それを重ねていけば、
意識を高めていけば、
世代間連鎖は知らないうちにたてているものなのですよ
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