わたしは、母を毒親と呼び、母への殺意を感じて絶縁するも、数年後和解し、
自分が本当にやりたいことを実現し続けるという自分の実体験をベースに、
毒親育ち、アダルトチルドレン、生きづらさで悩む女性をメインに、カウンセリングとコーチングの技術を組み合わせ、ライフコンサルタントをしています。
【Q&A】No.2
親が憎くてたまらないです①
このタイトルですが、個別セッションで非常によく扱う話題でございます。
このようなお悩みをもつ方に向けて、書いてみます。
●親を憎んでいいのです
まず、親を憎いと思ってもらって大丈夫ということをお伝えいたします。
憎しみ。
それは、自分の内側に湧いてきた気持ち。
正直に素直に、湧いてきた感情。
よく、
「親に対してこんなこと思っちゃいけない…」
と否定したり、消そうとする方がおられます。
しかしながら、その気持ちや感情を否定したり消す必要はございません。
なぜなら、
消せないからです。
そして、
否定したり消そうとすればするほど離れられず、むしろ悪循環となるのです。
かいた汗を体内に封じ込めますでしょうか。
無理でございます。
これは、かいた汗を消そうとするくらい、無理なことなのです。
無理なのです。
無理なことをしないことです。
無理なことをしているから辛いのです。
かいた汗は仕方がないのです。
必要なので、出ています。
出たものは引っ込められない。
おならも然り。
出たものはもう仕方ないのです。
出すことが必要だったのです。
我慢はよろしくありません。
憎しみ、恨みに気づいてあげてください。
それも美しき、あなたの感情の一つです。
大切なものです。
憎しみ、恨み、そんな感情がわいたことをよしとしてあげてください。
消さないでいただきたいのです。
その子たち(憎しみ、恨み)は、必要な子です。
「憎いよね、恨みいっぱいだよね」
と言って、寄り添ってあげていただきたいのです。
あなた様も、どなたかに存在をないがしろにされたり、消そうとされたら悲しいかと思います。
それと同じでございます。
胸に手を当てて、先ほどのセリフを口に出してみたり、あなたをあなた様をがぎゅーっと抱きしめていただきたいのです。
その子たちを、誰よりも分かってあげてほしいのです。
わたくしどもからも、どうかお願いしたく思います。
真剣にやってみていただきたいのです。
何度もやってみていただきたいのです。
一度でよくなる魔法を無意識に探している人ほど、やらないようにお見受けします。
やってみていただかないと、その子たちは、あなたにその存在を見てほしくてたまらないので、いろんなところで手を替え品を替え(親以外の人物に対して憎しみ、恨みを投影し)、あなたにアピールしてきます。
つまり、
消そうとすればするほど、憎しみ、恨みを持ち続けることになり、
これが悪循環
だということでございます。
どうか、真剣にやってみてくださいませ。
一度で効果がある方もおられるでしょう。
何度も試されないとわからない方もおられるでしょう。
涙が流れてきたり、体が震えたり致します。
そのときは、
「憎しみ、恨みを持つほど、わたしはつらかったんだ、がんばってきたんだ…」
と、ご自身の心の底に秘めた思いに気づくことでしょう。
憎しみや恨みは消さないでください。
それらをまず、抱きしめてあげてください。
親への憎しみを感じられましたら、これがまずすることであり、
これこそあなたを大切にする ということなのです。
大切なあなたを、あなたが見捨てないでください。
どうぞ、あなたのすべての感情を大切にしてあげてください。
次は、続きであります、
親が憎くてたまらないです②
●憎しみを持ち続けているのはしんどい
について、お書きいたしますね。
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母娘関係研究所
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