1年ぶりの母との再会レポ② | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」


毒親からの卒業セラピーをしております加藤なほです。

リボンNHKあさイチさんに「おはなし会」を取材していただきました
リボン朝日新聞に「おはなし会」について取り上げられました
リボンラジオに出演させていただきました




≫毒親ってなに?うちの親は毒親?という方はこちら



毒親だと思っていた母と2年の絶縁を経て、

去年、弟の挙式で顔を合わせ、その後、お盆に実家に泊まってみました。

そして、

おとつい、1年ぶりに母と会ってきました。

そのレポートの続きです^^

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私の地元は田舎で、とってものどかなところです。

普段、名古屋という都会で過ごすことが多い私は、改めて、地元の静けさと穏やかさを感じました。



絶縁後、祖母には会いに、ちょくちょく帰っていたのだけれど、

ここ半年くらい、帰ってなかったので、地元は本当に久しぶりだったの。



田んぼは青々とし、

どこからか聞こえてくる ほ~ほけきょ。

そして、虫の音。



「こんなにいいとこだったけかね~…

あ~、やっぱり好きだなぁ地元。

育ったところだからかな…」

とつぶやいてみたり。



母は、お昼過ぎに仕事から帰ってくるため、

それまでは、育ての母ともいうべき祖母と二人。

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お昼は私の大好物のちらし寿司だったんだけど、

「寿司をあおげ」

というもんだから、うちわでせっせとあおいでお手伝い。



「あ~、わたし、本っ当にめんどくさがりやだわ~。

お手伝いしてるより、勉強してたほうがホント、ラク!

私は○○(弟)みたいに、お手伝いはよ~やらんわ~」

と私。



お手伝いが嫌で、勉強ばかりしていた私

と、

勉強が嫌で、お手伝いばかりしていた弟。



私が褒められる分野は、成績。

弟が褒められる分野は、お手伝い。



「○○はえらいで~。

今でもな~、これやってくれっていうと、すぐ動いてくれる。

だけど、あんたはホントに動かんわ~」



…そうだった。

わたしはこうして、祖母から弟と比較されてきたんだった。



「なほは手伝わん。何もやらん。感謝の言葉も足らん。

○○は手伝ってといえば、すぐ手伝ってくれて本当に助かる。

けど、なほは本当になんもしん。

なほは感謝を知らん。」

と。



久しぶりに聞いた、何年か前まで毎日聞かされていたセリフ(笑)



このセリフは、毎日私を苛立たせていたわっ!



今思うと、

このセリフを言われることで、

「どうせ私は何もしませんよーだ

役に立ちませんよーだ

お手伝いよりも、勉強の方が得意ですよーだ」

と、無価値観を感じていたのかもしれないなぁ。

当時は今みたいに俯瞰なんてできなかったから、

ただ、むかつき、イライラしていたけれど。



そして、

…私は、

お手伝いを好まない価値のない自分を責めたり、罪悪感を感じながら、

お手伝いをしない罪滅ぼしのように勉強をしていた。



一方でもしかしたら弟は、

勉強が姉ほどできない自分を責めたり、罪悪感を感じながら、

勉強ができない罪滅ぼしのように、お手伝いをしていたのかもしれない。



ううん、

”もしかしたら” じゃなくて、

”きっと” そうだと思う。

高校生の頃、

「なほが勉強が出来すぎて、おれはプレッシャーを感じてた」

と言っていたから。



うむ、

どっちがつらいんだろね。

きっとどっちも、

それぞれにとって、つらかったんだろう。



そんなことを思いながら、

「あ~、ほんとに、めんどくせ~(笑)」

と繰り返し言いながら、

祖母にまたまた文句を言われながらも、前のようにイライラしなくなった自分を感じながら、

うちわで酢飯をあおぐ私であった(笑)



祖母は、毒祖母じゃなくて、毒母だな^^

私の育ての親は、祖母だし、

祖母の言動、結構わたし、ダメージくらってたんだって、気づいた^^

毒母二人もちの、わたし^^



つづきます^^



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