自分を好きになれない辛さ | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」



読者の皆様はご存じのとおり、私は、いわゆる ”毒親” に悩む、アダルトチルドレンでした。

DVの被害者 だったこともあります。

≫毒親って??



母親のことで悩み、とってもつらかったとき、

周りに相談する人がいませんでした。

だからこそ、いつか、理解しあえる人を集めて、おはなし会をしようと思っていたんですが^^

≫平日初!おはなし会を開催しようと計画中です^^



わたしの過去は、ブログを読んでもらえばわかるのですが、

ざっくり話しますと、わたし、

わたしにとって強い影響力をもっていた母親と、精神的な距離をとるべく”対決”をしています^^

(「毒になる親」という本を読んでことがある人は、”対決”が何か、わかるかな^^

今日は、”対決”の意味の説明はとばさせてね^^)



でも、うまくいかなくて、

その後、物理的距離をとるべく、絶縁をし、実家を出ています。



そして、

絶縁してから10か月後、

勝手に、結婚もしちゃっています。



その後、去年のことですが、

正社員だった仕事をやめ、カウンセラーになるという夢を叶え、

今こうして、毎日楽しくお仕事をしています^^



でもね、

ここまでくるのは、楽ではなかった。。。



母親と物理的距離をとっても、

私の中に根強く残る生きづらさや、

夫への依存心は、

簡単に消えることはありませんでした。



本を読んだり、ネットで調べたりしながら、自力でいろんなことを学んできたけれど、

自力で回復していくことに限界を感じたのが、去年の今頃。

「もう、自力ではどうにもならない…

残る課題は、自己肯定感を高めることだ っていうのはわかった。

でも、自己肯定感が、どうしても高められない。

どうやったら自分を好きになるかも、もうわからない…

もっと、自分に自信が持てたら、楽になるんだろうってわかる。

でも、どうしたらいいか、わからない。

どんな本を読んでも、わからない…」

と、行き詰まりを感じていました。



そして、

26才から心の勉強をしすぎて、疲れ切った私は、

去年の今頃、

「もう中身(心)の勉強はしつくした…今年は外見を磨いてやる」

と、自己肯定感が上がらない自分に対し、半分やけくそで、

「おしゃれに走りまくる一年にしてやる!!」

と思っていたんです。

「おしゃれでいい女になってモテれば、夫も心配して、

私を捨てることはなくなるだろう」

って。



…そうなの、去年の今頃は、まだ、どっぷり夫に依存していたんだよね^^;



周りからね、

どんなに外見をほめられても、

どんなに 「なほはほんと、おしゃれだよね^^」 と、服装や持ち物、インテリアを褒められても、

そんな言葉たち、受け取れたことなんてなかった。

根本的な自信がないから、受け取れなかった。

「もっときれいな人いっぱいいるし、もっとおしゃれな人いっぱいいるし、もっともっと頑張らないと…」

いつもそんなふうに思っていました。

そんな私は、

「完璧主義」

と、周りから言われることが多かった。



…みなさんご存じ、マリリン・モンローという女優さん。

いるよね。

彼女は、とても美しく、(わたしがほしくて仕方ない)色気やグラマラスなスタイルをもち、

女優として成功されていますが、

彼女は、自己肯定感が低く、自己否定していたそうです。

私と同じように、彼女もお母様との関係に、自己肯定感の低さの原因がありそうです。



そんな彼女は、薬物や男性に依存していたといわれています。

彼女は、

いくら周りに褒められようと、

いくら成功しようと、

自己肯定感や自己信頼感が低く、自分で自分を満たすことができなかったがゆえに、

薬物や男性に依存していたのではないかなぁと思います。



自分で自分の心を満たすことができなければ、

無意識に誰かに満たしてもらおうとする。

でも、

「そうしていることに気づかない限り、

自分の心が芯から満たされることは、一生ないだろう」

と、今の私は思っていて、

「自分で自分の心を満たすことができなければ、

誰かや何かに依存することで満たされようとするのではないか」

と思っています。

そして、

わたしもそれを、ずっとやってきていて、夫に依存していたんだろうなぁ と今では思います 涙



自信がない私の頭に、常に鳴り響いていた言葉があります。

それは、

先ほど書いた部分にもある、

「こんなわたしはいつか夫に捨てられる」

でした。



「もっといい妻にならないと…

もっと魅力的な女でいないと…

もっと自信のある女でいないと…

じゃなきゃ、私はいつか捨てられる…

だって、私の人生なんて、そんなもんだもん…」

って、いつもいつも、思っていました。



そんなことを思えば思うほどつらくなり、

3か月ごとに不満がたまり不機嫌になる、不機嫌病(なほ命名)を起こしては、

夫を呆れさせたり、夫をうんざりさせたりしていました。



自分で自分を満たせないから、

自己信頼感が低いから、

自分のことが好きじゃなかったから、

自分を責めては自己嫌悪になり、

自己嫌悪ばかりして不満がたまってくると、

不機嫌病が発症…



結局、自己信頼感が低いっていう根本的なところが解決していないから、

おしゃれに走ろうとするも、結局うまくいかない。

ますますおしゃれになろうと上を目指す。

上を目指しすぎて、またまた満たされない。

満たされないから、不機嫌病が治ることはない。

そんな日々を、1年以上過ごしていました。



しかし、

そんな毎日から抜け出すきっかけになる出逢いがありました。



つづく^^





読んでくれてありがとうリボン
今日も愛と感謝をこめて

LOVE&はぐはぐラブラブ

私にも1クリックの愛をくれたらうれしいな^^♡

なほ