8月オンラインセミナーの報告 その②です あと筋トレの話 | NPO法人 肺がん患者の会 ワンステップ

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2024年4月、10年目突入。肺がん患者・家族の「いきる勇気」につながればいいなと思っています。

みなさん こんにちはニコニコ

 

唐突ですけど、最近、筋トレはじめました笑

 

たいしたことはありません。朝起きたら10分くらいするだけです。おなかの出っ張りがどうしても見過ごせなくなりました・・・。それにしても・・・10年ぶり。一応10代から20年は体を動かしてきていて、筋トレやってたなー。実際にやってみると、すぐに、腕が膨らんでいく感覚ありました。10年ぶりでも体は覚えているみたい。なんだかうれしくなってくる。がん患者となり、人生は大きく変わり、できないことは多くなった。だけど、ずっと好きだったことはやっぱり好きで、やると気分があがる。そして、自分の過ごしてきた過去が立ち上り、支えてくれる気分になる。無理せず、続けられるだけ続けようと思います。

 

 

 

さて、8月のオンラインセミナーの報告、前回の続きです。

 

それでは、セミナー終了後のアンケート結果からお伝えしましょう。

お答えくださったのは、参加者のうち34名の方々です。ありがとうございます。


・男女比は1:2。年齢は50代と60代で7割でした。

患者さんが9割と多かったです。

 

 

今回は坪井先生のご講演の感想です。

坪井先生には「肺がんにおける術後補助療法の基本」と「ADAURA試験の目指すところ」としてお話していただきました。

 

 

とても分かりやすいお話でした。ありがとうございました。

 

▼生存期間が延長されるのか気になるところですが、タグリッソを術後化学療法として使う選択肢があることは患者としていいことだと思います。先生のように最先端の臨床研究をしてくださる先生がいるので、肺がん治療は近年、目覚ましい進歩を遂げているとことを実感しました。これからも肺がんの未来のために頑張ってください。

 

 ▼オシメルチニブが非小細胞肺がん患者の術後補助療法で統計的に有意で、無病生存率の改善を示したたことは術後再発の不安材料がある患者さんにとっては朗報だと思います。全生存期間の結果はこれからですが、他癌腫の術後補助療法分子標的薬使用では、無再発生存期間延長はあったが全生存期間に有意差が認められていない結果がでています。同様にオシメルチニブも3年過ぎてから有意差が認められなくなる結果が待っているのではないかと理解しましたが、術後治療の厳しさを改めて考えさせられました。オンラインセミナーで学べたことに感謝致します。

 

▼難しい内容を丁寧に説明して下さいました。

 

▼①再発のほとんどは遠隔転移。②再発する人の9割は3年以内に起こる。 この2つが残りました。

 術後補助化学療法のシスプラチン+ビノレルビンは、かんばっても、がんが小さくなるなどの見える効果がないので、がんにやられているのではなく、抗がん剤に身体も心もやられている・・・というつらい気持ちでした。

 「タグリッソは病院へ行って点滴する必要もなく、朝1粒飲むだけで髪も抜けなければ吐くこともなく、幸せを感じる」と、いろいろ体験してきた先輩患者さんが言われたことを聞き、「予防」のつらさが軽めの副作用で済むのは、手術前の状態とほぼ変わらずに過ごせて、それはとても魅力だと思います。(お金のことは考えていませんが・・・)

外科の坪井先生が「完治」を目指して、いいことを取り込んでいこうと考えてくださっていることは、外科にお世話になったことがある患者として、嬉しく感じました。

誰でも彼でも、ではなく、必要がない人には治療はせず、ステージにこだわらず、悪性度を鑑みて、治療をおこなえれば、「再発する人の9割は3年以内に再発」が「8割の人は3年は再発しない」に変わる。それが当たり前になってしまえば、「再発しない時間は3年しかない」となってしまうのかもしれませんが、少しずつ少しずつ、肺がん患者が生きられる時間が延長している過程の1つと考えると、現状ではとても価値のある時間になるではないかと思います。

 

▼自分自身も手術後経過観察中なので大変に興味深く、考えさせられる内容でグラフを多様されていたのでわかりやすかったです。

 

▼語りかけてくださるような話で聞き取りやすかった。資料は、アルファベットで分かりにくいが説明を聞きながら半分くらいわかりました。

 

▼不安が少しだけ解決できました。

 

▼初心者にもわかり易く説明頂けた。

 

▼肺癌の病期分類がわかりやすかった。

 

▼タグリッソのことが細かいところまでよくわかりました。患者も勉強が必要と思いました。

 

▼ご講演ありがとうございました。私が勉強不足でグラフや言葉の読みとり方がわからない部分が多々ありましたが、日々、治療の向上のために尽力されているのだな、と思いました。

 

▼正直難しかったです。ですが、このような動きが私達患者の生存期間を延ばし、新たな可能性を広げてくれると思っています。皆様から様々な意見がありましたが、頑張ってほしいと思います。 是非、ALKROS1患者の為の、治験もよろしくお願いします。

 

▼手術についてあまり知りませんでした。 とても分かりやすくて良かったです 。

ADAURA試験について知りませんでした 私がその時に治験として進められたらどうしただろう?と思っています。

罹患した時期により、タイミングですが参加出来て奏功出来ると嬉しいですね 患者は少しでも元気に長く生きたいと思っています 人により効き目が違うのが悲しいです

 

▼私はドライバー遺伝子陰性で頸椎と腰椎に転移のあるステージ罹患者(201812月罹患)です。今回のADAURA試験には畑違いの罹患者ですが、肺がんの基本的な復習とADAURA試験の結果で希望の光が見えた術後の罹患者が多くいることがわかりました。

私のキートルーダ後に何があるかまたはこのまま継続出来るかの試験も期待しています。 

 

▼治験の具体的な状況よく分かりました、さらなる進展でより早く効果的な治療となるように臨みます

 

▼チャットで質問しました、1A2から再発してタグリッソ服用の患者です。ご回答ありがとうございました。EGFR陽性率と組織亜型のデータが興味深かったです。ADAURA2試験の結果も気になります。素人考えでは、野口分類で予後不良とされる型やマイクロパピラリーはUFTじゃ力不足じゃないかと感じてしまいます。早期肺がんのみで解析したらOS も延長しないだろうかなど、期待します。

ありがとうございました。

 

▼興味深い内容でしたが、少し難しかったです。

 

▼初めての参加で勉強しないとと思いました!分かりやすかったです!

 

▼EGFRにも悪性度が高い組織亜型があることを初めて知りました。手術では大きな組織を採るので、細かな病理診断が可能でしょうが、手術できない場合の気管支鏡生検では、こういう検査は無理なのかと思いました。

 

▼わかりやすく教えていただいてよかった 手術の可能性を考えてみたいと思った。

 

▼病期期の治療の基本など丁寧にお話いただきありがとうございました。ADAURA試験については今日初めて聞き、理解が追い付かない状態です。

 

▼ADAURA試験が組まれた目的がよくわかりました。今後発表されるこの治験の解析結果を知りたいです。

 

▼言葉が聞きやすく、内容もポイントが絞れていてわかりやすかったと思います。

 

▼1回では理解できないところもたくさんありましたが非常に参考になりました。先生の患者の方々を思いやる優しさに深く感謝いたします。

 

 

坪井先生のご講演にたくさんの感想をいただきました。アンケートにお答えいただいたみなさん、ありがとうございました。

長くなってしまったので、後藤先生のご講演の感想は、また次回にお届けしますビックリマーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

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 ▼報道

 ・オンコロ「なぜ患者主導治験が実現したのか?その舞台裏を聞く」

https://oncolo.jp/feature/20200707t

・読売新聞 薬・機器開発に患者参画…投薬要望から治験実現

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20200721-OYT8T50134/

・日経メディカル

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/news/202007/566361.html

・ケアネット 

https://www.carenet.com/news/general/carenet/50474

 
 
 
 

 

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