もっとも自分に力を与える行動…それは ”自立宣言” | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」


 

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”90日で母親に振り回されないマインドを手に入れる”

毒親育ち・アダルトチルドレンのカウンセラー・メンタルコーチ
HahaCo Labo 母娘関係研究所 加藤なほです。





7年前の今ごろ、

それは夏の暑い夜のことでした。



人生で最も勇気を使ったのではないか

というくらいの覚悟をもって、

わたしは両親と弟を和室へと呼び出したのです。



親に、”対決” をするために…






加藤です。


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今日もブログをご覧くださり、ありがとうございます。




今日はこちらの記事の続き、

最後に書いた ”対決” について書いてみます。



”毒親育ち”

という自覚があり、どうしたらいいか困っている方の参考になれば と思います。






話は戻りますが、


7年前、わたしは現夫との交際についてをきっかけに、母に対決をすることを決意しました。






わたしがまずしたことは、

カンペづくり。



自分自身が、母を前にしてこれまでの思いを伝えるだなんて、感情的になることはわかっていましたので(すでに毒親育ち、アダルトチルドレンだと自分のことを認めていた段階でしたので)、


わたしは幼少期の一番古い記憶からその当時までをたどり、カンペを手帳につくりこんだのです。






たしか、いつ決行(対決)するか、手帳に書いて決めていました。



そうでもしないと、怖さに負けて、対決というよのか、逃げ出してしまいそうだったから。






当日は、意を決していても本当に本当に怖くて。



父を呼び出し、

母を呼び出し、

弟を呼び出し、

もうここまでが恐怖で震えていたと思う。



そんな自分にも気づかず、

わたしは怒りで蓋をし、

荒れ狂ったような声で呼び出したと思います。






それまでの日々は、すでに母の顔を見るたびに罵っていたので、母も

「なんなの!?一体」

というモードでした。


(そりゃそうですよね…)




わたしは、

震える手で手帳をもち、最初に宣言をしたと思います。



「話がある。

最後まで黙って聞け!!!

約束しろ!!」


みたいなことを、ものすごいどすの利いた声で…







淡々と読み始めるも、自分の中で消化できていない、嫌だった出来事ばかりを書き連ねていたので、感情が乱れるのは当然なのですが、


流れてくる涙を止められず、

もう止めることもせず、

ときに声を荒げながら、


横槍を入れて、

「今更なんなんだ!」

と怒鳴る、最初に宣言した約束を守らない母と激しいやり取りをしながら、


わたしは(今思えば)間違った 対決 をしたのでした。




そのときの父の顔、

弟の様子、

断片的ですが、覚えています。








ここでみなさんに、

本に書かれている 対決 についてお伝えします。




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”対決”とは相手をやっつけるという意味ではなく、


十分に考えたうえで 勇気をもって正面から向き合い、


苦痛に満ちた過去と困難な現在についてはっきり話をするということ である。

 



これは生涯でもっとも恐ろしく、


また同時に、

生涯でもっとも自分に力を与える行動となる だろう。

 

 

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スーザン・フォワード著 「毒になる親」

P253より引用

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これが対決です。




本から引用させていただきましたが、

この本には ”対決” の目的について、こうも書かれています。



 

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・親に復習するため
・親を罰するため

・親をけなすため

・自分の怒りをぶちまけるため

・親から何かを引き出すため
 

ではなく、

・親と正面から向き合い、はっきりと話をすること


・そのことへの恐怖心を、これを最初で最後のこととして勇気を出して乗り越えること


・親に真実を語ること


・親と今後どのような形の関係を維持することが可能かを判断すること

 

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わたし自身の対決は、

《現夫を初めて実家に連れていったときの母の態度にぶちギレ》、(今振り返ると)衝動的にやってしまったようなもので、

十分に考えたうえで

からは程遠いものでした。




母をやっつけようとしていましたし、

心のどこかで小さく、

「これを機に反省してくれたら」

とか

「謝ってくれたら」

といった期待もあったように思います。






さらに半年後、

《家を出て絶縁するきっかけとなった出来事》が起こるのですが、わたしもわりと冷静でしたので、

この本に書かれている ”対決” に沿っていたかもしれません。






ここからはわたしの意見なのですが、

わたしは、対決はしてもしなくてもどちらでもよいと思っています。




その理由は…、




また改めて書きますね。









こちらのイベントでも話させていただきますので、楽しみにしていてください


◼︎9月9日(土)13:00〜【名古屋】

トークライブ「笑うが勝ち!毒親育ち、解放宣言。」

親に振り回されず、自分の人生を生きるために、毒親育ちの女の子が実際にしてきたことをわたしとのトーク形式にてお伝えします。

トーク後の質疑応答がいい時間になると思われますので、ご質問たくさん持っていらしてください。

申込フォームは近日中にご用意しますね。





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