「ママ、こっち見てよー!」 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」



土曜の夕方、

いかがお過ごしですか?



写真は、楽しそうにあんみつをつくる、わたしの親友。

「わ~、すごーい!

楽し~い!」

という親友の笑顔を見て、おもわずパシャり。
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13歳の時、

人生で二回目の仲間外れを体験していたわたしに声をかけてくれた彼女は、


もう、19年目のお付き合い。


この人を喜ばせたくて、会う数日前に高島屋を散策するクセは、昔から変わらない。




「おいしーい!

いつもおいしいものありがとねー」

という、受け取り上手な彼女。

受け取り上手な人には、どんどん与えたくなる。


”与えたい”

という気持ちがわく、自分がうれしい。

前は、

”奪う・奪われる”

の世界で生きてたから…


「そうやって、喜んで食べてくれるとわたしはうれしいんだ。

オーバーに喜んでくれたら、もっともっと買ってくるよ(笑)

うれしいからね^ ^」

「あはは!

わかった!オーバーにやるわ(笑)

いつもごめんね~」

「Mは喜んで食べてくれればいいの。

私は喜ばせたくて買ってるから、こちらこそ満たしてくれてありがとだよ。

”また買ってきてね♡

あ、今度はこれが食べたい♡”

とかリクエストもしてくれたらもっとうれしいよ

それは、Mをもっと喜ばせれるってことだから^ ^」

って会話が、本音が、さらりとできるのようになった自分もうれしい。


前は、

奪う・奪われるワールドにいた私は、

「わたしばっかり!

わたしいつも高いもの買っていってるのに!」

みたいな気持ちが、どこかにあったから…

…過去を振り返ると、思う。

「本当に、やな女だったな…」

と 涙



そんなことも話せるようになった今、

彼女に話すと、

「へー!そんなこと思ってたんだ!

みえんかった!

なほ、顔にでんね!!!」

と、キョトンとした顔で聞いた後、

笑いとばしてくれた。


そんな、引かずにさらりと受け止めてくれる器のでかいあなたが、

わたしは13のときからだいすきです^ ^


Mに会うと、おしゃべりが止まらなくなる^ ^

それも昔から変わらない。

普段、人の話を聞くことが多い私の口から、

Mの前では言葉が止まらないのはなぜかな

と、

トイレに立った時に自分の内側に意識を向けると、

”だいすきだから、わかってほしい”

があることに、いつも気づく。


大好きな人には、わかってほしい。

大切な人には、わかってほしい。

パートナー、友達、仲間、子ども、兄弟姉妹、じいじ、ばあば、父、母…

人はみな、きっとそういう生き物なんだろね。



親友の子どもを観察していると、いつも思う。

子どもは、ママに、みててほしい、わかってほしい、認めて欲しいものね

って。


「みてみてー!」

「ママー!こっちきてよ!」

「ママったらー!!!」


大好きなんだね

大好きだよね

世界で一番、ママのことが^ ^



私がこのくらいの時は、どんなだったかな?



ビデオを見たことが何度もあるけど、

「誰こいつ…」

ってくらい、

「これ、わたしですか?」

ってくらい、

認めたくないくらい、

保育園に入る前のわたしは、めちゃくちゃお調子者なのだ…

みててイタくなるくらいに…

保育園に入って、急に大人しくなるんだけど…

写真の中の私が、引きつった笑みをし始めたのはこのころ。

それはそれは、別人なくらいにおとなしい。

あんなお調子者が、おとなしくなるなんて、そりゃ生きづらくなるわ。



本当の私は、歌って踊るのが好きで、自分大好きなお調子者なんだろう。

だから、

ダンス、

ミュージカルが好きなんだろね~。



加藤なほ