・娘「お母さんただいま」 母「お互い苦しかったなぁ…」 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」



復興支援の一つ、九州ふっこう割で旅行にきているわたしが、
青島神社の手前で強風による潮風に濡れて、
「白いパンツが汚れる〜!」
とケラケラ笑って楽しんでいるとき、

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台風の爪痕残る青島神社。強風で潮がかかりまくる


晴天に感謝しながら宮崎県庁を前に東国原さんの話をし、
「楽しむことが貢献になるなんてありがたいね〜」
と宮崎みやげをいただき、

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宮崎県庁と夫


「ステキな建物だぁぁぁ」
と古民家風な立派なお店の雰囲気を堪能し、満足げにうな丼を食べているとき、

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鰻楽さんのうな重


金ヶ浜でサーフィンする夫を見ながら(いや、見てない?)、自撮りして遊んでたとき、 

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金ヶ浜とわたし


すばやく動くカニと砂浜にはえる野生の?バナナのコラボレーションを撮影しようと一人必死になっていたとき、

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金ヶ浜の浜辺にいたカニとバナナ


とある生徒が一大決心をし、
お母様に会いに行っていました。



そのことは、事前に彼女から聞いていて、
彼女の本当の強さを知っていたから、わたしは安心して宮崎で遊んでいたのだけれど、

今、温泉から上がり、
彼女の投稿を読み、
宮崎のホテルの部屋で感極まっています。





この仕事をしていると、
みんなすごいなぁって心から思う。

人は、強いなぁと…


”勇気づけたい”
と、お節介にも思いながら仕事をしているけれど、
いつも勇気づけられているのはこのわたし。

与えるつもりが、
与えられてばかりです。



去年、講座もセッションも受け、
8月のおはなし会では涙していたね。

あれから1ヶ月、
よくがんばったね。

彼女がfacebookのグループページに投稿していた内容を、
許可を得て掲載します。



ーーー

みなしゃま昨日はいいねとか、
コメントとか直接メッセージとかありがとうございましたm(。≧Д≦。)m



とてもとても心強くてあったかくて幸せ者です。



披露宴から一年経った今日のタイミングに、母と距離を置いたことに触れました。



少し母と過ごした時間に『今なら言える』って思ったから。  
 


改めて切り出すと『何から話したらいいんだ』とアプセットしたし、

いつ母の地雷を踏むかとか、

母のことだから『自分を責めるかもしれない』が気になり、 ほんま怖かった。



でも母も1年数ヶ月距離を置いたことで意外と冷静に聞いてくれたおかげで伝えられ母の心情も聞けました。



じわじわじわじわ積もった私の感情や生きる術。



お母ちゃんも正しかったし私も正しかった。



今初めて心から『結婚した』ことを実感したの。



母もやっと嫁に出したことを実感したみたい。



距離を置いたのも
『もうあの子は嫁に行ったから』
と言い聞かせてたみたい。 



意地っ張りの母娘はめんどくさい(笑)

 



ゆき『私今生まれたばかりやけ、甘え方も子供のやり方もわからないの(涙)』



母『お母さんもお母さんになったばっかりだから間違えちゃうかも』
号泣



そして、
『お母さんただいま。』



『おかえり』爆泣



『お互い苦しかったなぁ』
と言われ、涙止まらず。

(なほさんに爆笑された顔面崩壊泣きね)

 



20数年生き延びるために無意識に使ってた子供っぽさを演じる。



見せかけが上手すぎて自分でもどれがほんまかわからんくなってた。



いきなりは難しいけど大きなわだかまりが取れたこと、
じわじわ楽になった感じが体から感じます。



母とはこれからがスタートです。





私のやってる取り組み、
目標、 
なほさんのこと、
なほさんを通じて出会った仲間、お茶会のこと色々話しました。



まだわからんけど11月3日に主催するなほさんの大阪セミナーに母を呼ぶつもり。



なほさんにも会ってもらいたい‼



『こんな綺麗な人がゆきのそばにいるんやね』
ゆってはります(*^^*)



自分が今回行動したことで私自身が『あ~癒されたな』と感じ自信もついたので、

必ずこれを還元し声を届け次の誰かの一歩に繋げたいと強く思った。



覚悟が強くなった。



いつか和解出来たら  が今出来たのも、
ビープロに呼んでいただき2ヵ月早まり、
大切な輝いてるお仲間たちに出逢い刺激と勇気をもらっとるから‼



ほんまにありがとう。



今日はゆっくり安心して寝れます。





最後にこの写真。

お母ちゃんがなほさんの取材記事読んどる。
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ーーー
 
泣けちゃう…






わたしはこの仕事を通して、
何組もの ”母と娘の感動劇” に出逢わせていただきました。


いろんな母娘がいて、
それぞれにしか本当のことはわからないけれど、

互いに大切に想うあまり、
どうしたらいいかわからなかったり、
母親も実は親との関係に悩んでいたり、
コミュニケーションの仕方がわからなくて不器用だったり、
無意識に押し込めてたものが子どもに出てしまったり、

いろいろいろいろ事情があるように思う。


わたしとわたしの母もそうだけど、
お互いに正直に本音を話してみないとわからないことばかり。


母と娘に限らず、
どんな人間関係もそうだろう。



この世に分かり合えないことはないのでは?
とわたしは思う。


互いが互いを理解し合う努力をすれば
だけれど。



わたしは、
クライアントとクライアントのお母様が分かり合えることを信じてこの仕事をしている。

もちろん、クライアントがこのことを受け取れないときがあるのもわかっての上で  だ。

だから、”分かり合えるよ” とクライアントに伝えないときもある。

でも心の中では、
わたしに会いに来てくれた人は分かり合える人だ
と信じている。

そう思うのは、
あれだけ母親を憎み、殺意に満ちていたわたしが、
変化できた経験があるから。
   

去年の春からです、
こんな思いが強まったのは。

母との間に、
わたしの中だけにあった最後のわだかまりが消えて、
”この世で一番敵だった人は、一番の味方だった”
という、頭ではわかっていたことが、やっとはらに落ちたから。

≫急遽実家に①

≫急遽実家に②

≫急遽実家に③

≫急遽実家に④


わたしの体験こそが、わたしの事実だから。




お母様、
ゆきを生み育ててくださり、
ありがとうございます。



これからもHahaCo Labo 母娘関係研究所は、
”母と娘”  という関係から、
世の中を、日本を、
さらに調和していくことに貢献します。
  




HahaCo Labo
母娘関係研究所
加藤なほ