最近師匠から学んでハッとさせられたのが、「フレームを閉じる」ことの重要性です。(※1)
僕たちが習得すべき知識や理論はそれこそ膨大にありますが、それをあえて小さくまとめて(余計なものは排して)いくことで、その知識や理論は「使える」ようになります。
それはダイエットも同じです。
減量や健康を実現するために習得すべき知識や理論は膨大にあります。
しかしそれを一挙に習得するのはなかなか骨が折れますし、概念が概念を呼び学びはなかなか終わりません。
そうなるとダイエットの実践の前に心が折れてしまう方も多いでしょう。
なのでTMダイエットでは最小単位ならぬ最小フレームを先に提示します。
それがインスリン抵抗性の議論(※2)です。
何かを口にすることで僕たちの身体は血糖値を上げます。
その血糖値を下げるために、膵臓からインスリンが出ます。
最初のうちはそのインスリンの命令に身体も従うのですが、そのうち慣れて飽きて反応しなくなります。
インスリン耐性が出来てきます。
だけど血糖値は高いままなので、インスリンは出続けます。しかし血糖値は下がりません。
なのでもっとたくさんインスリンを出します。もちろんそれでも血糖値は下がりません。
すなわちインスリンに対して抵抗性が生じるのです。
このインスリン抵抗性が生じると、人々は肥満になり、糖尿病になり、様々な生活習慣病(昔の言い方だと成人病)へと坂を転がり落ちていきます。
そんな負のループから抜け出すにはどうすればいいか?
やることはシンプルです。
そもそもインスリンが分泌しないようにすればいいのです。
どうやって?
意図的に食べない時間を長く持つことで、です。すなわち断食(ファスティング)です。(※3)
と言っても断食は多くの人にとって苦しいイメージがあるでしょうし、実際苦しいでしょう。
なので僕たちは苦しまなくて済むチート技を使いたくなります。
それが気功技術「インスリン抵抗性(を下げる)」です。
この気功技術のワークを通じてインスリン抵抗性が下がることが快であることを先に知り、断食に対してプライミングを仕掛けていきましょう。
いきなり断食に飛びつくのではなく、先に気功技術のワークを通じてプライミングを仕掛けていくことです。
インスリン抵抗性が下がることで頭がスッキリして思考がキレキレで、身体も楽で動かしやすくなる未来が僕たちを待っています。
その未来に対してプライミングが終わる頃には、自然と朝食や昼食を抜いている自分に気づくでしょう。
繰り返しますが、ダイエットや健康の実現のために習得すべき知識や理論は膨大にあります。参照すべき議論も無数にあります。
だけどTMダイエットでは「インスリン抵抗性」が肥満や不健康の全ての原因とあえてフレームを強引に閉じます。
そしてそのフレームに基づいて、いきなり断食のような多くの人にとってハードな行を行うのではなく、気功技術というチート技を駆使して、徐々に現状(の身体)を書き換えていき、自然の運びでゴールに合わせて断食を試みている世界線に移動していきましょう。
TMダイエットはそのようにパッケージ化された理論と知識と、それをブートしてくれる気功技術であなたの減量や健康の実現をサポートして行きます。
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【脚注】
(※1)
大事なのはフレームを閉じること、果物の集合があり、野菜の集合があっとして、そこにパイナップルを並べることはできません
(果物、野菜、パイナップル)
はおかしいのです。
並べてはいけないものが並んでいます。
その場合はすみやかにパイナップルを削除します(果物集合の中に含めると考えても良いですが)。
知識を制限することで、フレームは閉じます。
すなわち、
(果物、野菜)
とすることで、フレームは閉じ、知識は使えるようにブートするのです。
♬解剖学ほど素晴らしい学問はない!♬〜ショウより素敵な商売はない 2024年05月12(「まといのば」本家ブログより引用)
(※2)
血糖値が上がるとインスリンが出ます。
でも、あまりに繰り返されると、さすがに全身の細胞も、飽きてきます。
実際にオオカミならぬ糖は存在するので、インスリンの命令は正しいのですが、身体が繰り返されるサイレンに飽きてくるのです。
繰り返されるというのは、四六時中サイレンが鳴るというイメージです。そしてあまりに繰り返されると飽きるのです。反応しなくなります。
そうするといわゆるインスリン耐性になります。
サイレンが鳴っても、誰も反応しなくなります。
しかし、血糖値は上がっていますし、下がらない血糖値に対して(血糖値だけではないのですが)、インスリンはもっと出ます。
「オオカミが来た」と言っても反応しない大人たちに対して、拡声器を使い、街宣車を使うようなものです。
その世界は過剰なインスリンと鈍い反応に彩られます。しかしインスリンの報いは肥満として支払わされます。
インスリン耐性こそが、体重のホメオスタシスを動かす犯人です。いや、犯行グループの主犯格です(レプチン耐性、名前が似ているレクチンのホルモン擬態も主犯格です)。
朝も夜も、昼も3時のおやつにもインスリン警報が鳴り響き、オオカミが来たと言われ続けると、そしてそれが何年も何年も続くと疲れ切ってしまうのです。それは「オオカミが来た」と言っている方も、言われる方もです。
ちなみに、「糖尿病の人はごはんよりもステーキを」と言う言い方を以前、紹介しましたが、残念ながら間違いでした。
インスリンの発生は血糖値の上昇だけではなく、タンパク質に対しても(わずかながら食物繊維に対しても)起こります。
(糖質制限を勧めている人々のセントラル・ドグマは破壊されています)
「狼が来た」と繰り返しインスリンを出していると、ランゲルハンス島はオオカミ少年になるかも? 2019年04月20日(「まといのば」本家ブログより引用)
(※3)
ダイエットを成功させるためには、インスリン抵抗性を招く「サイクル」を断ち切らなくてはならない。だが、いったいどうやって?
インスリン抵抗性が発現すると、それに対する無条件反射としてインスリンの分泌量が増え、それがさらに抵抗性を強める原因となる。こうしたインスリン抵抗性のサイクルを断ち切るためには、インスリン値がとても低くなる時間を繰り返しつくらなければならない(抵抗性は、常にインスリン値が高くなることで発現することを思い出してほしい)。
では、インスリン値が低い状態を一時的につくりだすには、どうしたらいいのだろう?
適切な食べ物を食べていれば、高いインスリン値を招くことはないとわかっているが、それだけではインスリン値をもっと低くするには不十分だ。ある食べ物はほかの食べ物よりもインスリン値を上げないことは確かだが、すべての食べ物はインスリンの分泌を促すことを忘れてはいけない。どんな食べ物もインスリン値を上げるのだとすれば、インスリン値を下げるには、「まったく何も食べない」という方法しかない。
つまり、一言で言えば、「ファスティング(断食)」という方法だ。
(「トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ」)