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ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》のスタッフブログ

『1日だけのヒューマンドキュメンタリー映画祭2025』開催!
2025年11月15日(土)11:00〜/大阪市中央公会堂 地下大会議室

「1日だけのヒューマンドキュメンタリー映画祭」の

チラシができました。

 

 

コロナの収束どころか感染拡大が続く中、

3年ぶりに阿倍野でヒューマンドキュメンタリー映画祭を開催することになりました。

会場はあべのベルタ3階のあべの市民学習センター講堂です。

 

定員を100名ほどに絞り

こじんまりとしたアットホームな映画祭にしたいと思っています。

 

伊勢真一監督トークでは

今年5月20日に亡くなられた遠藤滋さんへの想いや

戦時中、国策映画を作っていた亡き父をいとおしみながら

日本・インドネシア・オランダ‥‥と旅をした監督の想いを語っていただきます。

 

9月2日(金)は

久しぶりにゆっくりとヒューマンドキュメンタリー映画祭をお楽しみください。

 

詳しくはこちら!→https://hdff.jp/news.html

 

【日時】2022年9月2日(金)

【場所】阿倍野市民学習センター 講堂

   (大阪市阿倍野区阿倍野筋3-10-1-300 あべのベルタ3階)

 

【スケジュール】

11:30~ 開場

12:00~「えんとこ」

13:50~「えんとこの歌  寝たきり歌人・遠藤 滋」

16:10~「いまはむかし -父・ジャワ・幻のフィルム」+「東京裁判ー世紀の判決」(制作:伊勢長之助)

 

【料金】

①「えんとこ」一律1,100円

②「えんとこの歌」一般1,500円/シニア・障害者1,100円

③「いまはむかし」「東京裁判」一般1,800円/シニア・障害者1,500円

※中学生以下は無料

④1日共通券/3,000円

 

【主催】

ヒューマンDFプロジェクト、いせフィルム、NPOココペリ121

【お問い合わせ】

ヒューマンDFプロジェクト/info@hdff.jp

前回お知らせしました《上映会のお知らせ》ですが、

開催日程が変更になりました!

 

『1日だけのヒューマンドキュメンタリー映画祭』

<開催日程>2022年 9月2日(金)

<場  所>阿倍野市民学習センター(講堂)

         大阪市阿倍野区阿倍野筋3-10-1-300(あべのベルタ3階)

 

〜いのちを生かし合う〜

 

 

 

今回の上映会では「えんとこ」「えんとこの歌  寝たきり歌人・遠藤 滋」を上映し、遠藤 滋さんを偲ぶ時間をともに過ごしたいと思います。

 

 

また、伊勢監督の最新作「いまはむかし -父・ジャワ・幻のフィルム」そして、伊勢長之助が製作した「東京裁判ー世紀の判決」を併せて上映します。

ウクライナで戦火が止まない今、かつての戦争の時代にプロパガンダ映画を制作した父の足跡を息子伊勢真一監督がたどる旅を通して、戦争の“真実”についてあらためて考えます。

 

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スケジュール、料金など詳しい情報は

ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》ホームページ

『新着情報』で掲載します。

 

 

6月11日、

遅ればせながら枚方にて映画祭スタッフの定年退職祝いをしました。

前列右のちょっと厳つい顔の男性が、本日の主人公太田さんです。

気は優しくて繊細。多方面への気配り抜群です。

 

ほぼ一人で映画祭の印刷物を制作してきた私が安心して最終校正をお願いできる、

心強いスタッフの一人です。

映画祭も終了し、コロナ禍で集まれず、久しぶりの再会です。

 

もう定年退職の歳になったの?…と、自分の歳はすっかり忘れていました。

 

 

せっかくなので、食事の前にひと仕事をお願いし、

梅酒にちょうどいい頃合いの梅を収穫してもらいました。

 

改めてみんなで宴会の準備、

ビールとワインでとりあえず乾杯!退職おめでとう!

わいわい楽しいひと時でした。

 

 

翌日は早速梅酒作りを開始。

お気に入りはラム酒漬けです。

ブランデー、泡盛、ウイスキーなど、いろんなお酒で試しましたが、

香りの良いラム酒の梅酒が一番人気です。

完熟梅はジャムにしました。

 

 

 

最後に《上映会のお知らせ》です。

8月26日(金)阿倍野市民学習センターにて上映会開催の予定です。

上映作品や時間など、詳しい内容は決定後に改めてお知らせします。

 

暑い夏、阿倍野でお会いしましょう!

東日本大震災・原発事故から11年。

命を奪い、暮らしを破壊し、地域を破滅させた原発事故はなぜおきたのか。

事故の当事者である東京電力と国の責任を明確にしない限り、進むべき確かな一歩は踏み出せません。

 

READYFOR (支援募集6月10日(金)午後11時までのプロジェクト)

#福島県 #動物 #東日本大震災

「原発事故で被ばくした牛たちを守り、科学的根拠なく安楽殺しない未来を」

一般社団法人原発事故被災動物と環境研究会

 

5月28日午後、東京大学農学部弥生講堂で3年ぶりにシンポジウムを開催しました。

”被ばく牛と生きる”の上映後、松原監督の講演、

研究経過報告などが行われました。研究報告は以下の通りです。

 

環境汚染と外部被ばく線量評価:夏堀雅宏(北里大)ほか

牛の血液によるDNA損傷評価:佐藤至(岩手大)ほか

長期低線量被ばくがウシの甲状腺へ与える影響:村田幸久(東大)ほか

甲状腺の病理学的評価:佐々木淳(岩手大)ほか

 

松原保監督作品『被ばく牛と生きる』は、

ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》2016で

全国初上映されました。

 

 

映画祭HP 第14回(2016)上映作品のコーナーに

作品情報・監督メッセージを掲載しています。ぜひご覧ください。

 

 

 

こんばんは。池本です。

 

今日、映画祭ツイッターに

noteで発信された伊勢真一監督の

「自慢の友人が、又ひとりいなくなった…。」

という言葉。

えっ?? まさか!!

そこから先に感情が進みません。

 

映画「えんとこ」は

ヒューマンドキュメンタリー映画祭「阿倍野」の原点です。

 

私の中には

若者たちとともに生きる遠藤滋さんしかいません。

 

 

 

 

自慢の友人が、又ひとりいなくなった…。

 

 遠藤滋、映画『えんとこ』『えんとこの歌』の主人公。脳性マヒで三十数年間寝たきり暮らしで、介助の若者たちと「いのち」を生かし合う日々を送ってきた。

 

 75歳に成ろうとしていた。

 

 その日、息が止まり、もう駄目かもしれないという状況で耳元に大声で「エンドウ!!」と呼びかけた。介助者のみんなも「エンドウさん!!」と口々に叫んだ。
 そうしたら、振り返って戻ってくるように息を吹き返した…。聴こえたんだね。

 

 それから枕元で珈琲をたてて、ベートーヴェンの第九のCDをかけて、みんなで「エンドウ」の名を呼びつづけた。まるで合唱のように…。
 およそ三十分後、ゆっくり静かに息を引き取った。

 「いのちにありがとう」
 遠藤の口グセのようだった言葉を思った。

 

 出逢いは、学生時代の反戦デモだった。警官に追われて一緒に逃げた仲間だ。脳性マヒで足を引きずりながらも逃げ足は早かった。
 「自分は障がい者で目立つから…」と言って「殺すな!」という反戦ステッカーをカバンに貼って学校に通っていた。

 

 したたかで、強い奴だった。
 「弱さの力」そのものを生きているような奴だった。だから、ずっと生き続けるような気がしていた。

 

 遠藤が最も尊敬していた歴史上の人物は親鸞上人。親鸞の教え「悪人正機」ならぬ「障害正機」を生きるのだ…とよく言っていた。
 大袈裟に聞こえるかもしれないが、遠藤は親鸞上人にマサルトモオトラナイ人生を、生きて生きて、生き抜いて、逝った。

 

 「凄いよ、遠藤…」

 

 充分過ぎるほど、頑張ったと思う。

 

 逝去を知った何人かから、
 「遠藤さんはきっと今頃あっちで、悠々と歩いているように思います…。映画の中で、伊豆の海を笑いながら歩いていたように。」とメールが届いた。
 私は、もしかしたらあっちでも若者たちと“いのちを生かし合う”日々を送りつづけているような気がしてならない。
 人は、そんな風に生きて死ぬように思う。

 

 新作『いまはむかし』で親父のことを「映画にしがみつくように生きて死んだ…」と呟いたけど、誰もが何かにしがみつくように生きて死ぬのだと思う。 
 「いのちにありがとう」といつも言っていた遠藤は、見事に「いのちにしがみつくように生きて死んだ」…のだ。

 

 遠藤の遺言。

 

 「だって君は、ひとりで勝手に何かをやってゆくことなんて出来ないだろう?」

 

  (伊勢真一)