結論から言えば、大相撲の力士のように身体を巨大化するゴールがない限りは、インスリン過多やインスリン抵抗性からは解放された方がいいのです。
インスリンというのは膵臓から出るホルモンのことです。上がった血糖値を下げるために膵臓からインスリンが出ます。
例えば何かを口にすると、僕たちの身体の血糖値は上がります。すでに明らかにされていることですが、高度に精製された炭水化物のみならず、タンパク質でもインスリンは膵臓から出ます。
唯一インスリンが出ないのは食物繊維ですが、僕たちは食物繊維単独で摂取することはないので、食物繊維が含まれている野菜や果物でもインスリンは出ます。(※1)
また野菜や果物といった植物にはレクチンというタンパク質が含まれているものがあり、それが僕たちの身体に入ると炎症など様々な問題を生じさせます。またレクチンは体内においては今問題にしているインスリンに擬態し振る舞うということがわかっています。(※2)
と、話が逸れました。
何にせよ、僕たちが食べるものの多くはインスリンを分泌させるのです。加工食品はもちろん、身体にいい天然の魚やグラスフェッドビーフでも口から入ればインスリンを分泌させます。
ただそのインスリンも分泌が過多になるとどんどん聞かなくなり、より多くのインスリンを分泌し、それが繰り返されるとインスリンが出ても血糖値が下がらなくなります。
それがインスリン抵抗性であり、このインスリン抵抗性が今疫病のごとく広がっている糖尿病の正体です。
そして糖尿病からがんやアルツハイマーなどの病気が招かれます。
さてこのインスリンの分泌の議論を踏まえると、糖質制限はもちろん、いわゆる「食べて痩せる」というお話が嘘であることがわかります。少なくともインスリンの分泌という観点から見ればそれは間違いです。
もちろん「食べて痩せる」方々も世の中にはいらっしゃいます。ただそういう情報を発信している方々の姿をみると、明らかにムキムキのマッチョな方が多いです。
普段ハードなトレーニングをしている方なら、摂取した栄養は即筋肉に向かうので太ることはないでしょう。ただそれをハードな筋トレをしていない人が同じことをしても意味がないか、あるいはもっと太ってしまうことがあります。
本家主宰がおっしゃる、ケーキを食べても筋肉になる人と、プロテインを摂っても脂肪になる人がそれぞれいるのです。(※3)
なのでTMダイエットでは、多くの人、いや全人類に当てはまる固いところから攻めていきたいと思います。それがすなわち、まずはインスリンの分泌を抑え、インスリン抵抗性から解放されることです。
痩せ型の人でも太っている人でも現代においてはほとんどの人がインスリンの分泌過多なので、そこから解放されましょう。
そのために有効なのが、本家由来の気功技術です。その名もズバリ、「インスリン抵抗性(を下げる)」という名称の気功技術があるので、それを使ってインスリン値を下げていきましょう。
インスリン値が下がると、頭がスッキリしますし、特定の筋肉に流せば身体の柔軟性も改善されます。あと何よりも気分がスッキリ爽やかで気持ち良くなります。
その開放感、気持ち良さを頼りに、さらに身体のインスリンの分泌を抑えていきましょう。
それが食べない時間(=インスリンが出ない時間)を作る断食です。
これも人それぞれの生活習慣があるので一概には言えないですが、無理のない範囲で取り入れていきましょう。
三食食べる習慣の方は朝食を抜いてみたり、1日2食の方は週一くらいで夕食だけにしてみるなど、無理のない範囲で取り入れてみましょう。
そしてそれとともに自分の理想の姿を具体的に設定しましょう。
こんな身体になりたい!
心からそう思える理想の身体を探してください。
ムービースター、アスリート、格闘家、モデル、種類は問わず自分を燃え上がらせる理想の他者を見つけ出しましょう。
これはT理論でいうゴール設定の作業です。
ゴール設定は作業ですから、うんうん考えるのではなく、探しにいきましょう。これがゴール設定のコツです。
またそれと並行して、僕たちを太らせ病ませる社会的洗脳からも解放されましょう。
これはシンプルに知識の問題であることが多いので、それをインプットして行くことから始めましょう。「知識が物事を変えてしまう」(※4)のです。
これはT理論で言う脱洗脳の作業です。
脱洗脳もゴール設定と同じく作業ですから手を動かし口を動かし知識を得て、ヒーリングを受けることで進めていきましょう。
インスリン抵抗性を下げる気功技術、ゴール設定、脱洗脳のトリニティを土台に、TMダイエットはあなたの減量と健康と明るい未来をサポートします!
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オンライン1年コース(12回セッション)240,000円/オンライン半年コース(6回セッション)/単発オンラインセッション20,000円
【受講資格】ブログ読者
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから
↑質問はこちらのLINE公式アカウントからいつでも歓迎です!!
【脚注】
(※1)
ダイエットを成功させるためには、インスリン抵抗性を招く「サイクル」を断ち切らなくてはならない。だが、いったいどうやって?
インスリン抵抗性が発言すると、それに対する無条件反射としてインスリンの分泌量が増え、それがさらに抵抗性を強める原因となる。こうしたインスリン抵抗性のサイクルを断ち切るためには、インスリン値がとても低くなる時間を繰り返しつくらなければならない(抵抗性は、常にインスリン値が高くなることで発現することを思い出してほしい)。
では、インスリン値が低い状態を一時的につくりだすには、どうしたらいいのだろう?
適切な食べ物を食べていれば、高いインスリン値を招くことはないとわかっているが、それだけではインスリン値をもっと低くするには不十分だ。ある食べ物はほかの食べ物よりもインスリン値を上げないことは確かだが、すべての食べ物はインスリンの分泌を促すことを忘れてはいけない。どんな食べ物もインスリン値を上げるのだとすれば、インスリン値を下げるには、「まったく何も食べない」という方法しかない。
つまり、一言で言えば、「ファスティング(断食)」という方法だ。
(「トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ」)
(※2)
いくつかのレクチンは、ホルモンの信号を真似たり、阻害したりして、細胞間の連絡を混乱させる。ホルモンは、船が埠頭に着岸するようにあらゆる細胞の表面の受容体に結合して、その細胞に何かをせよと指示するタンパク質だ。インスリンというホルモンは、細胞に果糖を取り込むように指示を出すことで燃料を供給する。そして果糖が過剰になると、インスリンは脂肪細胞の埠頭に着岸して飢えに備えて果糖を取り込ませる。ホルモンが情報を伝え終わると、今度は細胞側がホルモンに了解の返事をし、するとホルモンは埠頭から出港し、次のホルモンが着岸できる態勢を整える。だがレクチンは重要な細胞の埠頭に取りつき、間違った情報を伝えたり、正しい情報の伝達を阻害したりする。例えばWGAというレクチンはインスリンにそっくりで、あたかもインスリンのようにインスリン用埠頭に着岸する。だが本物のインスリンと違い、決して離岸しようとはしない。結果は破滅的で、筋肉は減り、脳や神経細胞は飢え、脂肪がどっさり生み出される。踏んだり蹴ったりだ!
(食のパラドックス)
(※3)
詳しくは本家の記事を参照のこと→ケーキを食べても筋肉になる人、プロテインを摂っても脂肪になる人?!すべての鍵はインスリン抵抗性? 2019年05月26日(「まといのば」本家ブログ)
(※4)
本家で引用されていたクリストファー・ノーラン監督の言葉(オラクル)です→”知識が物事を変えてしまう”(クリストファー・ノーラン)〜MATLAS追加開催決定! 2024年05月01日(「まといのば」本家ブログ)
ノーラン監督言えば、先日長編デビュー作の「フォロウィング」を映画館で鑑賞できました。なんと予算6000ドルで作られた映画ですが、ちゃんと映画になっていたし(当たり前か)、その後様々な映画で展開されるノーラン監督のアイデアやエッセンスがぎゅっと詰まっていました。パンフレットもノーラン監督のインタビューも充実しています。
低予算でもしっかりとした作品を見ると、予算のあるなしは言い訳だよなぁと思う次第です。
そしてノーランは初めからノーランなんだなと思いました。
COMING SOON... pic.twitter.com/XEg1fOLXRX
— Empire Magazine (@empiremagazine) May 13, 2024
ほー。これは??