「あんたは平気で嘘をつく!」「あんたは悪い子だ!」 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」



HahaCo Labo  母娘関係研究所 代表の加藤です。

  
悩んで立ち止まったり、
時には動けなくなったり、
ときにダッシュしたり、
後ずさりしたり。

生きてればいろいろある。



生きてる意味がわからなくて、
働いてる意味がわからなくて、
死にたくなったり消えたくなったりするときもあれば、

不自由なものは何もないのに、
満たさずに幸せを感じられない自分がいて、
意味のわからない苦しさを感じるときもあれば、

人間関係や恋愛、子育てがうまくいかなくて、
生きづらいときもある。


絶好調で、やることなすこと何でもうまくいくときもあれば、
毎日がぱっとしなくて、代わり映えしないときもある。



そんなとき、
セルフイメージというが大きく影響している。



うまくいっているときは、
うまくいっている人は、
いい(?と言っていいのかわからないけれど)セルフイメージをもっているし、

うまくいかないとき、
うまくいっていない人は、
悪い、マイナスなセルフイメージをもっているとき。



わたしの小さいときのセルフイメージは、
”わたしは地獄に行く悪い子”

それを、真剣に悩み一人でこっそり泣いていた。


たくさん怒られて、お仕置きもいっぱいされた。

だから、
わたしは悪い子で、地獄に落ちて閻魔様に舌を切られるんだ
って、真剣に真剣に思い込んでた。


家から車で10分くらいの、
山の中のにある真っ暗な小屋に閉じ込められるのは、
最大のお仕置きだった。

真っ暗で何も見えなくて、ヘビとか出そうで怖くて怖くて、

わたしの何が悪かったのかわからないけれど、
怖くてたまらなかったからひたすら泣いて泣いて、

「ごめんなさい…もうしません」
と謝ったことを覚えているよ。



何がわからないかわからないけれど、

「どうせわたしが悪いんだ」
と謝るときが今でもたまにあったり、

「どうせわたしが悪いんでしょ」
と思うクセは、

この辺の体験から来ていると思う。
 
怒られる!
って感じたときに、すぐにびくびくしてしまうクセもね。


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宮崎 金ヶ浜にて



ーーー

カウンセリングをしていると、私と同じように、

「自分は○○(悪い子、不幸な子、鬼、だらしがない、みじめ などなど)なんだ」

と思い込んでいる方に出逢います。

それは、

ただ、親にそういわれたことを信じてきちゃっただけ…

あなたは、悪い子でも、不幸な子でも、鬼でも、だらしないわけでも、みじめでもない。


ただただ、

親子関係の中で、家庭環境の中で、

真に受けやすい小さなころに、何度も何度もあびてきたから、

今もそう信じ込んでいるだけ。

ーーー

上がるような話です。



どんな過去を過ごしてきても、
どんなセルフイメージを持っていても、
それは気づいたときから自分次第で変えていける。

本当に人生は、自分次第。



そもそも、
自分を生きづらくしているマイナスなセルフイメージは、
あなたを守るために、あなたがもったもの。

わたしが、
山の中の小屋での恐怖から解放されたくて、
何が悪いかわからないけれどひたすら謝ってしまたように、
自分を守るために必死で身につけてきたもの、
それが、”生きづらさ” だとわたしは思う。

つまり、
自分への愛情。

だからわたしは、
”生きづらさは自分から自分への愛でもある”
とよく話す。

毛嫌いする必要もなく、ただ、
「あぁ守ってくれたんだね」
とぎゅっとしてあげればいい。



そしてね、
親は親でいろんな気持ちがあったりするもの。

▼オススメ記事 「母は心配性(僕のお母さん)」
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親だって完璧ではない。

不安や不満や焦りなど、
いろいろもっている一人の人間に変わりはない。

完璧ではないからこそ、
大切な我が子に ”よくなってほしい” といろいろ手を出したりする。

それが、
子にとっては重かったり、
ほしい愛情の形ではなかったりすることもあって、
”よかれ”がよかれではないこともあり、
そのズレが多いと、”毒親” とかいうことになる。

また、
親の未完了の体験などが多いと、
無意識に、親がそのまた親にされたことを子に繰り返すことにもなる。



つまりね、
わたしたちは、自分の過去や傷ついた体験を完了しないと、
周りの大切な人はじめ、知らず知らず、無意識のうちに、
迷惑をかけている可能性があるということ。

けれど、
迷惑をかけ、迷惑をかけられ、生きていくのもわたしたち。

矛盾なようで、それがこの世ではなかろうか。


そして、
無意識に生きているわたしたちは、
過去や傷ついた体験すべてを癒すとか完了し切ることなんてのもムリなもの。

でも、
できるだけ癒したいし、完了したいとも思う。

矛盾なようで、これもまた人生。




今は、
わたしも母の気持ちもわかるようになってきたかなぁ?と少し思う。

たぶん、わたしが ”母” というものになったとき、
もっと母の気持ちがわかるんだと思う。



自分のことがわかってくると、
親を許さなくたって、親のことが気にならなくなったり、知らず知らずの間に受け容れられたりする。

親を
許そう、受け容れよう
としてるうちは難しい。

なぜならそんなときは、
親を
許せない、受け容れられない
が本音だから。

まずは自分。

自分を許す、受け容れるが先。

 

自分のことをみてあげよう。

あなたを必死に守ってきた、あなたに気付こう。

そして、
あなたらしく生きるスタートラインに立とう。
 

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