住宅価格の基礎知識…その他工事(設計・確認申請)
9月9日(水)
今日は、≪設計費・建築確認申請関連費≫について。
工事?とは、呼びにくいですが、≪本体工事≫以外の分類で。
そもそも、住宅を建築するのに≪設計費・建築確認申請関連費≫は
付きもの。 でも、別途費用としてお見積り?
この辺も住宅会社の自由(勝手)です。
そして、≪設計・建築確認申請関連費も一式≫が多い。
≪設計・建築確認申請一式 20万円・30万円・40万円…≫
設計について
目的は、
・建築確認申請に必要な設計図書であるから
・実際に建築する際に、必要な設計図面であるから
・契約に必要な書類だから
※姉歯一級建築士の大事件があり、建築基準法が改正され
『確認申請図書が厳密になり、申請書類が大幅に大変になった』
の声… 本当に?
一般の木造住宅については、そんなことはありません。
改正前とたいして変更ありません。
申請後の≪変更≫の取扱が、厳格になった程度です。
社内の建築士が設計する場合と設計事務所に外注する場合が。
一般的には建築事務所への外注が多いようです。
拘りの住宅、特殊な住宅は別にして
通常は、各社とも≪3LDK・4LDK…≫、延床≪30~50坪≫の
何種類かの企画プランがあります。
※そうでなければ、
≪本体価格○○円≫あるいは≪坪○○円≫の根拠がありません。
そして
例えば≪4LDK・40坪≫のプランに決定となれば、
後はお客様の要望をj取り入れながら、敷地に合わせて配置し
間取り・仕様を検討します。
今では、パソコンでデザインソフトを使ってサクサクできます。
≪間取り図≫・≪パース(外観イメージ)≫は、お客様と一緒に
どんどん変更修正していきます。
屋根の形状を変えたり、採光・照明をイメージしたり、
外構・駐車場・ガーデニング、
そして家具・カーテン・インテリアを配置したり…自由自在です。
更に、ウォークインスルーで実際に住宅の内部を歩き回ったり、と。
※パソコン操作が苦手でなければ、是非ご自身でソフトを購入してみては
若干横道へ逸れていきましたので、軌道修正。
配置・間取り・仕様等詳細が確定したら、
建築確認申請のための図書、施工するための図面が必要です。
ここからが費用のかかる部分で、設計士の専門分野です。
でも、一般に企画プランがベースになっていますので
さほど時間も費用も掛からないのですが?
(内緒ですが、知合いに建築設計事務所の方がいたらそっと外注費を…)
次に、≪建築確認申請関連費≫について
建築確認申請は、本来 建築主が行うものです。
つまり、お施主様である≪あなた≫が。
通常はそれを代行して、住宅会社≪建築設計事務所≫が行います。
本来、設計と確認申請は一括で処理されます。
≪建築確認申請関連費≫を分けるのは適切ではありませんが、
分りやすくするため、ここでは便宜的に表現しています。
費用の分類としては
①設計・建築確認申請費
②申請手数料(都道府県証紙代:申請・中間検査・完了検査)
③完了(中間)検査立会い費
…程度でしょう。
これらを一括で建築設計事務所へ外注。
そして、あなたへは≪一式○○円≫です。
※建築確認申請のミニ知識(山梨県のケース)
①特定行政庁(建築確認申請を受理するところ)は、3ヶ所
・甲府市
・富士吉田市
・山梨県
つまり、建築する場所が甲府市であれば甲府市
富士吉田市であれば富士吉田市
それ以外は、山梨県
②中間検査は甲府市のみ実施
つまり、通常の新築住宅の場合は≪甲府市≫以外は
中間検査がありません。
③申請手数料(床面積100~200㎡) ※山梨県証紙代にて
・申請 19,000円
・中間検査 24,000円(甲府市のみ)
・完了検査 25,000円
甲府市合計: 68,000円
甲府市以外合計: 44,000円
つまり、甲府市の場合は、中間検査がありますので、
手数料・中間検査立会い費も余計に掛かります。
でも、本当は多少費用が増えても≪構造の検査≫をするので
≪中間検査≫があった方が良いのですが。
上記は、一般の住宅会社が建築設計事務所に外注した場合です。
設計士に≪拘りの住宅≫を依頼したり、
設計の他に≪施工管理≫を設計士(設計事務所)に依頼した場合は
相応の費用は、必要になります。
結局、あなたの住宅も一式○○円では?
その詳細内訳は?
では、また…
住宅価格の基礎知識…その他工事(仮設工事)
9月7日(月)
フジサンケイクラッシック
≪石川遼選手 見事にぶっちぎり優勝≫
間近で見て、やはりオーラがあります。
強さを感じました。おめでとう。
また、来年が楽しみです。
本題
住宅価格の基礎知識…その他工事(付帯工事)その②
今日は、≪仮設工事≫について
仮設工事は、工事をする上で施工時に必要ですが、
完成時には撤去される工事です。
型枠工事とか養生工事等も完成時には、撤去される工事ですが、
一般的に
・≪架設足場・シート≫
・≪仮説水道≫
・≪仮設電気≫
・≪仮設トイレ≫
・≪工事看板≫
でしょう。
※住宅会社によって、この辺の分類も若干異なります。
この中でウエートが高いのは、≪架設足場・シート≫工事です。
普通に考えれば、
≪足場・シート≫工事以外の費用は、それ程掛かるものではありません。
何せ、≪仮設≫です。
そして、≪仮設工事も一式≫が多のでは?
弊社は、≪仮設工事一式 20万円・30万円・40万円…≫です。
で、その内容は?
あなたは
『工事をする上で必要なのだから…』
『完成後は、なくなるものだし…』
『仮設工事の個々の内容も分らないし…』
結局は、住宅会社にお任せ、では?
そうは言っても、基本的な疑問が?
そもそも仮設工事は、≪本体工事≫と別なのか?
≪本体工事≫をする上で、必要な工事なのに?
≪本体工事≫に含めても、≪その他工事≫に含めても。
それは、住宅会社の自由です。
前にもお話しましたが、
≪坪単価≫
本体価格1,050万円、延床面積35坪の場合
1,050万円÷35坪=坪30万円
で、架設工事一式が35万円であれば、
1,085万円÷35坪=坪31万円…です。
住宅会社の表示は、自由に決められています。
当然です。
≪建築請負契約≫の上で、全て合法です。
民法上の≪契約の自由≫であり、
全て≪契約の当事者≫つまり≪あなたと住宅会社≫の合意事項です。
見積書の内容をよくご覧いただきたい。
中には、≪本体工事≫に含めているケースもあります。
また、≪仮設工事≫の詳細も表示されているケースもあります。
住宅の価格が不明瞭なのは、
この≪仮設工事≫にもあります。
但し、契約時に、あなたが納得すれば…全てOK
あなたの判断次第です。
結局は
≪本体価格≫・≪坪単価≫の表示だけで
判断できないのは、当然ですネ。
では、また…
住宅価格の基礎知識…その他工事(外部給排水)
9月4日(金)
フジサンケイクラッシック 石川遼選手は2アンダーの好発進。
今日は予選2日目、年に1度のツアー観戦に行ってきます。
何せ、自宅からトーナメント会場まで10分もかかりません。
では、本題
今日は、いよいよ『その他工事(付帯工事)』です。
『本体価格』及び『変更・オプション』以外です。
一度にお話しできないので、何回かに分けて進めていきます。
(その①)です。
『本体価格』に含まれる工事は、各社が決めること。
ですから、その他工事は当然、各社によって異なります。
もっともオーソドックスな工事。
『外部給排水工事』について
これはどう見ても、『本体価格』に含めるわけにはいきません。
浄化槽の埋設でなく、下水道地域としましょう。
敷地・前面道路・間取り(水廻り)…等で工事費用は、相当変動します。
なのに、弊社は『外部給排水工事は一式60万円・80万円・100万円…』
です。
こんな見積書を見た方も多いのでは。
例えば、宅地造成地ではなく、
敷地内に上水道・下水道の取出しがない場合。
前面道路にある上水道・下水道の本管に、
敷地内に設置する枡から、つなぎ込まなくてはなりません。
この場合、舗装道路の切取り・掘削・本管つなぎ込み・埋め戻し・舗装復旧等
相応の工事費が掛かります。
当然費用は、前面道路の幅員にも、本管の位置・深さにも、
更に敷地内の住宅の配置にも大きく影響します。
敷地内に上下水道の取り出しがないので、『一式100万円』です。
実質、この価格が比較的に安い場合もあれば、とんでもなく高い場合も。
詳細内容は? 確認しない方が多いのでは?
『言われてみれば、その位は掛かるのかなあ…』
『工事の内容が良く分らないから、聞いてもしょうがない…』
『住宅本体の変更・オプションでアップアップで、後はお任せ…』
『見えなくなる部分なので、特に関心はありません…』
※本当は、≪見えなくなる部分≫が重要です。
例えば≪基礎≫・≪柱・梁≫・≪断熱≫…そして≪配管≫等々
では、敷地内に上下水道の取出しがあった場合。
この場合は、一般的にそれ程の費用はかかりません。
内部の給排水の配管を建物外部に設置した枡につなぎ、
配管を埋設し、取出し口につなぎ込むだけです。
でも、『弊社の外部給排水工事は、一律一式60万円』です。
そうですか?
『配管の距離、枡の箇所数他で、費用は違うのでは?』
至極当然な疑問では。
決して同じ条件の住宅はありません。でも『一式○○円…』です。
住宅会社は、水道工事の専門業者に外注しています。
一体どの位で発注しているのでしょう?…
『外部給排水工事』が一式ではなく、
詳細明細を付けている住宅会社は(価格はともかく)
それなりに信頼性が高いのでは。
では、また…