HahaCoLabo(ハハコラボ)
彼女のお父様は、
お酒を飲むと手がつけられなくなることがあったり、見ず知らずの人に怒りをぶつけてしまうようなところがある方で、
そのお父様と暮らしていることが辛いという状況だったのです。
(お母様も同居されています)
わたしたちは、苦手と感じる人に似たような人がいると、その人のことも苦手と感じることがあります。
よくお聞きしますが、
母親と似たタイプの女性に苦手意識を持つのもそれと同じ ”投影” というもので、これは、同性に起こりやすいといわれています。
毒親育ちや生きづらさの悩みも、この投影によって、悩みが増幅しているという見方をわたしはしています。
(もちろんそれ以外の根本原因があって、起こることです)
彼女のお父様は、彼女の弟さんへのあたりがとてもきつかったそうですが、おそらくお父様は無意識に彼女の弟さん投影してしまっていたと考えられます。
お酒が入ると、お父様の行動は悪化し、
刃物も出てくる話などをお聞きしました。
彼女の話を聞いてくると出てくる、これまでの受け容れ難いお父様の行動の数々。
それは、子どもらしい子ども時代を過ごすことや、家庭という場に心からの安心感をもつことができる とは考えづらいものでした。
おそらくこのブログの読者の方の中にも、到底理解できない理不尽な親の行動や言動たちに、幼き頃から悩まされてきた方がいるかと思うんです。
また、それらを思い出させるような、
似た雰囲気の人
同じ言葉
ドラマのワンシーン
本の中に出てくる実例
などを見たり聞いたりすると、嫌な気持ちになったりして、
仕事を辞めたくなる
付き合いを解消したくなる
その人を避けたくなる
見てられない
というようなことが起きたり。
関テレ 「明日の約束」を見ていて、自分と母親の姿が重なって(フラッシュバックして)辛くて見えなくなったという方もいましたが、
これは、わたしたちがそもそももっている危機回避のための機能のためでもあります。
1時間半ほど、涙ながらに打ち明けてくれた彼女の話を一通り聞いて、彼女が家を出た方がいいか悩む理由、出たがる思いがよくわかりました。
わたしがこの日伝えたのは、
「あなたは家を出た方がいい人です」
その日から10日ほど経ち、彼女は自分の力で、家を急いで出る必要もない(とわたしは思う)現実をつくられていたのです。
それは、次の記事で…
まもなく帰省される方や、帰省されない方、それぞれいるかと思いますが、
ご自身の感情そのままを大切にお過ごしくださいね。
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代表 加藤なほ