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ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》のスタッフブログ

『1日だけのヒューマンドキュメンタリー映画祭2025』開催!
2025年11月15日(土)11:00〜/大阪市中央公会堂 地下大会議室

こんばんは。池本です。

 

今日、映画祭ツイッターに

noteで発信された伊勢真一監督の

「自慢の友人が、又ひとりいなくなった…。」

という言葉。

えっ?? まさか!!

そこから先に感情が進みません。

 

映画「えんとこ」は

ヒューマンドキュメンタリー映画祭「阿倍野」の原点です。

 

私の中には

若者たちとともに生きる遠藤滋さんしかいません。

 

 

 

 

自慢の友人が、又ひとりいなくなった…。

 

 遠藤滋、映画『えんとこ』『えんとこの歌』の主人公。脳性マヒで三十数年間寝たきり暮らしで、介助の若者たちと「いのち」を生かし合う日々を送ってきた。

 

 75歳に成ろうとしていた。

 

 その日、息が止まり、もう駄目かもしれないという状況で耳元に大声で「エンドウ!!」と呼びかけた。介助者のみんなも「エンドウさん!!」と口々に叫んだ。
 そうしたら、振り返って戻ってくるように息を吹き返した…。聴こえたんだね。

 

 それから枕元で珈琲をたてて、ベートーヴェンの第九のCDをかけて、みんなで「エンドウ」の名を呼びつづけた。まるで合唱のように…。
 およそ三十分後、ゆっくり静かに息を引き取った。

 「いのちにありがとう」
 遠藤の口グセのようだった言葉を思った。

 

 出逢いは、学生時代の反戦デモだった。警官に追われて一緒に逃げた仲間だ。脳性マヒで足を引きずりながらも逃げ足は早かった。
 「自分は障がい者で目立つから…」と言って「殺すな!」という反戦ステッカーをカバンに貼って学校に通っていた。

 

 したたかで、強い奴だった。
 「弱さの力」そのものを生きているような奴だった。だから、ずっと生き続けるような気がしていた。

 

 遠藤が最も尊敬していた歴史上の人物は親鸞上人。親鸞の教え「悪人正機」ならぬ「障害正機」を生きるのだ…とよく言っていた。
 大袈裟に聞こえるかもしれないが、遠藤は親鸞上人にマサルトモオトラナイ人生を、生きて生きて、生き抜いて、逝った。

 

 「凄いよ、遠藤…」

 

 充分過ぎるほど、頑張ったと思う。

 

 逝去を知った何人かから、
 「遠藤さんはきっと今頃あっちで、悠々と歩いているように思います…。映画の中で、伊豆の海を笑いながら歩いていたように。」とメールが届いた。
 私は、もしかしたらあっちでも若者たちと“いのちを生かし合う”日々を送りつづけているような気がしてならない。
 人は、そんな風に生きて死ぬように思う。

 

 新作『いまはむかし』で親父のことを「映画にしがみつくように生きて死んだ…」と呟いたけど、誰もが何かにしがみつくように生きて死ぬのだと思う。 
 「いのちにありがとう」といつも言っていた遠藤は、見事に「いのちにしがみつくように生きて死んだ」…のだ。

 

 遠藤の遺言。

 

 「だって君は、ひとりで勝手に何かをやってゆくことなんて出来ないだろう?」

 

  (伊勢真一)

2015年開催の映画祭にて上映した「鳥の道を越えて」の 今井友樹 監督の最新作

『明日をへぐる』が京都、大阪、名古屋で公開されます。

各会場での上映情報をお知らせします。

 

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ドキュメンタリー映画

『明日をへぐる』

(2021年/73分/監督 今井友樹/製作 シグロ)

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【生活の移ろいに縛られない植物の楮(こうぞ)から、人間の役割を見つめ直す】

高知県いの町吾北地区で四季を通して撮影した『明日をへぐる』は、

土佐和紙の原料・楮をめぐる山里の人びとの暮らしを中心に、日本が誇る和紙の文化を通してもう一度私たちの日常を見直してみたいとの思いから製作したドキュメンタリー映画です。

 

公式サイト:https://palabra-i.co.jp/asuwoheguru/

予告編:https://www.youtube.com/watch?v=_MhF7z343VY

チラシ:https://drive.google.com/file/d/1wTbdmFI2Wsido1hd7V-oKTUoDSsv9Vix/view?usp=sharing

 

【京都府】

京都シネマ

10/15(金)~28(木)  9:30~ 詳細はこちら

 

【大阪府】

第七藝術劇場

10/16(土) 11:00~(初回上映後に舞台挨拶あります! )

10/17(日)~22(金) 11:30~

■10/23(土) 12:25~

■10/24(日)~29(金) 10:00~ 詳細はこちら

 

【名古屋】

名古屋シネマテーク

■10/23(土)~29(金) 10:00~ 詳細はこちら

 

みなさま

 

こんにちは。

少しずつ涼しくなってきて、過ごしやすくなってきました。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

伊勢真一監督の最新作「いまはむかし -父・ジャワ・幻のフィルム-」

大阪・十三のシアターセブンにて上映されています。

10/3(日)には舞台挨拶もございますので、ぜひご来場ください!

 

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『いまはむかし -父・ジャワ・幻のフィルム-』

 

戦時中のインドネシアで、伊勢真一監督の父・伊勢長之助が

つくっていた国策映画 “幻のフィルム”を追う30年におよぶ長い旅

 

予告編

https://www.youtube.com/watch?v=rPblnxvTA40

 

シアターセブン紹介ページ

http://www.theater-seven.com/mv/mv_s0358.html

 

 

<舞台挨拶・トークショー>

・9/25(土) 11:00『いまはむかし』上映後

・10/3(日) 13:00「伊勢長之助関連上映」上映後

登壇者:伊勢真一監督

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語られなかった声に、耳を澄ませてみたい。

父をいとおしむ気持ちを込めながら、 あの戦争の時代の

「真実」を描くドキュメンタリーは可能だろうか…

(監督・伊勢真一)

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10/2(土)~

『いまはむかし』& 伊勢長之助関連作品

上映スケジュールはこちら

 

こんにちは。池本です。

 

長引くコロナ禍で上映中止や延期など、

監督さんや映画館、関係者の方々はご苦労されていることと思います。

映画祭ツイッターでは監督さんたちの活動や上映情報、

気になるニュースから国際情勢まで、多くのツイートが寄せられています。

ぜひ映画祭ツイート情報もご覧くださいね。

 

ところで2020年5月のブログに

「建売業者の不誠実な対応に怒っています」と個人的な憤りを書き、

その後どうなったの?と知人に聞かれたのですが、一応問題は解決しました。

 

当時1回目の緊急事態宣言が発令され、

職員はテレワークで在宅勤務、弁護士も対面相談は不可でした。

1年が過ぎた今も未だにコロナ禍真っ最中。

6月20日に3回目の緊急事態宣言が解除され、

大阪では引き続きまん延防止等重点措置実施中です。

 

毎日多くの死者数が発表される中、

世界中に不平等と感染の危険を広げるオリンピック開催に邁進する政府は、

一人ひとりの命をどう考えているのか。

 

情けなく、怒りがこみ上げてきます。

 

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在宅時間が増え、なんだか怒っている時が多くなった気もしますが、

気分を変えて“タンスの肥やし”になっている着物で日傘を作ってみました。


雨ゴートで作った日傘

 

学生のころ手縫いした浴衣で作った日傘

 

私も含め映画祭スタッフは高齢者が多いのですが、

安心して会える日まで油断せずに過ごしましょう!

 

こんにちは。池本です。

 

収束の見えないコロナ禍が続いていますが

みなさんお元気でお過ごしでしょうか?

 

緊急事態宣言前の昨年12月12日、

秋田の「天然記念物柴犬保存会」から、子犬が伊丹空港に到着しました。

親元を離れ見ず知らずのところへ飛行機でやってきた子犬は、

カイ君と名付けられて岡田家の家族として一緒に暮らしています。

 

岡田さんは大阪市職業リハビリテーションセンターの職員です。

私はセンターで、企画すること、発想することを中心に

ポスター制作の外部講師をしています。

岡田さんから「縄文シバ」を飼いたいと聞いた時、

「本当に飼うの?」「家族と話し合ったの?」と何度も確認しました。

その後「命を預かるのだから大切な家族として迎える」と

家族会議で話し合ったそうです。

 

伊勢真一監督「シバ 縄文犬のゆめ」の主人公であり

「柴保」会長の照井さんへ連絡すると、

ちょうど親離れの時期を迎える子犬がいるということでカイ君がやってきました。

ハクと同じ、白シバのオスです。


(ここはどこ?・・・ ちょっと不安そう・・・)

 

センターの前所長だった乾さんの元へハクがやってきたのが3年前。

犬を飼ったことがない乾さんとハクのてんやわんやの騒動もあり、

ショートステイ先として時々枚方へ連れてきますが、

岡田さんのところでは家族と一緒に過ごすので安心しています。

 

2月には大きくなって、ハクにそっくり!

今からが野生的で賢い縄文シバの本領発揮ですね!

 

 

 

昨年9月に3歳になったハク

今でも幼い頃の寝床がお気に入りです

 

 

まだまだ大変な暮らしが続きそうですが、

体に気をつけてなんとかコロナ禍を乗り切りましょう!