日本肺癌学会学術集会 患者・家族プログラム
初日
【マインドフルネス】
肺がんと診断された後も薬剤変更など治療の節目節目で、患者・家族は大きな不安にとらわれがちになる。不安が大きすぎて自分を見失いそうになっても、マインドフルネスの考え方と知り実践できれば、少しは心が楽でいられるかもと思った。
【手術治療】
手術が適応となるかどうかはTMN分類だけでなく、患者個人個人の全身状態、とくに呼吸機能が重要な判断材料となるが、切除範囲の小さい区域切除の有効性が明らかになれば、今後適用範囲が広がる可能性があるなど、手術分野の進展があることがわかった。
【緩和ケア】
緩和ケアときくと治療ができなくなってから受けるものというイメージでいるが、そうではないということがわかった。状態に合わせて自分が受けられる緩和ケアにはどんなものがあるかあらかじめ調べておいたり、がん相談支援センターに相談してみることが重要だと思った。
【ゲノム】
最新情報かつ濃い内容でした。医療に携わる方々が研究や診療について常に問題点を解決しつづけようとご尽力いただいていることがわかりました。
【全般を通して】
患者家族向けプログラムでは本当はとても難しいことを一般向けにわかりやすくまとめてくださった内容を知ることができます。今年は会場での交流ができないのは残念ですが、家にいながらにしてWEB方式で聴講できるのはありがたいです。
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今回は肺がんの基礎知識に関するお話と、人生会議についても詳しく解説いただきます。
人生会議、ご存じですか? アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とも呼ばれます。
昨年、小籔千豊さん起用の厚生労働省のポスターが物議をかもしました。ご記憶の方も多いと思います。
人生会議っていったい何なの?大事なことのようだけど・・・??
最期の話って縁起でもない!?そんな風に思いますか?
よくわからないことを先生方にお聞きして、正しい理解に導いていただきましょう!
今回は、いろいろなお話をじっくりと伺うために時間を取りましたので、おしゃべり会は行いません。(楽しみにしてくださっていた方、ごめんなさい。)
ご了承くださいませ<m(__)m>