こんにちは♪^^
いつもブログを読んで下さり
ありがとうございます。
\内観力を磨き、幸せ体質へ/
心理コンサルタントの横山ゆかです。
(何をしている人かはこちらから)
さてさてカウンセリングでは
こんな質問をよく受けます。
私も、相手の失敗や欠点を許せず
いちいち怒ったり、イライラしてしまうことに
深く悩んでいた時期がありました。
例えば、仕事中は本当に多かったです。
例えば、何度か打ち合わせをして
あとから相手のミスが発覚し
『ごめん、これ急ぎで修正お願い!』
といわれた時
さっき時間をとって確認したじゃん!
ちゃんと仕事しろよ。![]()
と、相手だって
悪気があるわけではないのに
そんなミスも許せず
「確認したはずですけど!」
「私が修正しないといけないんですか?ムスっ」
とチクっと嫌味を言ったり、反発してしまい
あとで自己嫌悪する...
「わかりました、仕方ないですよね♪
」
と気持ちよく対応できない。
特に彼やパートナー、家族との間で
こういった反応はでやすいですが
相手の失敗や欠点を許せず
嫌味を言ったり
相手に対し批判的になると
あとで罪悪感を感じたり、
「自分って心が狭い」
「自分、性格悪いなぁ...」
「ぜんぜん優しくないな...」
自分が恥ずかしく感じてしまい
そんな自分を好きはなれないし
何より、それが原因で
人との関係が悪くなったら嫌ですよね。
わたしたちはどうしてこうも
相手の失敗や欠点に敏感で
そして、厳しくなってしまうのでしょう。
このテーマについて
ずっと考え続けてきましたが
いきつくのは、
どこでも言われているように
できない自分、失敗してしまう自分、自分の欠点
こういった自分の弱点を受け入れず、
毛嫌いしていること。
自分の弱点を認めることができず
それらを嫌悪し
自分の中から排除しようとしているから
人のそれも同じように扱ってしまうからだと
考えているんですが
わたしは愛着障害の専門家で
自分嫌いを改善するスペシャリスト。
少し違う角度から考えてみたところ
できない自分、失敗しまう自分、自分の欠点
こういった弱点を誰かに(主に親ですが)
責められた・否定された
頭ごなしに怒られた経験が必ずあって
その時に許してもらった経験がないから
相手が失敗した時に
自分が責められたり、否定された分
人にもキツくでてしまう部分があったり
その時に感じた傷みをのりこえるために
完璧な自分になろうと、
意識的にも無意識的にも
気を張って頑張っているからこそ
相手が、ミスしたり失敗しているのに
「これくらい仕方ないよね!」
と軽いスタンスでくることがどこか許せない。
私はいつもこんなに頑張ってるのに。
弱点をのりこえるのに必死なのに...
こういう屈折した想いが
隠れているからでは?
と考えるようになりました。
失敗は誰にでもある。
状況によってはできないこともある。
みーんな、
頭ではわかってるんですぅぅぅぅ!!!!(爆笑)
それにも関わらず、
それらが許せない!となってしまうのは
自分自身が自分の弱点をカバーし
完璧な人になろうとこれまで頑張ってきたゆえの
どうしてあなたはそうしないの?できないの?
という怒りが含まれていて
そして無意識に
相手に高いハードルを課しているから。
まるで、自分に対してそうするみたいに。
だからこそ、私たちに必要なのは
自分の弱点を許すこと
できないことがあってもいいと受け入れること
だと思うんです。
できない自分
ダメな自分
自分の欠点
こういったものを許して受容するには
大前提として、
それらを素直に認めることが大切ですが
そのこと自体、私たちにとっては
とても難しいのではないでしょうか。
まず、プライドが許さないですよね。
昔の私もそうでした。
若さもあってか
ツンツンしていて
素直じゃないところがあったんです。
今振り返ってみると
それらは隠れ蓑みたいなもので
トゲを出すことで
自分の弱点が
相手に気づかれないようにしていたのだと思います。
自分の弱点を認められなかったのは
それを自分で認めてしまったら
そんな自分を批判されそうで怖かったのと
失敗してしまう、欠点がある
=恥ずかしい、無能の証
という思いこみがあって
人から軽蔑されるのでは?という不安があった。
なによりも
自分の弱点を認めてしまったら
それが自分の全てになってしまう。
つまり、わたしが
無能で恥ずかしい人間になってしまう
それが怖かったため
弱点を認め、それを許して受容するよりも
それをどうカバーするかにしか頭になく
人にそれらを指摘されようものなら
逆切れもしてましたね![]()
でも今振り返って思うのは
それほど自分の弱点を毛嫌いし
ある意味執着していたのは
小さい頃から親元を離れるまで
何かできなかったことがあると
怒られたり、批判された体験が強烈に残っていて
安心できなかった。
自分の弱点やコンプレックスを
認め、受け入れることに
トラウマがあったからでした。
愛着障害をもつわたしたちは
考え方が白か黒か、0か100か
どちらかに偏りがちなため
1つでも自分の弱点や
いたらない部分を認めてしまったら
それが自分の全てになってしまいそうで怖いし
不安があると思いいます。
だから気を張ってないと安心できない。
だから必死に
恥ずかしい人間にならないように
人に失望されないように
グっと力を入れて
負けん気でやってきた。
そんな方が多いように感じます。
その根底には、
誰かの理想に応えようとしてきたり
いつも正しく、立派であることで
自分なりに、自分の存在価値を
守りたかっただけなのだと思います。
でも、なんです。
それを
「わたしはこれまで一生懸命やってきたのに!
なぜあなたはそこまでやらないの!?」
と人に怒りや不服とすることを
ぶつける方向にもっていたり
自分のそれらを受け止めず
自分の中からなくそうとすることで
結果的に人との関係も悪くなってしまったら
とても悲しいし、それはあなたの
やりたいことではないのではないでしょうか。
さらには本当は、
自分のできない部分や弱い部分があっても
それでも大丈夫、
あなたはあなたのままでいいんだよって
自分自身に温かく受け入れて欲しいのではないでしょうか。
だとしたら、あなたが
自分の弱点を許していき、受容することが必要なことで
あなたが自分自身に
弱点があっても大丈夫
あなたはあなたのままでいいんだよ。
でも、今までほんとうに
一生懸命頑張ってきたよね!
ありがとうね!
自分に感謝し
自分を許し、受容できるようになることで
人のそれも許せるようになり、
優しくなっていけるのだとわたしはおもいます。
ダメな自分、できない自分
自分の欠点
イコールそれが自分のすべて、ではないし
失敗してはいけない
弱点を知られたら人に嫌われてしまうかも
という思いこみがあったとしたら
それは自分に掛けられた呪いであり
できない自分も
弱点があることも、本当はみんな一緒で
それを許し合うのが対等な関係であると
親から学べたかどうか
振り返ってみたら
一歩進むキッカケになるかも知れません。
そして、ダメなところも
至らないところがあっても
それが自分のすべてじゃない。
そういうところがあったとしても
いつも自分なりに頑張っていると
心から自分を理解しようとすれば
自分の弱点だって怖くなくなるし
すっと認め、受け入れられるようになります。
そうすると
彼や会社の人の欠点や失敗も気にならなくなり
イライラしたりすることもなく
ま、仕方ないかで
済ませることができるようになるので
あなた自身も一緒にいるひとも
みんなが笑顔になれ、
安心できる関係へ改善できるのです。
あなたは、もう大人になりました。
子どもの頃の無力な自分じゃありません。
失敗したって、欠点があったって
それでも許してくれる人は世界にたくさんいます。
実際にわたしは
多くを許されているから生きているし
カウンセラーとしても活動できています。
今からでも遅くはありません。
少しずつ、その真実に気づき
あなた自身があなたを許していけるように
自分のこころをお世話をはじめませんか。
もう気を張らなくていいんです。
鎧は脱いでも大丈夫なんです。
内観力を磨き
怯えているあなたを安心させてあげましょう。
それでは、
最後までお読み下さりありがとうございました。
<自分嫌い克服シリーズ>
失敗はいけないこと?できない自分がいても、あなたの価値は変わらない。









