図書館で600人待ち!有吉佐和子『青い壺』とは?今なぜ人気?

 

 

大阪府知事の吉村さんが「万博開催中にブルーインパルスとばす!(希望)」と言っているようで。

実現するとイイネ音譜

 

 

 

 

さて、本題チューリップ

 

 

 

新聞広告にデカデカと載っていた『青い壺』という本


 

 

 

広告に「原田ひ香」の名があり、最初、原田さんの新作かな、と思ったら違って、著者は有吉佐和子

 

Amazonで見てみたら、

 

NHK 総合「おはよう日本」(2024年11月28日)、NHK Eテレ「100分de名著」有吉佐和子スペシャル(2024年12月23日)

で話題沸騰!

半世紀前に書かれた小説が、ついに累計60万部を超えました。

 

だそう!

 

 

早速、わが街の図書館で検索してみたら、なんと

617人待ちポーン!!ポーン

 





忘れたころに順番がくるパターン。

 

順番がきたころには

「なぜ読みたいと思ったのか」

「どこで情報をみつけたのか」

「いつ予約したのか」

5w1hさっぱり覚えていないので、備忘録として、AIさんにきいた情報を。

(情報はAIだけど、読みやすく編集してます)

 

 

有吉佐和子『青い壺』

 

一つの青磁の壺を軸に展開する連作短編集で、人間の欲望と美の本質を鋭く描いた作品です。陶芸家・牧田省吾が偶然生み出した傑作の壺が、さまざまな人々の手を渡り歩く過程で、持ち主たちの「所有欲」「執着」「喪失感」が浮き彫りになります。

 

あらすじ概要

無名の陶芸家・牧田省吾が日常の仕事として焼いた青磁の壺は、妻がデパート担当者に売却したことから物語が始まります。この壺は贈り物として、あるいは盗難品として、13組の異なる人々の人生に影響を与えながら旅を続け、最終的には海外に渡った後、再び作者の前に現れるという数奇な運命をたどります。

各エピソードは独立しながらも、壺を介して緩やかに連関し、人間模様の深層を映し出します。

 

作品の魅力

  1. 象徴性の深さ

    青い壺は「美の追求」と「所有欲」の象徴として機能し、登場人物たちの心理を引き出す触媒となります。手にした者には虚無感が残り、存在そのものに価値を見出す者には真の美が輝くという対比が、物質主義への批判を内包しています。

  2. 人間心理の繊密な描写

    壺を巡る人々の感情が多角的に描かれます。例えば「所有することで満たされる幻想」と「手放すことで得られる解放感」の葛藤は、現代の消費社会にも通じる普遍性を持ちます。

  3. 連作形式の巧みさ

    独立した13のエピソードが時空を超えて繋がる構成は、壺の持つ超越的な美しさを際立たせます。方言を交えた会話や細かな生活描写が、各キャラクターのリアリティを高めています。

  4. 現代的なテーマ性

    半世紀前に書かれた作品ながら、SNS時代の「所有と承認欲求」を先取りする洞察が光ります。NHKでも現代人の心の拠り所として再評価され、没後40年を経て新たな読者を獲得しています。

 

 なぜ今人気なの? 

 

小説家・原田ひ香の帯推薦コメント「こんな小説を書くのが私の夢」が2023年に話題を呼び、50代以上の読書層を起点に拡散。2024年11月のNHK『おはよう日本』9分特集が契機となり、テレビ世代を含む新規読者を獲得した。

 

 

原田ひ香さんの影響力、すごいな!!

 

 図書館の予約状況 2025/04/17現在

 




 

 

 

原田さんの本も224人待ち!!

私の予約リストの中で暫定1位は

川上未映子『黄色い家』

だったのだけど、青い壺がダントツ1位に!


黄色い家に青い壺…カラフル笑




 

 

 

佐和子ちがい 

 

ところで、「有吉佐和子」と「阿川佐和子」が脳内でごっちゃになっていたのだけど、有吉佐和子は

『華岡青洲の妻』『恍惚の人』の著者ね。

昔読んだけど、あんまり記憶がない💧

 

 

 

 

檀ふみさんとニコイチで出ているのが「阿川佐和子」ね。阿川さんの本もすきラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

私の場合、読みたい本があったら、とりあえず図書館で検索。図書館になかったり、待ちが多すぎる場合、どうしてもすぐ読みたい本なら買う、他に読みたい本もたくさんあるし、待てるなら気長に待つ。小説は基本的に待つことが多い。

 

『青い壺』初版は 昭和52年(1977年)!

もう50年近くたってるんだから(←同年代ラブラブ

あと数年待つぐらいどうってことないでしょ笑

 

600人待ちの順番がまわってきたら、お知らせします。いつになることやら💦