舟を編む~私、辞書つくります~

「五十音の順番を忘れてしまう学生がいる」
っていう記事が新聞に載っていた。
え
どういうこと
今の若い人たちって辞書をひかず、幼いころからなんでもネットで調べるから、五十音を覚える必要がない、
結果、
あいうえお~やゆよ・ん
まで、そらで言えないらしい。
昭和人間には衝撃的すぎる
そういえば、図書館で働く知人が
「本の並びは五十音順になっています」と説明した際、
「五十音順って何ですか?」って若い人に聞かれた、というようなことを言っていた。
私の時代は(いつやねん!)、小学校か中学校でクラス全員で辞書をひく授業があったけど、今はないんだろうか。

それから、
「小学校で出席番号を五十音順で決めることが減ってきているため、日常的に五十音に触れる機会が少なくなっていることが原因の一つと考えられる」
え
じゃあどうやって決めるの??
調べてみたところ、
主な決め方は、
- 五十音(あいうえお)順 依然として全国的には主流ですが、割合は減少傾向
- 生年月日(誕生日)順 特に千葉県や東北・九州の一部地域で多く見られる。理由は、低学年では誕生日の早い遅いで成長の差が大きいため、検診や健康診断などの順番決めに便利だから
- 住所順 千葉県や茨城県などで導入例があり、学校から自宅までの距離が遠い順に並べることで、家庭訪問や集団下校時の効率化を図っている
へー!はじめて知った!!
まわりの人にきいてみたけど、まだ私の周辺では、あいうえお順なようです。

『舟を編む~私、辞書つくります~』
なかなか興味深く見ている。
出版社の辞書編集部で新しい国語辞典『大渡海』を作る人々を描いた作品
例えば、「右」って説明できる?!
幼稚園か何かで、
先生に「お箸を持つ方ですよ」
って教わったが、その子は左利きだった!なんて話もあるし
AIさんによると、
東を向いたとき、南にあたる方
大多数の人が、食事のとき箸を持つ側(右利きが多数派の場合)
左右のうち、自分から見て心臓の反対側(通常は左胸に心臓があるため、それと反対側)
日常のものを例に出すと、パソコンのエンターキーがある方や、時計の文字盤で1時から5時の位置などが右側
ネットで探していて面白かったのは、
「テレビを観てて、笑点の山田くんが出て来る方」
わかる人にしかわからん
「右」をお題に笑点できそう

映画も見たし、原作(本)も読んだ、好きな作品。
主人公の馬締光也(マジメくん)は、不器用だが誠実に言葉と向き合い、仲間と共に長い年月をかけて辞書作りに取り組む。料理人の林香具矢との恋愛も物語の軸となっている。
小説は心理描写や辞書編纂の過程が丁寧に描かれている。
一方、映画は、松田龍平(馬締)、宮崎あおい(香具矢)主演で、原作の雰囲気を大切にしつつ、映像ならではの魅力も加わっている。
原作・映画はマジメくんが主人公だったけど、ドラマではみどりちゃんが主人公。
カグヤさんも「あこがれの人」から「配偶者」に変わっている。
設定やキャストが異なっているけど、それはそれでとてもイイ
毎回の(ちょっと泣ける)エピソードもイイ
第一話で
「言葉にいいも悪いもないんです、使う人や環境によるんです」
って松本先生(柴田恭平!!)が言っていた。
まさに「言葉の力」
辞書で、調べたい言葉の周りに何げなく目に入る言葉や、用例って面白いんですよね。
すっかりネット検索に慣れてしまった日々だけど、久々に辞書をひらいてみようかな
ドラマで使われているボトル(水筒)がかわいい
明日、土用の丑(うなぎの日)ですよー!!
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