20代男性教師からのセクハラ…「イヤ!」 と言えなかった小学4年生のわたし。 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 

<1つ前の記事>に、小学校4年生の時に級長を押し付けられたことを書きました。



このM先生は当時29くらいだったと思いますが、

私はM先生にセクハラ?性的な嫌がらせ?をされていたんです。

 

 

 

小学生の私は、「セクハラ」なんて言葉は知らなかったし、

そもそも18年も前に、セクハラって言葉はなかったと思う。

 

 

 

スカートの中に手を入れられ、

 

足の付け根、鼠蹊部あたりを

 

1年のうち計半年以上、さわさわさわさわと毎日朝の会や帰りの会で触られていたのです・・・
 



視力が悪かった私は、目が悪いと言う理由で、私を1番前の席と決めました。

 

 

 

M先生は、真ん中の列の一番前の席にいる私のまでに必ず来ます。

 



そして、床に正座し、手を私のひざにのせるんです。

 



連絡事項をみんなに言いながら、私のひざにのせた手を動かしてくるんです。



ひざのあたりから、どんどん太ももへ。

 



そして、足の付け根の辺り、鼠蹊部まで触られていました。



10歳とはいえ、父親でもない、年上の男に、

そんなところを触られたら、怖くて気持ち悪くて仕方がなかった。



だから、先生に怒られないように、そっとイスを後ろに引いて避けようとしていました。

 



でも、先生は、わたしが逃げようとすると、ものすごい力でイスごとがっしりつかんで離してくれなかった。



むしろ、逃げようとすると、わたしの腿をつかんで余計と奥のほうまで手を入れてきたんです・・・





…友達にも親にも、誰にもいえませんでした。



子どもながらに本当に本当に気持ち悪かった。

 

 

 

パンツの中に今にも手が入ってきそうで・・・

 

 

 

誰かに言えたのは、中学に入ってから。

 



例の、母に無理やり入れられた塾で、Kちゃんと話していたときでした。

 



Kちゃんは6年生のときに、部活動中体育倉庫に呼び出され、

体操着の中にタオルを入れられ、汗を拭かれていたそうです。



塾での自習中に二人で、

「あれ、セクハラじゃん!!卒業式で校長先生に言えばよかった!」

って話したのを覚えています。

 

 

 

そして、Kちゃんと話すことで、

 

わたしとKちゃん以外にも、同じように性的な被害を受けていた女の子がいたことも知りました。





今思えば、ロリコンの先生だったんでしょうね・・・



キスするくらい、顔を近づけて話されたことも何度もありました。



当時、いやだっていえばよかったのに、私は言えなかった。

 



M先生と母は仲がよかったし、

「先生のいうことは聞きなさい」

と強くしつけられていた私は、

先生の行為はいやだけど、私自身は「オカシイ」とは思っていなかったのかもしれません。

 

 

 

《幼少期の自慰行為、親のいきすぎたしつけによる影響》に書いたのですが、幼い頃から心のどこかに

 

「私はだらしない」

 

「私は汚い」

 

という思い込みが、奥に強くあったから、飲み込んでしまっていたのかもしれない。

 

 

 

 

 

あの時のM先生と同じ年齢になった私。

 

 

 

書いていたら、M先生の異常さに気持ちが悪くなってきました・・・

 

 

 

《毒母である母の、”わたしを使った” 夢②》に続きます。

 

 

 

 

 

 

image
 
 

その先生は今、教頭先生?校長先生?になっていました。

(愛知県は教員の異動が新聞で発表されるのです)
 

ブログには書いていませんが、中学に上がる前の春休みは、先生の家に同級生たちと呼ばれ、そのとき二人きりにされた時間があった。

嫌なことをされたとき、

「イヤだ!」「やめて!」

と言う力をもっていますか?

 

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「”言いたいことを言えない…" という人の特徴」

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2022年 年末の加藤なほより